長妻怜央
「全力であること」それこそが彼の最高の美学―
自由奔放な大きい子犬。そんな風に誰もが感じるのは、きっと“人懐っこさ”と彼の中に同居する“あるがままの自分に従う素直さ”故だろう。鋭く無邪気な嗅覚で自分自身の想いをくみ取り、それ以外の雑念には構わない。その姿は気持ちいいほどに野性的で効率的。だからこそ、あるがままの彼の笑顔に私たちは安心し心洗われる(そう、それはもはや神の前での禊のような…)。そんな漢字の多い比喩はさておき、今回も長妻さんにいろんな質問をお聞きしました!

舞台『DEAR BOYS』と長妻怜央
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中止となってしまった舞台『DEAR BOYS』。しかし、作品に携わった期間は彼の心にしっかりと“学び”を残していました。
長妻さんの思うバスケットボールの魅力って?
シュートを決めた時の爽快感ももちろんですが、一番の魅力はやっぱりチームプレー。チームで団結しないと点は取れないですし、一人では絶対に勝てない。誰かが辛かったらカバーし合い、例え敵チームの選手に抜かれたとしても、「後ろにはチームメイトがいる」という安心感を感じながらプレーができる。コートが狭く全員に役割がまわってくるバスケットボールだからこそ、チームメイトに任せるべき場所を託し、それぞれが持ち場を全うすることでチーム力をより感じられる。それがバスケットボールの魅力だと思います。そうやって一緒にバスケットボールをすると仲良くもなれますしね。

舞台『DEAR BOYS』で感じたこと
ダンスで最高に盛り上がるシーンがあるんですが、その稽古の時に「“全力”でやればフリが間違っちゃったとしても、芝居が上手くいってなかったとしても“アグレッシブな想い”は届くんだ」と思いました。ダンスが上手くなるのも、芝居が上手くなるのも限界があるじゃないですか。すぐには絶対に上手くならない。そう考えた時、僕にできることって「セーブしないこと」だと思ったんですよね。人に何かを伝える以上「手を抜かないこと」が一番なんだと学ぶことができました。

長妻怜央の #おうち時間
#睡眠
休みの日はずっと寝てます。ご飯をちょろっとつまんでまたすぐ寝ちゃう(笑)。でもそんな風に寝ていると次の日の夜寝れなくなっちゃうんですよ。僕、夜眠れなくなるのが嫌いで…(笑)。そんな時は一人で散歩に行きます。地元の夜は誰もいなくて星が綺麗なんです。あ!星といえば僕の部屋、壁紙が青空で天井が星なんですけど、電気を消すと星が光るんですよ。部屋の中でも外にいるみたいな(笑)。そこで毎日ぐっすり寝ています。
#おすすめの過ごし方
#お絵描き
いろんなことに挑戦するとか…?細かい絵を描くのもおすすめです。僕からこの記事を読んでいる皆さんへのお題は『動物』で!僕、動物を描くのが好きなんですよ。実は絵って、画用紙にライオンや犬だけを描くほうがバランスを考えないといけないので難しかったりするんです。そういう時は画用紙の余白部分に骨やボール、犬小屋などを敷き詰めて描いてみると意外と良い作品になるんですよ。例えばライオンの絵を描いて、その周りを骨の絵で全部敷き詰めた後に色をつけ足していくだけで派手ですごい作品が出来るんです。たくさん時間がある今だからこそ、ぜひチャレンジしてみてください!

#おすすめの漫画
#Dr. STONE
『Dr. STONE』は勉強になる漫画!物語の舞台は全人類が石化した世界の3700年後。めちゃめちゃ科学オタクの主人公だけが何故か目覚めるところから物語が始まります。まず、なぜ自分だけ目覚めたのかを検証して、どんどんと科学の力を使って他の人間を石化から解放していく話。科学の話がたくさん入っていて、楽しく読みながらもすごい勉強になるんです。おすすめです。
<作品情報>
『Dr. STONE』/ 原作:稲垣理一郎・絵:Boichi
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中
#最近観た映画
#センセイ君主
ネタに振っている部分は面白いし、キュンキュンする部分もあって僕は好きな映画でした。主人公のあゆは(浜辺美波)の弘光(竹内涼真)に対する諦めない姿勢を観て、「頑張ろう」と前を向けるような映画です。ただあゆはは途中で先生のことを思って諦めるんです…。それは僕にはできないな…。僕は好きになったら死ぬまで好きなので、好きな人のために諦めることは出来ません(笑)!
<作品情報>
『センセイ君主』(2018年)/ 監督:月川翔・原作:幸田もも子・脚本:吉田恵里香

#好きな異性の部屋着
#スウェット
シンプルにスウェットかな。ふわふわした部屋着よりはスウェットくらいカジュアルな方が好きですね。
#理想のおうちデート
#2人でゴロゴロ
2人でゴロゴロしながら映画を観たり、音楽を聴いたりして過ごしたいな~。何も考えずに一緒に一日中ゴロゴロできたらそれだけで幸せです。

長妻怜央
ながつま れお
1998年6月5日生まれ。
生まれ持った慧眼で選別した“自分に必要な物”を存分に吸収し蓄積されたエッセンスで光量を増し続ける21歳。
※Item Credit
Jacket:オリエンス ジャーナル スタンダード /¥18,000
Pants:オリエンス ジャーナル スタンダード /¥9,800
Pendant:ナンバリング/¥15,000
全てオリエンス ジャーナル スタンダード シブヤ
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
スタイリスト:カワセ 136
ヘアメイク:金田紗世子(MAKE ON)
ディレクション:町山博彦・半澤暁
インタビュー・記事:満斗りょう