駒木根葵汰×新原泰佑
駒木根さんは寝顔が超かわいい
スーパー戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日)で注目を集め、ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日)など話題作への出演が続く駒木根葵汰さんと、「アオハライド」(WOWOW)や舞台「インヘリタンス—継承」などに出演し、着実に役者としてのキャリアを積んでいる新原泰佑さんが登場。ドラマ「25時、赤坂で」(テレ東)が初共演となるお二人に、普段の関係性や、作品タイトルにちなんだ質問などをお聞きしました。
©「25時、⾚坂で」製作委員会
羽山と白崎は距離を縮めるために疑似恋愛をしますが、お二人が距離を縮めるためにしたことはありますか?
駒木根:ケンカですね。
新原:しょっちゅうケンカしてます。
駒木根:いや、ケンカといっても空気が悪くなるようなケンカじゃなくて、ボケとツッコミの構築というか。そういうことを、ちょっと早い段階からしていました。
例えば?
新原:ケンカというか討論会なんですけど、キノコについてとか。
駒木根:出た(笑)!
新原:というか、菌についてですね。キノコって菌類じゃないですか。これは言っていいのかわからないんですけど……駒木根さんがあんまりキノコが得意じゃなくて口にしないっていう。
駒木根:全然言って大丈夫ですよ(笑)。
新原: でも、僕はキノコが大好きなんですよ。だから駒木根さんにキノコのよさを伝えようとしたら、「えっ、だって、菌を食ってるんだよ」と言われて。それを聞いて、あれっ、おかしいなと思って、「ちなみに納豆は好き?」と聞いたら「好き」って言うんですよ。
駒木根:納豆大好き!
新原:ヨーグルトは?
駒木根:大好き!
新原:僕は納得がいかなくて、「納豆もヨーグルトも菌だよ!」って言い返したんです。そうしたら、「でも、毒のあるキノコもあるんだよ」って。
駒木根:毒キノコもあるから危ないよという話をしたんですよ。だって、新原くんがキノコが大好きすぎて、もしかしたら山のなかで毒キノコを食べてしまう可能性もあるじゃないですか。それを回避するためにも、日頃からキノコに対してある程度の距離を保っておかないと。僕はそういう思いで言っているんですけど、ずっと反論してくるんですよ。
新原:まぁでも、それ以上何も言い返せなかったので、駒木根さんの勝ちということで(笑)。
駒木根:こういう他愛のない話を、しょっちゅうしています(笑)。
ボケとツッコミの役割分担は、決まっているのですか?
駒木根:基本的に新原くんがボケてますね。でも、ボケなのかわからないボケが多い(笑)。
新原:いやいや!菌に関する駒木根さんの発言は、ボケですよね?
駒木根:いや、マジだよ。マジマジマジ!
新原:……いつもこんな感じなので、どっちがどっちというのは決まってないと思います。
駒木根:たぶん、お互いに自分がツッコミだと思っているんですよ(笑)。
新原:僕はあんまり、自分がツッコんでるつもりはないけど。
駒木根:あっ、だからか!新原くんとしゃべっていると、たまに“ん?あれ?”ってなるのは(笑)。
新原:僕は基本的におしゃべりなほうなので、常にしゃべっているんですけど。駒木根さんは周りを巻き込むのが得意で、いつの間にかみんなでおしゃべりしているんですよ。それは僕にはできないことなので、すごく助かっています。でも、仕事モードに切り替えないといけないときは、「よし、やろう!」と引き締めてくれるんです……って、マジメなトーンに戻してみました(笑)。
ありがとうございます(笑)。初対面のときとくらべて、二人の関係に変化はありますか?
©「25時、⾚坂で」製作委員会
駒木根:二人で話すことに関しては、だんだんとズレが生じてきてますね。
新原:そうですね。たぶん、いい意味でお互いに気を遣わなくなってきたんでしょうね。だから、それぞれの自我が豊富に出てきてすれ違いが生じる、みたいな。
駒木根:そうね。
新原:でも別に、それがイヤではないんですよ。
駒木根:そうそう!心地いい感じで。気軽にスルーしても許されるという(笑)。
至近距離での撮影も多いと思いますが、自分しか知らない相手の美のポイントなどがあれば。
駒木根:でも、近すぎて顔の全部は見えないんですよね。だから、僕は基本的に新原くんの左目を見たり右目を見たり、耳を見たりして、目線を合わせていたりするんですけど。すっごくキレイな目をしているなと思います。
新原:えっ、僕の目、キレイですか!?
駒木根:キレイ。
新原:うれしい!!駒木根さんはね、寝顔が超かわいいです。
駒木根:グフッ。自分の寝顔なんて知らないから。
新原:だから、僕しか知らない部分ですよね?いつも完ペキに演技をこなし、現場ではすごく気配りのできる駒木根さんが、しゃべらなければ目も開けないし、無防備で隙だらけなわけですよ。そのギャップにすごくキュンとしますね。“あっ、この人、こういう顔するんだ”っていう。
駒木根:あははは!
新原:白崎が、羽山の寝顔を見て「子どもみたい」と言うシーンがあるんですけど。僕自身も駒木根さんの寝顔を見て、ホントにその通りだなって思います。子どもみたいな寝顔なんですよ。
駒木根:でも、僕自身の寝顔はスゴいですよ。寝ているとき、目を開けてるらしいんですよ。
では、羽山として寝ているときは、演技で目を閉じている?
駒木根:そうですそうです!口角のあたりに力を入れて、気持ちやさしく……子どもっぽくというか、微笑んでいるように見えるようにというのは、一応心がけてやっています。あいにく自分の顔は見えないので、ちゃんとできているかはわからないですけど、新原くんがかわいいと言ってくれたのでホッとしました(笑)。
タイトルにちなみまして……お二人がプライベートで待ち合わせるなら、何時にどこがいいですか?
駒木根:あー、8時に新大久保ですね。
新原:えっ、朝!?
駒木根:いやいやいや!20時だよ。
新原:ビックリしたー!撮影のスケジュールの話をしてるのかと思った。
駒木根:違うよ!それだったら645(6時45分)とかにするでしょ。
新原:まぁ、そうだね。530(5時30分)とかやね。でも、なんで新大久保?
駒木根:いや、前にね……。
新原:やっぱり!だろうなと思ったよ。
駒木根:新原くんが、いきなり「サムギョプサル食べたい!」と言い出して。そんなことを言われたら、こっちも食べたくなってくるじゃないですか。
新原:フフッ。
駒木根:そしたら、そばにいたプロデューサーさんが「この間、おいしい韓国料理を食べにいったよ」って。
新原:そうそう!
駒木根:そのときの写真を見せてもらったら、これはもう絶対に行かないと気がすまない! ということになり。
新原:二人で、お店の場所をマップにピン留めしています(笑)。
駒木根:“行きたいところリスト”に入ってます。
新原:撮影中、カメラチェンジのときに“サムギョプサル食べたい!”って、パッと思っちゃったんですよ。白崎と同じく、動物的なんでしょうね。本能のままに生きています(笑)。
新原さんは、何時にどこで待ち合わせがいいですか?
新原:でも、そう言われたら、僕も同じですね。
駒木根:(食い気味に)ダメ!
新原:えっ?
駒木根:ダメ!これは僕の!サムギョプサルは僕のものだから。
新原:なにぃ~!そうしたら……あっ、僕、駒木根さんとドライブとかしたら楽しそうだなって、最近思っていて。
駒木根:ちなみに、免許持ってる?
新原:僕は持ってないよ。
駒木根:ふざけんなよ! (笑)
新原:えっ、運転してもらう前提でした。だから、昼の12時にウチに来てもらって~。
駒木根:はぁ~!?聞きました?一番たちが悪いですよね。免許持ってないのに「ドライブに行きたい」って。(笑)
新原:しかも、ウチまで迎えにきてもらいたいな~って(笑)。
(笑)。ちなみに、ドライブならどこへ行きたいですか?
新原:僕は海の見えるところが好きなので、駒木根さんおすすめの、海の見えるスポットへ連れていってほしいです。
駒木根:全部、他力本願じゃん!
新原:うん(笑)。
駒木根:マジで、置いて帰るよ。
新原:どこに?
駒木根:日本海かな。
新原:えっ、逆にそんなに遠くまで行ってくれるの?ありがとう!
駒木根:できるだけ大変な思いをしながら、自力で帰ってきてほしいからね(笑)。
新原:わははは!
ちなみにお互いの呼び方は、いまだに「駒木根さん」「新原くん」なのですか?
駒木根:いや、撮影現場では「葵汰くん」と呼ばれています。
新原:僕は全力で打ち解けようとがんばって、下の名前で呼んでいるんですけど、駒木根さんは一生「新原くん」と呼んでくるんですよ。
駒木根:いや、違うんだよ!最初に「新原くん」って呼んじゃったから、変えるタイミングが難しくて。それに、白崎と新原くんのキャラクターがわりと近いので、たまにどっちがどっちかわからなくなるんですよ。
新原:いや、僕も頑張って「葵汰くん」に変えたんですよ!
駒木根:だって、駒木根と羽山(のキャラクター)は全然違うじゃん。
新原:いやいやいや!白崎と新原だって全然違うよ!
駒木根:いや、似てるよ!
新原:似てないです!なんなら僕より歳上なんだから、フツーに「泰佑」って呼んでくれてもいいのに。そしたら僕も「葵汰」って呼ぶのに、ずっと「新原くん」のままだから。こういう取材のときとかは、あえて「駒木根さん」と呼んでいるんです!
駒木根:……えっとぉ~、いったん休憩入れましょうか(笑)。
新原:すみません。ちょっとアツくなっちゃいました(笑)。
お話の時には新原さんが言ったことを、駒木根さんがそっと優しくこちらに伝えてくれるのがとても印象的でした。新原さんも周りをぱっと明るくする可愛らしい力があって駒木根さんがそれに引っ張られて盛り上がる展開が何度もありました。現場でのお互いの支え方が思い浮かぶくらい息ぴったりのお二人でした。作品のことについてお話をしてくださるときはお互いとっても真剣で熱く語っている中で役に対しても作品に対しても同じ熱量で真っ直ぐ真剣に向き合ってきたのが伝わってきました。駒木根さんは約1年ぶり、新原さんは初出演ありがとうございました!これからも周りに気遣いを自然とする優しさを持つ駒木根さんと可愛らしさの中に自分というものをしっかり持たれている新原さんの活躍を応援しております!
駒木根葵汰
こまぎね きいた
2000年1月30日生まれ。
過去の出演作に、朝日放送テレビ『あなたの恋人、強奪します。』(‘24)、テレビ朝日『松本清張ドラマスペシャル 第一夜「顔」』(‘24)、今回のテレビ東京『25時、赤坂で』などがある。
新原泰佑
にいはら たいすけ
2000年10月7日生まれ。
過去の出演作に、WOWOW『アオハライド』 (‘23)、テレビ東京『なれの果ての僕ら』(‘23)、フジテレビ『グランマの憂鬱』(‘23)、 今回のテレビ東京『25時、赤坂で』などがある。
©「25時、⾚坂で」製作委員会
【タイトル】 ⽊ドラ 24「25時、⾚坂で」
【放送局/放送⽇時】 テレビ東京 テレビ⼤阪 テレビ愛知 テレビせとうち テレビ北海道 TVQ 九州放送/2024 年 4 ⽉ 18 ⽇スタート 毎週⽊曜深夜 24 時 30 分〜25 時 00 分
BSテレ東、BSテレ東4K/2024 年 4 ⽉ 23 ⽇スタート 毎週⽕曜深夜 24 時 00 分〜24 時 30 分
【配信】 広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer)にて⾒逃し配信
▶テレ東HP︓https://video.tv-tokyo.co.jp/
▶TVer︓https://tver.jp/
各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第⼀話から最新話まで独占⾒放題配信
▶U-NEXT︓https://t.unext.jp/r/tv-tokyo_pr
GagaOOLala にて⾒放題配信 ※⽇本を除く全世界で独占配信
▶https://www.gagaoolala.com/en/home
GagaOOLala は、アジア初のグローバル規模の LGBTQ 及び BL 専⾨メディアで、オリジナル作品のほか、世界中から集まる 1,300 以上のタイトルを取り揃えており、249 以上の国や地域に届けています。
【出演】 駒⽊根葵汰 新原泰佑
宇佐卓真 南雲奨⾺ 福津健創 今川宇宙 篠原悠伸/橋本淳 ⽚⼭萌美
【原作】 夏野寛⼦『25時、⾚坂で』(祥伝社 on BLUE COMICS)
【監督】 堀江貴⼤ 川崎僚
【脚本】 ⻘塚美穂 阿相クミコ
【主題歌】 鯨⽊「赫赫」(ポニーキャニオン)
【エンディングテーマ】 Mel「東京ナイトロンリー」(HPI Records)
【プロデューサー】 江川智(テレビ東京) 千葉貴也(テレビ東京) ⽊村綾乃(The icon) 古林都⼦(The icon)
【特別協⼒】 GagaOOLala
【制作】 テレビ東京 / The icon
【製作著作】 「25時、⾚坂で」製作委員会
※Team Credit
駒木根さん
スタイリスト: 千葉良(AVGVST)
ヘアメイク: 吉村健
新原さん
スタイリスト:秋山貴紀
ヘアメイク:岩村尚人 (SPIELEN)
カメラマン:鈴木寿教
インタビュー:林桃
記事:林桃/有松駿