田中洸希(SUPER★DRAGON)×多和田任益
洸希くんの寝顔を誰よりも見たと思います
俳優として着実にキャリアを積む一方で、進化系ミクスチャーユニット「SUPER★DRAGON」のメンバーとしても活躍中の田中洸希さんと、役者として数多の作品に出演するほか、ダンスエンターテインメント集団「梅棒」のメンバーとしても活動する多和田任益さん。ドラマ『シュガードッグライフ』が初共演となったお二人に、仲が深まったきっかけや、撮影期間中に発見したお互いの新たな一面などをお聞きしました。
撮影を通じてお二人の仲も深まったかと思いますが、距離が縮まったきっかけなどはありますか?
田中:“これがきっかけ”ということがあったわけではなくて、撮影していくにつれて、という感じですかね。
多和田:そうですね。日々、関わっていくなかで。
田中:ほぼ毎日一緒に撮影してました。
多和田:うん、キッチキチだった。
田中:撮影が終わって別れるときのあいさつが「お疲れさまでしたー!」じゃなくて「また後で!」なんですよ。
多和田:そう。夜遅く終わって、次の日の集合が早朝、みたいなときもあったので。
しかも撮影期間中は、田中さんがSUPER★DRAGONのライブツアー、多和田さんは舞台の本番があったりして。
田中:そうなんですよ!
多和田:いや~、正直、大変でした。が!だからこそ、現場に「がんばって撮りきるぞ!」みたいな集中力が生まれたので、よかったのかなと思います。
田中:たしかに。
多和田:あと、個人的には、撮影の合間に洸希くんとラーメンを食べにいった……。
田中:あー!
多和田:それが、けっこう大きかったかもしれないと思って。わりと撮影序盤だったんですけど。
田中:そうですね。
多和田:ちょっと空き時間ができて、ネット検索したら、「近くにラーメン屋さんがある!」ってなって。
田中:そうそう!
多和田:僕が二郎系ラーメンを食べたことがなかったので、洸希くんにいつか連れていってねと言っていたんですよ。だから、これは行くしかない!って、ロケバスの運転手さんにお願いしてお店まで送っていただいて。
田中:なつかしいなー。
そのときは、どんなお話をされたのですか?
多和田:洸希くんが、二郎系のルールをめっちゃ教えてくれました。トッピングとか、「(お店の方に)聞かれるまでに、決めておいてくださいね」と言われたので、「あっ、あぁ……はい!」みたいな(笑)。
田中:あのときは、本当にラーメンの話しかしなかったですね(笑)。
多和田さんは、初二郎系はいかがでしたか?
多和田:いや~、スゴかったですね。でも、みなさんがハマる理由がちょっとわかりました。たぶん、“次はじゃあ、もうちょっとスープを濃いめにしよう”とか“脂マシマシにしてみよう”とかってなるんだろうなと思いましたし。何より僕、以前は黒烏龍茶のよさがよくわからなかったんですけど。
田中:わははは!
多和田:黒烏龍茶はここだ!と思いました。
田中:そうです。二郎系は、黒烏龍茶必須なんです。
多和田:洸希くんが(黒烏龍茶を)頼んでいたから、僕も頼んだんですよ。そうしたら、たしかにこれは必須だわと思って。黒烏龍茶の重要性を教えていただきました。
田中:大事です!
多和田:でも、まだ撮影が始まったばかりのタイミングで、洸希くんが好きなものを一緒に食べられたことが、僕個人としても天沢としても、すごくうれしかったですね。
撮影期間中に知った、お互いのかわいらしい一面があれば教えてください。
多和田:僕は、洸希くんが寝ている姿を見ながら、マジでかわいいなと思ってましたよ。
田中:あははは!
多和田:僕、洸希くんの寝顔をいっぱい撮影したんですよ。許可をもらって、すでに1枚はXにアップしたんですけど、ほかにもいろんなパターンがあって。
田中:イヤだ~。
多和田:家のなかのシーンを撮っているときって、ちょっとした隙間時間があると、狭い廊下にみんなで座って待っているんですけど。洸希くんが「眠~い」と言うので、ハンディファンの風を当ててあげたら、座った状態のまま寝ちゃって。
田中:えー!?
多和田:みんなで「赤ちゃんじゃん!」って(笑)。
田中:記憶ないよー(笑)。
多和田:なんか静かだなーと思って、パッと見ると寝てる、みたいなことがけっこうありましたね。
田中:がー!もぉ~!(頭を抱える)
多和田:ガチで寝ているときもあれば……あの~、赤ちゃんが寝ている映像が流れるときにかかるようなBGM、わかります?オルゴール音の。ああいうのが似合いそうな寝方をしているときもあれば、船を漕いでいるみたいなときもあったし。
田中:いや、それは!寝たらいけないと思って、小刻みに動いていたんですよ。動いていれば寝ないから(笑)。
多和田:そうだよね。
田中:自分たち(SUPER★DRAGON)の曲を脳内で再生して、そのリズムに乗っていたんです。
多和田:あっ、そうなんだ?
田中:そうしたら、たぶんそのまま寝ちゃったんですね……。
田中さんなりにがんばっていたのですね。
多和田:昼食を食べ終わった後とか、洸希くんは大きく寝転がって休憩するタイプなんですけど。ある日、その姿勢で台本を読んでいるときがあって。僕がトイレに行って帰ってきたら、もう寝とる!みたいなこともありました(笑)。
田中:わはは!
多和田:でも、本番前にセリフを確認したいと言っていたから、起こすべきなのかな? いや、でも、疲れているんだろうから、このままにしてあげたほうがいいのかな? って迷った挙げ句、そっとしておいたりとか。
田中:僕、ダメだ、もう……。
多和田:いや、いいんだよ。休憩時間なんだから。というわけで、撮影中、僕は洸希くんの寝顔を誰よりも見たと思います。それは、僕だけの特権でしたね(笑)。
逆に、田中さんから見て多和田さんのかわいいところは?
田中:かわいいところ……でも、僕からすると頼りがいのあるお兄さん的存在なので、かわいいというよりはカッコいいなーという印象なんですけど。
多和田:フフッ。
田中:強いて言うなら、ごはんを食べてもぐもぐしているときですかね。そのときの顔がかわいいです。
多和田:あははは!
田中:あっ!あとね、あれだ!第1話の天沢さんの初登場シーンで、懐中電灯を持っている顔がかわいいなと思ったんですよ。めっちゃ(顔が)幼くなかったですか?
多和田:思った!オンエアを見たとき、自分でも“おっさな!”って。(天沢が持っている)ライトをこう下げたときじゃない?
田中:そうそうそう!
多和田:あれっ、僕、30歳だよね?と思ったもん。
田中:わはは!だから、(原作本の表紙の天沢を見ながら)こんなにシャキーンとした顔をしているのに、急にワンコ出てきた!と思って(笑)。そのギャップにビックリしました。
多和田:きっと天沢と唯純は、大型犬と小型犬というイメージで描かれていると思うから。
田中:あー、わかるー!
多和田:そう感じてもらえたなら、よかった。
インタビューでも終始お兄さん的存在の多和田さんとその存在にすごい安心感を持ち無垢にいてくださる田中さん。多和田さんの聞き上手な合いの手やトーク力に、田中さんも作品でのエピソードや秘話を思わずこぼしてしまうような会話とテンポ感で、周囲も常に笑顔と笑いで溢れる空間とお時間となりました。お二人のそれぞれしか知らない魅力ではお二人だからこそ見られた一面を伺うことができ、あたかもその場にいたかのように丁寧に話してくださるお二人、息の合った話と笑いのツボがなんだか似ているようでとても楽しいインタビューとなりした。
役者業に加えアイドルや舞台など、それぞれの別のステージでもご活躍をされているお二人をこれからも応援しております!
お二人とも、出演ありがとうございました!
田中洸希
たなか こうき
2003年2月27日生まれ。
EBiDANの9人組進化系ミクスチャーユニット
SUPER★DRAGONのメンバー
最近の出演作に、朝日放送テレビ『シュガードッグライフ』(‘24)、関西テレビ『そんな家族なら捨てちゃえば?』(‘24)、BSテレビ東京『蜜と毒』(‘24)、映画では、『明日を綴る写真館』(‘24)、などがある。
多和田任益
たわだ ひでや
1993年11月5日生まれ。
主な出演作に、テレビ朝日『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(’15)、映画では、『ひだまりが聴こえる』(‘17)、 舞台では、『熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン』(’24)、舞台『白蟻」(‘24)、などがある。 ’20からはダンスエンターテインメント集団「梅棒」のメンバーとしても活動中。
©ABCテレビ
ドラマ『シュガードッグライフ』
【放送・配信情報】
ABCテレビ(関西) 毎週日曜 よる11時55分
テレビ朝日(関東) 毎週土曜 深夜2時30分
※ABCテレビでの放送後、TVer・ABEMAで見逃し配信!
※岩手朝日テレビ 毎週木曜深夜0時50分~
鹿児島放送 毎週土曜深夜1時00分~
ほか地域でも放送予定
【オリジナルグッズ情報】
・ABCミッケ
https://shop.asahi.co.jp/category/ABC_SUGARDOGLIFE/
・ゼロジーアクト
https://www.onlinestore-zerogact.com/SHOP/306901/list.html
※お取扱商品や在庫状況につきましては各サイトまでお問合せください。
→詳しくは番組公式HPへ https://www.asahi.co.jp/sugardoglife/goods/
※Item Credit
田中さん
ベスト(codegraphy/アンティローザ 03-6431-9431)
Tシャツ(古着屋RushOut)
多和田さん
ジャケット、カットソー、パンツ(すべてTheory/リンク・セオリー・ジャパン 03-6865-0206)
靴スタイリスト私物
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
インタビュー:林桃
記事:林桃/有松駿