岩瀬洋志
「これから身につけていきたい武器は『賢さ』」
目を奪われるほど強く、美しい眼差しと、二十歳らしい等身大の無邪気さを持つ岩瀬洋志さん。インタビュー後編では、お父さんから言われて守り続けていることや、これから身につけたい「武器」について、ご自身の考えを交えた力強いお話しもたくさんしていただきました!
お芝居の現場でカメラの前に立つことも多いと思いますが、役ではない「まっさら」なご自身の姿をカメラで撮られる感覚はいかがでしたか?
普段は中々ないことなので、新鮮でした。「ナチュラルな岩瀬洋志」というのをみなさんにお届けしたいということはずっと思っていたし、いつか必ず表現しなければいけないことだと思っていたので、心地よく撮影に望むことができました。
「美しすぎる顔面」と話題になることが多いですが、そのことをどう受け止めていますか?
そう言っていただくのはとても嬉しいです。メイクさんやスタイリストさんがかっこよくしてくくださったおかげです。スタッフのみなさんに感謝です。
ご自身で好きなパーツはどこですか?
「目」ですかね。よく「特徴的だね」と言っていただくことが多いので。あとは「肌もきれいだね」とほめていただくことがあるのですが、なるべく朝晩のケアを怠らないようにしています。こだわりというほどではないかもしれませんが、朝は冷水を浴びると、何となく調子がいいような気がします。
お芝居やモデルとして「表現」というアウトプットするために、どんなインプットをされていますか?
「インプット」っていう言葉だけを意識してしまうと、そこにばかり意識がフォーカスしてしまって、あまり良いアウトプットにはつながらないと思うんです。頑なに「これをインプットして、こういうアウトプットをしなきゃ」みたいにするのではなく、もっと物事全体に視野を行き届かせて柔軟にやることだと思います。
そういう柔軟な考え方や物事の捉え方はいつ頃からできていたのでしょうか。
物心ついた時からですね。父親からずっと言われていたので。「これは間違っているのか、合っているのか」の判断基準は自分なんです。誰かに言われたことでも「あの人がこう言っているから」ではなく、それが自分に合っているか合っていないかの判断を自分自身でしていました。
誰かのいいところが見えた時に「それいいな」って思ったら、その部分を自分なりに吸収して取り入れて、いつしかそれが自分のスタイルになっていく。そんな流れがベストだと思っています。
これから身につけたい「武器」はありますか?
人としての賢さを身につけたいなと思います。それをもっと身につけられたら、大人としても人としても成長できるではないかなと思っていますし、これからもその努力はし続けていきたいです。
デビューから1年半で主演を務めるなど、めざましいご活躍ですが、誰かに言われて大切にしている言葉があれば教えて下さい。
これも父親からなのですが「日本人であるからには“謙虚さ”というものを常日頃から心がけておくべきだ」ということをよく言われていました。なので、いつも意識しながらお仕事をしていますし、これからも忘れないようにしていきたいです。
岩瀬 洋志
いわせ ようじ
2004年1月6日生まれ。
記者会見後にお話をお聞きしましたが、それとは少し違う内容も話してくださった岩瀬さん。インタビュー中では周りも聴き入ってしまうようなしっかりとした言葉で真剣に話してくださる岩瀬さんのような場面もあれば、たまに見せる可愛らしい一面と笑顔には破壊力がありました。そして謙虚さという面では大切にされているだけでなく取材中でも終始途切れることなく体現されていて、終了後にもしっかりと頭を下げられてお辞儀をしてくださる岩瀬さん。とても素敵なお人柄でした!
これからも謙虚さと綺麗なビジュアル、そして周りにも可愛がられる人懐っこさでお芝居やモデル業たくさんの場所でのご活躍を応援しております!
初出演ありがとうございました!
最近の出演作に、テレビドラマでは、テレビ朝日『南くんが恋人⁉』(‘24)、BS朝日『タカラのびいどろ』(‘24)、『新空港占拠』(‘24)などがある。そして現在1st 写真集『LYRE』が発売中。
©SASU TEI(RETUNE REP)/講談社
岩瀬洋志 1st 写真集『LYRE』
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:池上豪
スタイリスト:帆苅球
インタビュー:根津香菜子
記事:根津香菜子/有松駿