曽田陵介
僕が思う「イケメンの条件」は、
見た目だけではなく“気づかい”ができる人
TikTokの投稿で人気を集めたことをきっかけにスカウトを受け、俳優デビュー。その後多数の作品に引っ張りだこの曽田陵介さん。7月7日公開の映画『交換ウソ日記』ではクラスのムードメーカー・米田晴人役で出演。ここでは作品の裏話や曽田さんご自身の人となりについて、深堀りしていきます。
<映画『交換ウソ日記』>
累計発行部数65万部を突破した、櫻いいよの同名青春小説を映画化したラブストーリー。教室の机の中の手紙から始まる、不器用な女の子と学校イチのモテ男子とのやり取りを描く。監督は竹村謙太郎。脚本は『PとJK』の吉川菜美。主演は高橋文哉。共演は桜井ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ、板垣瑞生ら。主題歌はKERENMI&あたらよの“ただ好きと言えたら“。
今作ではムードメーカーの米田晴人役でしたが、
ご自身の性格と比べると
共通点などはありますか?
僕は日によってテンションの高い日があったりするのですが、それがマックスな時は米田ぐらいのテンションですね。基本的には米田ほど明るくないです(笑)。たまに米田に似ている日があるくらい。
曽田さんご自身はフレンドリーに
いろんな方とお話できるタイプでしょうか?
いえ、僕は結構人見知りなタイプなんですよ。だからあんまり積極的にはいけない方かもしれないです。でも、たまにそういう壁を感じない人がいて、そんな心を開けるような相手にだったらいけます。
今回の現場は本当の学生同士のような
和気あいあいとした現場だったと
お聞きしました。
はい、メインのキャストは皆さん僕より若い方が多くて、明るくてとても楽しい現場でした!
高橋文哉さんに「イケメンだな」と思ったと
お話しくださいましたが、
何かエピソードはございますか?
とある撮影の日、めちゃくちゃ寒かった時があったんですよ。その時に文哉くんが、差し入れでキャストの皆さんに温かいスープを持ってきてくださったんです。「よかったらこれ食べてください」って。「イッケメーン! 絶対モテるやろ!」って思いました(笑)。素敵でした。
曽田さんが思うイケメンの条件は、
見た目だけではなく気遣いの面も重要?
そう思います。あ、僕のクランクアップの時に、「おめでとうございます」ってお手紙とプレゼントを文哉くんからいただいて……。それも「イケメンだな」と思いましたね~。ありゃモテますわ(笑)。モテ男だあれは(笑)。
今回の撮影中、学生時代のことを
思い出したりなどはされたのでしょうか?
そうですね。特に球技大会のシーンの撮影時は昔のことを思い出したりしたので、すごく印象に残っているシーンでもあります。
それは曽田さんの特技でもある
サッカーのシーン?
そうです! 昔からサッカーをしていて、学生の頃の実際の球技大会でもサッカーをしたんです。だからそれを思い出して、懐かしいなと思いました。撮影では女子たちがそれを応援するシーンもあったりして……。
実際の球技大会でも女子の応援はありましたか?
いや、それはなかったんです、男ばっかりでしたし(笑)。だからこういう黄色い声援みたいな感じを体験できたのはとても楽しかったですね。それが演技でも。
となると、曽田さんの学生時代に
キュンキュンエピソードみたいなものは?
高校生の時ですよね? 全然ありませんでしたね(笑)。サッカーも本気の勝負というか、男ばっかりだったのでカッコつけるとかもありませんでしたし。サッカーばかり没頭してやっていましたね。
もし俳優になっていなかったら、
今何をされていたと思いますか?
普通に就職して、安定した生活をしてるかな……(笑)。工業系の学校だったので、電気系の仕事に就職して働いていたと思います。建設業とか。
曽田さんはTikTokをきっかけに
芸能界入りされていますが、
もしそれがなければ俳優になっていなかった?
そうかもしれないですね。当時実は内定ももらっていて、TikTokは本当に遊びの感覚でやっていたんですよ。仕事っていうよりは遊びって感じというか。だからそれがなかったらこの道に進んでいなかったかもしれないですね。
そして俳優としてデビューされて
4年目になりますが、
振り返ってみていかがでしょうか?
お芝居、とても楽しいです。大好きですし、いろいろな体験をさせていただけるのも嬉しいです!
髪型や髪色など度々変えていらっしゃいますが、
今後挑戦してみたいヘアスタイルはありますか?
坊主にしたいんですよね。
坊主ですか!?
はい。なんというか、坊主にして一度リセットしたいんです。最近染めすぎて髪の毛がちょっと悲鳴をあげているので(笑)。でもなかなか、そういう役が来たりしないと難しそうですよね。
過去の記事では
「ヤンキー役をやってみたい」と
お話しされていましたね。
ありがたいことにヤンキー役はもうさせていただいたので、次は“スポ根”をやってみたいですね。『ROOKIES』みたいな野球ものとか、サッカーものとか、いつかやりたいです。
曽田陵介
そた りょうすけ
とても楽しそうにインタビューを受けてくださった曽田さん。顔の表情はもちろん声の表情が豊かで、ずっとお話を聞いていたいと思うほどスタッフも楽しませていただきました! 静かに資料に目を通すきれいな横顔も、明るいのに低く響く声も、どの瞬間も目が離せないさまざまな魅力で溢れている方でした。
1997年10月24日生まれ。
最近の出演作に、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(‘23)、ドラマ『サワコ-それは、果てなき復讐-』(‘22) 、『覆面D』(‘22)、『目の毒すぎる職場のふたり』(‘22)、『ショジョ恋。』(‘23)、『unknown』(‘23)などがある。
©2023「交換ウソ日記」製作委員会
映画『交換ウソ日記』
2023年7月7日(金)全国公開
出演:高橋文哉 桜田ひより 茅島みずき 曽田陵介 齊藤なぎさ/板垣瑞生
原作:櫻いいよ「交換ウソ日記」(スターツ出版文庫)
主題歌:「ただ好きと言えたら」KERENMI & あたらよ(A.S.A.B)
監督:竹村謙太郎
脚本:吉川菜美
音楽:遠藤浩二
制作: ©2023「交換ウソ日記」製作委員会
※Item Credit
シャツ
/オーハル
https://instagram.com/ohal_official
セットアップ
/ボディソング
https://instagram.com/bodysong_
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:いたつ
スタイリスト:岡村春輝
ディレクション:半澤暁
インタビュー:小枝指優樹
記事:小枝指優樹/緒方百恵