木村柾哉×山中柔太朗
まっすぐにお芝居をしているのが、いい感じに作用している
グローバルボーイズグループ・INIのメンバーとして人気を博す一方で、大ヒットドラマ「君の花になる」(TBS)に出演するなど活躍の場を広げている木村柾哉さんと、ドラマ「飴色パラドックス」(MBS)やドラマ「ブラザー・トラップ」(TBS)などに出演し、ネクストブレイク俳優として注目を集めるほか、ボーカルダンスグループ・M!LKのメンバーとしても活動中の山中柔太朗さんが登場!初共演となる映画「あたしの!」にちなんだ質問には、想像の斜め上をいく回答が!?
©幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会
本作にはド直球勝負なあこ子と、あざと系の充希というタイプの違う女性が出てきますが、お互いにどちらのタイプが合うと思いますか?
木村柾哉(以下、木村):自分だったら、あこ子かなー。
山中柔太朗(以下、山中):あっ、ホントですか?
木村:あこ子のわかりやすいところはポイント高いですよね。でも、女の子っぽさという要素でいったら充希かなって思うんですけど……“言わなくてもわかってよ”みたいなタイプより、ストレートに伝えてくれる方がいいかな。
山中:なるほどね。
では、木村さんから見て、山中さんに合いそうなのは?
木村:柔太朗くんに合いそうなのは、充希タイプかなぁ。
山中:あー、やっぱり。
木村:柔太朗くんはいろんなことに気づけるタイプだから、そういうのを汲みとってくれる人のほうが、ちゃんと末長く付き合えそうな気がする。
山中:なるほど。でも、僕自身も充希のほうがいいですね。あまりにも「好き好き」言われると気持ちが冷めちゃいそうなので(笑)、上手に距離を保っていてほしいなって。でも僕、柾哉くんも充希かなーと思ったんですけどね。
木村:あっ、ホント?
山中:先に本人の意思を聞いちゃったんでね(笑)。
木村:あこ子と言わざるを得ない(笑)。
山中:充希はあざとくて、ちょっと面倒くさいところもあるかもしれないけど、柾哉くんはやさしいから、そういうのも包み込む包容力があるんじゃないかなと思ったんですけど……違ったみたいです(笑)。
では、ご自身の恋愛の仕方は、あこ子と充希、どちらに近いですか?
木村:どっちでもないかなー(笑)。
山中:まず、あこ子みたいな直球な感じではないとして(笑)。
木村:うん。僕は、充希よりはさっぱりしてるけど、あこ子ほど直球ではない気がします。
山中:僕も同じですね。
木村:そんなにストレートには言えないです。
山中:うん、僕も。そういう部分は、この二人はちょっと似ているかもしれませんね。
『あたしの!』というタイトルにちなみまして……「おれの!」と言いそうになるぐらい、今一番ほしいものや、手放したくないものはありますか?
木村:えーっ!これ、悩みますね。
山中:はい、わかりました!白子です。
木村:白子!?シブっ!(笑)
山中:大人になって白子が好きになって。白子の天ぷらとか、わざわざ食べにいくぐらい好きになったんですけど。白子って冬が旬だから、夏にあんまり食べられないじゃないですか。でも最近、無性に食べたくなってきて。
冬まで待ちきれない?
山中:待ちきれないですね。やっぱり、どうせなら地方や海辺の土地に行って食べたいなという気持ちもあるし。
木村:あー、たしかに海辺で食べたらおいしそう!
山中:だよね?
木村:じゃあ、僕ははちみつの飴で!
山中:えっ、はちみつの飴!?好きなんですか?
木村:そうなんですよ。はちみつ100%で作られている飴があって。
山中:へー!そんなのあるんだ?
木村:うん。それがめっちゃ好きなの。
山中:市販されてるやつ?
木村:そう。金色のパッケージに赤い文字の……。
山中:あー!はいはいはい。でも、だいたいみんな、喉ケアのために舐めるんじゃないの?(笑)
木村:いや、もうね……好き。
山中:あはは!
木村:甘くておいしいんですよ~。もちろん、これを舐めていると喉の調子もいいし。はちみつだから、甘いものを食べているという罪悪感もないし。
山中:たしかにたしかに!
せっかくの機会なので、お互いに聞いてみたいことがあれば、ぜひ!
木村:じゃあ、僕からいいですか?僕の芝居どうでした?
山中:めちゃくちゃよかったですよ、もちろん!
木村:マジっすか!?
山中:最初はすごく緊張していらっしゃったんですけど、本読みが終わって本番に入るタイミングになったら、すごく堂々としていたし。完成した作品を観たときに、柾哉くんの映画初挑戦という雰囲気……ホントにまっすぐにお芝居をしているのがいい感じに作用しているなと思いました。
木村:ありがとうございます!なんか、ホメられたいヤツみたいになってますけど(笑)、ホントにどうだったかなって気になっていたから。
山中:いや、ホントにすごくよかったです。
木村:よかった~。
逆に、山中さんが木村さんに聞いてみたいことは?
山中:服はどこで買ってますか?
木村:実はこれ、さっき僕が柔太朗くんに聞いた質問なんですけど(笑)。
山中:そうですね(笑)。でも、僕はまだ柾哉くんに聞いてないから。
木村:実は僕も柔太朗くんと同じで、服は表参道や渋谷で買ってます。
山中:あっ、そうなんだ?
木村:ただ、ハイブランドとかではなく、セレクト系のショップですけどね。
ちなみに、何に一番お金をかけますか?
木村:えー、なんだろう?でも、僕は服ではない気がする。
山中:そうなんだ?
木村:あっ、もしかして、ファッションでどこに一番お金をかけるかってことですか?
それもお聞きしてよろしいですか?
木村:う~ん、フツーにアウターとかですかね。自然と高くなっちゃうというか。
山中:うん、高くなっちゃう。あと、靴とかバッグとかも高くなっちゃいますよね。
木村:そうね。
山中:でも、僕の過去最高価格の買い物はアウターかな。
木村:僕もそう!
山中:さすがに高価すぎるかなと思ったんだけど、一生使えるものだからいいかなって。
木村:うん、そうだね。それこそ、ダウンとかだったら。
山中:そう!黒のダウンだから、たぶんずっと使えると思う。もちろん、そんな豪快な買い物はたまにしかしませんよ!
木村:あははは!
山中:柾哉くんはいつもおしゃれで、どういうところで買い物をするのかずっと気になっていたから。聞けてよかったです!
撮影ではお二人ともとても礼儀正しく、そして気さくに接してくださるのが印象的でした。ステージでパフォーマンスをされているだけあり、カメラマンの要望にファンサービスをするようにすぐに対応していただき、笑顔の素敵なお写真をたくさん撮ることができました。また撮影のセットを変える合間ではお二人で話している姿がとても印象的で、映画での共演ですごく仲良くなられたのだと取材を通して感じました。これからも周りに対する礼儀正しさと少し天然で可愛らしいギャップがとても素敵なお二人のご活躍を応援しております!
木村柾哉
きむら まさや
1997年10月10日生まれ。INIのメンバーでありリーダー
最近の出演作に、TBS『君の花になる』(‘22)がある。
山中柔太朗
やまなか じゅうたろう
2001年12月23日生まれ。
最近の出演作に、テレビ朝日『仮面ライダーガッチャード』 (‘24)、TBS『私がヒモを飼うなんて』(‘23)、TBS『ブラザー・トラップ』(‘23) 、映画「静かなるドン2」(‘24)などがある。
©幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会
『あたしの!』
出演:渡邉美穂 ⽊村柾哉(INI)
⿑藤なぎさ
⼩⽥惟真(THE SUPER FRUIT) 笠井悠聖
藤⽥ニコル/⼭中柔太朗
原作:幸田もも子「あたしの!」(集英社マーガレットコミックス DIGITAL刊)
監督 撮影 編集:横堀光範
脚本:おかざきさとこ 音楽:遠藤浩二
配給:ギャガ
11月8日(金)より全国公開
©幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会
※Team Credit
木村さん
スタイリスト:Manami Togo
ヘアメイク:Sayaka (MASTER LIGHTS)
山中さん
スタイリスト:kawase136 (AFNORMAL)
ヘアメイク:Aki Nakashima
カメラマン:鈴木寿教
インタビュー:林桃
記事:林桃/有松駿