やっとみ!るきーずの皆さんに会えますね
意気込みをお願いします。
佐野勇斗(以下、佐野):ちょうど去年の1月31日のライブから皆さんにお会いできておらず、5人体制のM!LKとしての決意表明も出来ないままここまで来てしまいました。だからこそ「この一年間、ただじっと自粛していたわけじゃないぞ」というところをお見せしたいと思っています。歌とダンスのスキルアップはもちろん、僕自身、目に見えてM!LKのレベルアップを感じることが多くて。「なんか今までのM!LKと一味違うね」と「思わせたい」ではなく「思わせられる」と思うんです。今回のツアーで改めて皆さんへの想いを届けたいと思います。
曽野舜太(以下、曽野):本当に以下同文、って感じなんですけど(笑)。
佐野:ここだけは以下同文やめて(笑)。
曽野:僕としては去年のクリスマスライブには参加できなかったこともあり、個人的に「より頑張らないと」という気持ちが溢れていて。M!LKの活動としても少しブランクがあるので、まずはそこを埋めなきゃと思っています。と、いう気持ちは自分のものなので、ひとまず置いておくとして…一番はとにかく皆さんに楽しんでもらいたいですね。お休みをいただいていた期間に考えたんですが、僕たちの仕事は「夢を売る仕事」であり「夢を見せる仕事」だと思うんです。僕らを見て、小さい子から同年代、そして年上の方までみんなが笑顔になってくれたら嬉しいですし、そこでまた新たに夢を持ってくれたら、それはこの仕事において最高に幸せなことだなって。だからこそ「自分も夢を見よう」と最近思っています。現実を突き詰めていくことももちろん大事。でもやっぱり自分たちが夢を見ていないと、僕らを見てくださる方たちも夢を見れないと思うんですよ。ただ現実を見て論理的にガンガン進んでいってもつまらないというか。だったらバカらしくても「夢を見よう」と思って。今回のツアーでは僕らも夢を見て、皆さんに夢を与えたいと思います。
山中:僕は歌を歌うのが楽しみ。人前で歌うのが一年ぶりになので、ダイレクトに「成長してるんだぞ」というのを伝えられたらいいな、と思います。そのためには、ダンスやリハーサルをここからどれだけ詰められるかが勝負。僕、煮詰まってきたくらいのリハが大好きなんですよ。最初は覚えることだらけで大変なんですけど、後半の通しリハとか山場の曲が来た時の「やってるぜ!」感がたまらないんです。とにかく何もかもが久しぶりなので、感覚を思い出しつつ、楽しんでやっていけたらいいな、と思っています。
FAST:この記事が出ている時は、きっと山中さんが楽しまれている時ですね(笑)。
山中:はい。想像してください(笑)。あとは、衣装の担当として入らせてもらえるのでそれも楽しみです。
塩﨑:今回のライブのタイトルが『energy』ってこともあり、みんなにエネルギーを与えられるライブが出来たらいいな、と思います。状況はまだいろいろと大変だけど、ライブツアーの瞬間、その空間だけでも幸せを感じてもらえるようにライブを作っている真っ只中です。
FAST:塩﨑さんの演出魂をまた拝見できるんですね。
塩﨑:僕自身、本当に楽しみなんです。この一年ほどオンラインでのライブは何回かやらせていただいていたんですけど、改めて「僕がやりたかったのはこっち(有観客)だな」と。観てくれる人たちが目の前にいて、直に反応を感じられるからこそのやり甲斐があると思うんです。「演出をやっています」と謳っているからには、「え、これ太智くんが作ったの…?」とガッカリされてしまわないように、丁寧に一つひとつを突き詰めて最高の演出にしなきゃ、と今から気合が入りまくっています。最近はもうずっとライブのことを考えていますね。
吉田:今日とかも眠れなかったみたいです。考えてて、ね。
塩﨑:本当にそうなんですよ。夜中の3時くらいにパッと目が覚めて、考えていたら眠れなくなっちゃって。
吉田:本当やばいよ、天変地異だよ。太智のこんな姿は。太智が高校に入った時のこと覚えてる?なんか急に敬語を使い始めて。「高校生になったら上下関係厳しくなると思うんで、僕はどこまでも敬語でいきます」って(笑)。
塩﨑:あははは(笑)!
吉田:「吉田さん!吉田さん!」って(笑)。
塩﨑:まあね、そんなふざけていた時期もありますけど(笑)、やっぱりM!LKを「いろんな方に見て欲しいな」と思うわけですよ。今回のライブに来てくれた方々に「M!LKのライブにまた来たいな」と思ってもらうためには、今回のツアーがめちゃくちゃ大事だし、丁寧に一曲一曲の魅せ方を作っていくことで、曲の魅力とM!LKの魅力を存分に伝えることができると思うんです。もしかしたら、僕の一言が細かすぎてちょっとずつ嫌がられているかもしれないんですけど(笑)。それでも、メンバーだけでなくスタッフさんにも映像のことで細かい意見を出したりしています。
佐野:ちょっといいですか?この話、今初めて聞いたんですけど、ちょっとびっくりしました。マジで。
曽野:うん、尊敬に値するよ。
吉田:まず、とにかく楽しみです。ステージに立つ僕らをお客さんに観てもらえることも嬉しいですし、「やっと人の前でパフォーマンスが出来るんだ」という嬉しさもあります。そして今回から、柔太朗や太智が衣装と演出にガッツリ入ってくれることもすごく楽しみ。その一方で、今回はメンバーが作るライブだからこそ、個人個人の責任というよりはグループ全体の責任感が試されるとも思っているんです。作ってくれた2人のためにも僕らはパフォーマンスを頑張らないといけないな、と。M!LK全員が満足するためのリハーサルをたくさんやっていきたいと思いますし、配信ライブで学んできた技術を発揮できる場面があれば、そこもしっかりと活かしていきたい。お客さんが入ってくれるとはいえ声を出せない状況なので、僕たちのパフォーマンスでお客さんのテンションを上げて、客席とステージの糸が切れない90分間にしたいと思っています。楽しんでいただける演出と目が離せないパフォーマンスを完成させられるように頑張ります。
山中:本当、吉田さんずっと「楽しみ」って言ってて。
塩﨑:「俺の帰る場所はここだ」って(笑)。
吉田:あははは(笑)。
佐野:うそ、そんなダサいこと言ってたの(笑)?
塩﨑:そうそう(笑)。でもパッションはすごいと思いますよ。リハーサルとか見ていても完璧に仕上げてくるし。
山中:この間、友達と3人でゲームしてたら吉田さんがミスっちゃって、ボケで「ゲームがヘタだったら取り柄ないやん!」って言われてたんですよ。そしたらボソッと「残されたのはステージかあ…」って(笑)。
一同:あははは(笑)。
佐野:寒い寒い!恐怖!
塩﨑:吉田さん、本当にすごくて、事前にセットリストを組んだ時点で今までの振り動画をパソコンにまとめているらしいんです。
山中:やっぱ違うよね。
吉田:今回から振りも全員バシッと合わせていきたいですね。今までよりもっとクオリティの高いものを。言い訳できないし、言い訳させない。
塩﨑:お客さんを入れて出来るようになったものの、パフォーマンス以前に難しい課題もまだ残っているんです。声が出せなかったり、普段であれば2時間公演のところを1時間半にしていたり。
山中:その割に曲詰めてるしね。
吉田:だし、声を出さないでじっと観ていたら冷静になると思うのよ。そうなった時に「やっぱりM!LKだな、今年もM!LKを応援しよう」と思わせるためには、今回の『energy』でちゃんとパフォーマンスを魅せていかなきゃいけないんだよね。
FAST:何だか皆さんの打ち合わせに入っているような気持ちになりました(笑)。
M!LK:あははは(笑)。
塩﨑:記事で是非、この話を伝えてください(笑)!