井上想良
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山下幸輝
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松本大輝
ドラマ『ガチ恋粘着獣』
共演した印象や思い出深い撮影は?
見どころや裏話を語るクロストーク
SNS で話題沸騰中の大人気コミックス原作のドラマ『ガチ恋粘着獣』が、ABC テレビ(関西)&テレビ朝日(関東)にて 2023年4月から放送スタート。今回は物語の主人公が恋する、人気動画配信グループ「コズミック」のメンバーを演じる3人のクロストークをお届け。印象的な撮影や裏話、そして見どころなどを伺いました!
<あらすじ>
女子大生・輝夜雛姫(香音)には、誰にも言えない秘密があった。それは、スバル(井上想良)、コスモ(山下幸輝)、ギンガ(松本大輝)の3人組動画配信グループ「コズミック」のメンバー・スバルに“ガチ恋”していること……。本気でスバルと付き合いたいと願う雛姫に、ある日スバル本人からDMが届き──。一方、花織琴乃(石井杏奈)は、「コズミック」のメンバー・コスモの大ファン。雛姫のようなガチ恋勢を軽蔑しながらも、コスモに近づきたい気持ちを抑えられず──。”推し”にガチ恋をした二人の純粋な恋心は、やがて暴走し狂気へと染まっていく…。
撮影お疲れ様でした。
皆さんの仲の良さが伺えました。
山下幸輝(以下、山下):ありがとうございます(笑)。僕たちは少しずつ年齢も違くて、僕が一番年下なのですが、クランクインの日からお二人にタメ語でいいよ、って言っていただいて、おかげで仲良くさせていただいています! 僕は割と人見知りをするタイプなので始めの頃はなかなか踏み込めなかった部分もありましたが、今ではもうすっかり(笑)。
それぞれ、お互いの印象はいかがですか?
井上想良(以下、井上):幸輝はめちゃくちゃ人懐っこくて、いつもニコニコしてるなあっていう印象でしたね(笑)。初日の撮影、とても寒かったよね?
山下:寒かった(笑)。
井上:それでもずっとニコニコしてるから、もしかして変温動物なのかなって(笑)。
松本大輝(以下、松本):気温に適応しているっていうね(笑)。
山下:いやいやいや(笑)。
撮影するにつれて印象は変わりましたか?
山下:僕は大輝くんへの印象がめちゃくちゃ変わりましたね。初めてお会いした時は静かな方なのかなって思っていたんですけど、めっちゃ面白いです。面白いというか、変……(笑)。
井上:変って言っちゃうとなんか悪いイメージに聞こえるかもよ(笑)。
山下:良い意味で(笑)! なんか殻がない人というか、裏表のない性格なんだなあ、と。それから想良くんは、根っからの明るい方なんだろうなあ、という印象です。
松本:確かに。スバル(役:井上想良)というキャラクターが人たらしな性格なんですけど、悪いところではなくて良いところだけを抽出したスバルっていう感じだよね(笑)。自分から積極的に人とコミュニケーションをとれるタイプなんだろうな、というか。
井上:……まあ役作りといいますか(笑)。
山下:それはすごい(笑)!
そういう意味では、
今回のそれぞれの配役は合っていると?
松本:僕が演じるギンガはクールで冷たいことをバシッと言ってしまえる性格ではありますが、「コズミック」のメンバーの中では一番「コズミック」のことを好きで、メンバーを愛している役なんですが……、どうだろう?
山下:いや、めちゃくちゃ似てると思うよ? 昨日撮影したシーンでさ、カフェで店員さんに「メニューどうしますか?」って聞かれて、すぐにギンガが「全部で!」って返すシーンがあるじゃん(笑)?
井上:ははは(笑)。
山下:意味わかんないじゃないですか(笑)? でもそういうことしちゃうというか、飛び抜けたことをバンって言っちゃう部分とか、似てる気がする(笑)。
松本:でも確かに、物事をはっきり言ってしまう性格は似ているかもしれないです。
山下:それで言うと僕の演じるコスモはあんまりはっきり言えないタイプで、そこは僕と似ているかもしれないです。内に秘めちゃうタイプというか。
井上:コスモは悪いことができない真面目な性格だよね。純粋で。
山下:そうだね。でもコズミックのリーダーという一面もあるし、節々に出てくるセリフにも深い考えがあるような、魅力的なキャラクターだと思います!
それぞれの印象に残っているシーンを
教えてください!
松本:僕は謝罪のシーンですかね……。「コズミック」が炎上して、謝罪動画を撮影するシーンがあるんですが、なんかそれがすごく動画配信者っぽいなあと思いました(笑)。撮影しながら、どこかで見たことがあるような光景を今自分たちが演じている、という不思議な感覚になったのを覚えています。
井上:動画配信者っていう役はやっぱり少し異質というか、新鮮だよね(笑)。僕は生配信を行うシーンが印象的でした。撮影も、生配信だからカットしないでやったんです。
山下:あったね~。
井上:どんくらい? 5分以上カメラ回ってたよね?
山下:そうだね、5~6分くらいは。
井上:台本がないならその場の勢いとかである程度撮影に臨めるんですけど、しっかりところどころで必ず言わなければいけないセリフとか、進めなきゃいけない段取りとかがあったので、大変でしたね。今まで長回しをしたことがないわけではないですけど、「コズミック」の3人で動画配信者っぽい空気を作らなければならないじゃないですか? ……緊張というか、その時だけ、撮影開始直前の空気が重かったです(笑)。
なるほど、
そのシーンを作品で観るのが楽しみです。
井上:その生配信の撮影が終わった時の僕らの緊張の糸が解けた感じというか、達成感というか……。あの感じは忘れられないです。
山下:撮影が終わった瞬間、拍手が起こったんですよ。現場のスタッフの方たちから「お~すげ~!」っていう歓声とともに(笑)。あれはやばかったね。
松本:台本でいうと8ページくらいあったもんね。
井上:そうそう。だから僕ら本番が怖くて、事前に3人でリハーサルというか、合わせたもんね(笑)。今思えばその時間が僕らの距離感が近づいたきっかけでもあったと思いますし、すごく印象に残っています。
山下さんは、
印象に残っているシーンはありますか?
山下:僕は「コズミック」3人のシーンではなくなってしまうのですが、琴乃(石井杏奈)さんと対峙するシーンですかね。女性と二人の撮影だったからかわからないですけど、なんかいつもよりすごく集中できたんです。現場の緊張感も結構あったなかで、6時間くらいの撮影予定だったところを3時間で終えられたんです。それも拍手が起こりました(笑)。
そのシーンが特に集中できた、と。
山下:はい。あ、もちろん他の撮影も集中していましたよ(笑)? でも、なぜだかあのシーンは個人的にちょっと特別感があったというか。是非そのシーンも楽しみにしていただきたいです!
それでは最後に、
作品の見所を順番にお願いします!
井上:僕はこの作品の原作や脚本を読むまで、「ガチ恋」というワード自体も、そういう恋愛の形もふわっとした印象でしか知らなかったんです。でも実際に現実にある恋の形ですし、“自分が「ガチ恋」を体験するかもしれない”という気持ちで作品を観ていただくと、また印象が変わって楽しんでいただけるかなと思います。
山下:動画配信者や「ガチ恋」というテーマで、今の時代の流れに沿った物語ですし、たくさんの人が共感できる部分があると思います。それを作品の節々に感じていただいて、素直に楽しんでいただければと思います!
松本:先ほどの話にもあったように長回しで撮影したりとかもそうですが、映像もきちんと動画配信っぽく編集されているんです。僕たちも編集された動画を初めて観た時に思わず「すごい!」と感心するようなクオリティになっていて……。そういう映像としての面白さにも注目していただければなと思います!
井上想良
いのうえ そら
山下幸輝
やました こうき
松本大輝
まつもと ひろき
撮影中もインタビュー中も楽しそうな3人。見ているこちらも自然と笑顔になっていました! カメラマンからの指示に「わちゃわちゃ〜」と言いながらわちゃわちゃする姿に、現場はほっこり。くだけるときはくだけてキメるときはバチっとキメる、揃ってイケメンで仲良し……なんとも沼の深そうなコズミックでした!
ドラマ「ガチ恋粘着獣」
ABCテレビ(関西) 4月9日スタート
毎週日曜よる11時55分 ※初回は深夜0時
テレビ朝日(関東) 4月8日スタート
毎週土曜深夜2時30分
※TVerにて見逃し配信あり
*衣装ブランド
LOUD GARDEN
*アクセサリーブランド
SERASTINY
Ark
ArtemisClassic
FatimaDesign
DEAL DESIGN
GINTOKI
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:大宅理絵/長野一浩
スタイリスト:加藤友美
アクセサリー:阿久井愛都
ディレクション:半澤暁
インタビュー:小枝指優樹
記事:小枝指優樹/緒方百恵