【松本大輝】電車で台本？休日は公園？クールなイメージとは裏腹な意外な一面が明らかに

INTERVIEW

2023年4月14日

松本大輝

電車で台本？休日は公園？

クールなイメージとは裏腹な

意外な一面が明らかに

2019年に俳優デビューし、NHK連続テレビ小説『エール』に出演、特撮テレビドラマ『ウルトラマンデッカー』で初主演を飾るなど、今最も注目を集める次世代俳優の松本大輝さん。放送中のドラマ『ガチ恋粘着獣』ではクールなキャラクターを演じる彼のプライベートを伺うと、意外な一面が判明！？

俳優としてやりがいを感じる瞬間は？

最近思ったのが、これから撮影が始まる新しい作品で、クランクインするときのあの雰囲気ですかね…。

クランクアップではなく、クランクイン？

はい。もちろんクランクアップの時の達成感にもやりがいを感じますが、撮影がこれから始まる新鮮な空気感も好きなんです。スタッフの方や共演するキャストの方々から醸し出される緊張感とか、「またこれから新しいものをやっていくぞ」というワクワク感というか……。そういうのを感じる瞬間が僕は好きです。

役作りはどのようにしていますか？

ひたすら何回も繰り返し台本を読むことです。僕は結構読み込むタイプかもしれないです。たとえば今回出演させていただいた『ガチ恋粘着獣』でいうと動画配信者という役なんですが、YouTubeの動画をたくさん観てみたりとかしました。自分なりにいろいろ調べたりしながら、だんだん自分にその役を入れていくというか。

台本は家で読むことが多いですか？

家だったり、電車だったりします。

電車というと、黙読で？

いや、たぶん声に出てますね（笑）。

えー（笑）！

もちろん小声です（笑）。でも電車で特に周りを気にしないで台本を広げているかもしれないです（笑）。……台本カバーをそろそろ買ったほうがいいかな（笑）？あと最近は台本をスマホで事前に撮影しておいて、電車ではそっちを見るようにしたりしています（笑）。

お仕事の移動中は

何をされていることが多いですか？

結構寝てしまっていることが多いかもしれないです。移動中に少しでも寝て……。僕、すぐ眠くなっちゃうんです（笑）。だからほとんど寝ているかもしれないです。

休みの日は？

休みの日は家の中の掃除をしたり、録画してあるバラエティ番組を観たりして過ごすことが多いです。小さなころからテレビっ子でお笑いも好きです。最近の流行とかにはあんまり敏感ではないですけど、昔から好きな芸人さんとかが出ている番組を観ることが多いです。

ということは、インドア派？

そうですね、なかなか外には出ないです。たとえば長い休みがあったとしても、旅行したりとかもあんまりしないかもしれないです。外に出るとしても公園に行くくらいかな（笑）。

なんか、おじいさんみたいというか（笑）。

……23歳（取材時）ですよね！？

そうです、そうです（笑）。家の近くに大きい公園があるんですけど、そこに行ってゆったり時間を過ごすのが、僕にとって落ち着ける時間です。ベンチに座ってぼーっとしたりとか、楽器を演奏している方とかいるんですけど、その光景をぼんやり眺めたり……。

俳優としてのモットーはありますか？

モットーというか、学生の時に先生に言われた「謙虚にやっていけ」という言葉がずっと残っているんです。今までも何かある度にその言葉を思い出したりしてきたのですが、最近は謙虚過ぎても駄目だなとも思うようになってきて。だから、謙虚にかつ大胆に、俳優人生を過ごしていければいいなと思います。

それでは最後に、今後の目標を教えてください！

今後もいろいろな役を幅広くやっていきたいと思っています。特に今僕はウルトラマンのヒーロー役をやらせていただいているのですが、そういう正義の役というか、“陽”の役は経験しているので、いずれは悪役というか、“陰”の役柄にも挑戦してみたいです。

勝手なイメージですが、

そういう役もとても似合いそうですね。

ありがとうございます（笑）。でもヒーローとしての正義の心が僕の中にずっとあるので、やっぱりちょっと難しいというか、いざとなると素直にできないかもしれないです（笑）。なので、もっと成長して、そういった部分も上手く適応してこなせるようになりたいです。たとえば猟奇的な犯人役とか、そういうヒーローとはかけ離れた役もいつかは演じてみたいと思っているので、幅広く、奥が深い俳優になれればいいなと感じています。