前田拳太郎
フジテレビ月9ドラマ
『女神の教室~リーガル青春白書~』
嬉しい気持ちとちょっと不安もありながらのスタート
ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(読み:テミスのきょうしつ)は、2023年1月期のフジテレビ系“月9”ドラマ。本作は実務家教員役の北川景子さんが主役を務める、ロースクール(法科大学院)を舞台にしたリーガル青春群像劇です。学生役の一人として月9ドラマ初出演となるの前田拳太郎さんは、「仮面ライダー リバイス」にて主役を務め上げ、2022年11月には劇団EXILEにも加入したことで話題を集めています。そんな前田さんにどのような思いで今回の役を演じているのか、初の月9ドラマ出演への想いなどをインタビューしました。
<あらすじ>
未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、北川さんが演じる裁判官で実務家教員の主人公と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメント作品です。主人公が「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていきます!
台本を読まれた印象はいかがでしょうか?
今回は法律を扱うドラマで、一言一言の台詞が難しいなと感じ、最初のころは苦戦しました。「仮面ライダー リバイス」が終わって一作目になるんですが、仮面ライダーの台本は子供向けなのでわかりやすい台詞が多かったんです。ただ、法律がテーマといってもヒューマンドラマなので、それぞれの役の悩みだったりはわかりやすいと思いました。
今回前田さんが演じられる水沢拓磨は
どのような役ですか?
ロースクールに通っている学生は裕福な人が多いのですが、水沢はアルバイトをしながら勉強をしていて、苦労人というか他のみんなとはちょっと違った環境で司法試験に勝負していきます。経済面や環境面で他の学生に嫉妬してしまったり、自分の実力を出し切れてないというもどかしさを抱えています。そんな中でも家族や友達を大切にしている水沢は、普段はロースクール内では一匹狼的な立場でクールに見えますが、実は内に秘める熱い想いや人情味に溢れる部分が多くあります。ちょっと見えづらいかもしれませんが、人間味のある役どころです。
ご自身と似ている部分や
共感できる点はありますか?
そうですね、僕もすごく人見知りな性格です。現場でも最初は自分から話かけにいくことができないのですが、お話好きな方が多くて話かけてきてくれるのでとてもありがたいです。あとは僕も自分の感情を抑えちゃって、あまり表に出さないことが多いので、そういうところは水沢と似ていると感じます。
(C)フジテレビ
初の月9ですが、
決まったときの心境を教えてください。
ほんとにもうビックリしました!まさかこのタイミングで僕が月9に出れるとは思っていなかったので、最初にお話を聞いたときは「ドッキリかな?」と思うくらいビックリしちゃって。僕が小さいころに「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」(フジテレビ月9ドラマ・2009年放送)に北川景子さんが出演されていて、録画したものを何度も見返すぐらい大好きな作品でした。その枠の作品に出させていただけるということで嬉しいという気持ちと、僕にとっては月9は遠いものだと思っていたので、プレッシャーもあります。嬉しいという気持ちとちょっと不安な気持ちもありながらのスタートでした。
前田拳太郎
まえだ けんたろう
ドラマ撮影後の取材でしたが、全く疲れを感じさせない前田さん。始めと終わりに、ニコッと笑って挨拶してくださった姿がとても印象的でした!インタビュー中にはアクリル板に負けぬよう体ごとしっかりと耳を傾けたり、撮影時にはスタッフが構えるカメラにピースをしてくれたりと、誠実さとお茶目さを持ち合わせた方です。暗くしたお部屋でのシックな雰囲気がピッタリで、新たな前田さんの魅力を発見してしまいました!
(C)フジテレビ
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ディレクション:半澤暁
インタビュー:佐々木優
記事:佐々木優/緒方百恵