加藤清史郎
もう1回留学をして、自分に投資をしたい
7年前にタイムスリップするところから物語がスタートするドラマ『君が死刑になる前に』で主演を務めている加藤清史郎さんに、ドラマにちなんだ質問をしていく中で、過去でやり直したいことはと問うと「留学」と即答。高校時代のご自身を振り返りお話いただきました。さらに取材時の雑談で17年前の秘蔵インタビューエピソードも飛び出したので、そちらもお楽しみください。
主演のドラマ『君が死刑になる前に』では“信じる”ということが 1つテーマであると思うのですが、加藤さんご自身は信じやすいタイプ、疑い深いやすいタイプ。どちらでしょうか。
疑うのは簡単なので、基本的に信じようとします。欠点を見つけるのは簡単なような気がするので、逆に人のいいところばかり探します。僕は人の欠点を欠点だとあまり思わないタイプで、“この人はそういう人”という言葉って最強だと思っているんです。「この人はこういうところが可愛い」というふうに勝手に思うんです。今作の主題歌(OSHIKIKEIGO「ReTake」)の歌詞でも「信じたい」という言葉から入るんですけど、「信じる」というのは最も人間の尊い感情だと思っていて、信じたいとか信じる対象や理由は全く不確定のもので、確定しているものは一つもない中、「それでもこうであると信じたい」とか、「これはこうである」と信じて生きていく。例えばこれは水(目の前に置いてある水を指して)だけど、飲めるものって思っているけど、本当は飲めないものかもしれない。それでも「信じている」から口にしますよね。人も同じで家族も信じている上で繋がっているものなので、人間の信じるというのはすごく尊いなと思っています。だから信じたいと思えるのは、すごく素敵なことだと思います。
深いですね。ありがとうございます。今作はタイムスリップから始まる作品ですが、加藤さんご自身が過去にやり残したこと、もしくはやり直したいことはありますか?
もう一回留学したいです。やり残したというか、まだ足りなかったという感覚です。高校の3年間ロンドンへ行っていたんですけど、もっとこうしたかったという思いがあるんです。当時、ものすごく倹約家な高校生だったので、ほとんど買い物もしなかったんですけど、よくよく考えたらその場所にしかない素敵なものとかもあるので、ちゃんと自分に投資ができる高校生だったらよかったなと。大人になった今、振り返ってみるともうちょっとやれることがあったんだろうなと思うところもあるので、改めて留学したいです。
劇中でカフェに行くシーンがよく出てきますが、加藤さんはカフェに行きますか?
カフェは大好きです!テイクアウトして公園とかでピクニック気分を味わっています。昔はもっぱらカフェラテを飲んでいたんですが、最近は決まっていなくて、コーヒーなら砂糖とかも入れたくないときもありますし、逆にカフェラテが欲しいときもあります。ときには甘くておいしいキャラメルマキアートが飲みたくなることもあって、いろいろなものを楽しめるほうがいいだろうって思うタイプなので、あまり決まってないです。ただ迷ったらラテを頼むかなぁ。でも基本的にはそのときの気分で買います。
出演作品が続いていますが、最近の息抜き方法を教えてください。
家で炊きたての米を食べることです!
お米、好きなんですか?
お米は好きですし、撮影が立て込んでくると温かいご飯を食べるということがそもそも少なかったり、家に数時間しかいられないみたいな状況が続くと、家でゆっくりご飯を食べられる時間がなかなか取れなかったりするんです。そんな中ちょっと無理をしてでもご飯を炊いて、炊きたての温かいご飯を食べたときは、この上ない幸せを感じます。他には野球が開幕したことです。僕は大の阪神ファンなので、阪神タイガースには感謝しています。
17年前の加藤さんにインタビューしたときも、野球のお話はされていました。そのときの加藤少年は「野球選手になりたい」と。
7歳ですよね。本当に本気でなりたいと思っていましたから(笑)。野球を好きになる前に阪神を好きになっているので、その頃からずっと阪神ファンです。小さい頃は、仕事で野球の練習に行けないのが嫌だなと思っていました(笑)。チームスポーツはずっとできなかったんですが、ロンドンに留学したとき、初めてサッカーをすることができました。その時間や経験も今となってはかけがえのないものになっています。
加藤清史郎
かとう せいしろう
2001年8月4日生まれ。
撮影でも流石だなと思う瞬間が多々ある加藤さん。スタッフが気にしている箇所を瞬時に理解し、自分で調整されていたりと経験値豊富さに驚かされっぱなしでした。また細かい移動がありつつも、嫌な顔ひとつせず答えてくださる姿勢に仕事に対する前向きな姿勢も拝見させていただきました。これからも幼い頃から培われてきた経験を活かしつつも、さらなる場所でのご活躍を応援しております。お久しぶりのご登場ありがとうございました。
最近の出演作に、テレビドラマでは、日本テレビ『放送局占拠』(‘25)、日本テレビ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(‘23)、TBS『ドラゴン桜 第2シリーズ』(‘21)、映画では、『はたらく細胞』(‘24)、『ゆとりですがなにか インターナショナル』(‘23)、『太陽は動かない』(‘21)、などがある。
作品名
『君が死刑になる前に』
キャスト
加藤清史郎 鈴木仁 与田祐希
内博貴 ニシダ・コウキ(ラランド) 伊礼姫奈 内田慈 唐田えりか
スタッフ
脚本:森ハヤシ 武田雄樹
監督:川合隼人 宗野賢一 澤由樹
音楽:16FLIP
チーフプロデューサー:山本晃久(ytv)
プロデューサー:矢部誠人(ytv) 鈴木藍(ホリプロ)
制作協力:ホリプロ
制作著作:読売テレビ
※Item Credit
ジャケット @nano_art_official
Tシャツ@mindseeker80s
シューズ@one_third_research
パンツ@factotum.official
アクセサリー@lhme_official
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:入江美雪希
スタイリスト:金順華
インタビュー:相原郁美
記事:相原郁美/有松駿