秋山真太郎
劇団EXILE舞台『勇者のために鐘は鳴る』
特別インタビュー
Stage of FAST -Stage11-
<あらすじ>
気がつくとゲームの中の世界に入っていた 9人の男達。元の世界に戻ろうと、勇者になってモンスターを倒しながらゴールを目指す。現実ではそれぞれ悩みを抱えていた彼らだったが、冒険の中で大切な事に気づいていく…。そしていよいよゴールが目前に迫った時、まさかの事実が判明!9人の運命は大きく揺れ動いてしまう。
舞台が決まった時、どう感じましたか?
2020年、会社をあげての記念すべきパーフェクトイヤーのほぼ一発目のプロジェクト。すごくいいタイミングで出来るのが嬉しいと思いました。
原作から劇団 EXILEの皆さんで話し合われた舞台。他のメンバーの皆さんから「秋山さんがみんなの意見をまとめてくれた」と聞きました。
「みんなのやりたいことを取り入れる」というのも今回の作品の一つの目的だったので、それぞれの意見をうまくひとつに出来るように意識しました。初稿は僕が書いたんですが大変でした(笑)。
そうなんですか!
具体的に何が一番大変でしたか?
意見がバラバラなのは構わないんですが、一本の作品を書き上げる大変さが一番かな(笑)。でも、書いている途中からは頭のフリを最後に回収出来たりと、けっこう整合性がとれてきたので書きやすくなりましたね。何度か変更もあったものの、結局落ち着いたのはほぼ初稿に近いものでした。
さすがです!台本も出来上がり、
絶賛稽古中だと思いますが稽古場は
どんな雰囲気ですか?
外部の舞台の稽古場よりも笑いが多いかな。舞台の演出家の方って厳しい方が多いので、稽古中にシーン…となる場面があったりもするんですが、今回はそんなこともなく和やかな雰囲気ですね。
稽古中のメンバーのエピソードは
何かありますか?
小澤さん(小澤雄太)なんですけど、必ずやらかしてくれるんです(笑)。「あぁ、まあ。」というセリフがあるんですが、何を思ったのか真剣に「あぁ、豆。」と言ったんです。みんな「豆⁉」となって(笑)。そんなのもうハテナじゃないですか(笑)。で、その後「どういう思考回路を経て豆って言ったわけ?」と聞いたら、登場人物にジャックというキャラクターがいるんですが、「ジャックって考えてたらジャックと豆の木が出てきて…」って。それで「あぁ、豆。」と言ったらしく…。この人はさすが、とんでるなぁと思いましたね(笑)。
稽古中にもそんな天然エピソードが(笑)!
なんなら本番中にも何かありそうですよね(笑)。でも、今回の舞台は何が起こっても楽しい舞台なので、それさえも楽しめればと思います。
では、そんな秋山さんから客観的に
見た自身の役どころを教えてください。
けっこう日本人なら誰しもが持っている要素のあるキャラクターだと思います。例えば、「右に倣え」だったり、皆と同じものが良かったり。調和を重んじるのが日本人じゃないですか。故に抜け出すことに自信を持てない。そんな全世代に共通するような要素を持ち合わせた役です。
「うんうん」と、共感できる部分が
たくさんありそうですね。
最後に多くの皆さんが待ちわびている舞台、
意気込みをお願いします!
僕らが楽しむのも大事ですが、一番は観に来てくださった方に「笑えたね」や「ただただ楽しかったね」と思ってもらえるのが目的の舞台なので、とにかく来てくれた皆さんに何も考えず、楽しくHAPPYになってほしいです。僕らも含み、みんなで「2020年始まった!楽しかった!」と思えるような舞台にしたいと思います!
秋山真太郎
あきやま しんたろう
1982年7月8日生まれ。
どんな人にも与えることを厭わず、広い視野で世界を吟味しながら自身の根を深く下ろす37歳。
劇団EXILE『勇者のために鐘は鳴る』
原案プロデュース:劇団EXILE 脚本:畑雅文
演出:川本成(時速246億)/ ゼネラルプロデューサー:HIRO
出演:青柳翔・秋山真太郎・小澤雄太・鈴木伸之・町田啓太・小野塚勇人・SWAY・八木将康・佐藤寛太
劇場:2020年1月24日(金)~2月2日(日) TBS赤坂ACTシアター
2020年2月13日(木)~2月16日(日) 梅田芸術劇場メインホール
秋山真太郎小説デビュー作『一年で、一番君に遠い日。』発売中!
著書:秋山真太郎 定価:1,700円(税別)
※Item Credit
Outer:GB0419/JKT06 Bi shop long coat/GREEN/¥50,600
その他、スタイリスト私物
(お問い合わせ先)
Lamb Tokyo
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3-34-6 H.I.Pビル 1F
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※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:田中誠太朗
スタイリング・ディレクション:町山博彦
インタビュー・記事:満斗りょう