野村周平
映画『WALKING MAN』
心優しい青年が言葉で自分を変えていく、
繊細な役に身を投じた彼の届けたい言葉とは―
佐巻アトム×野村周平
家族思いの素晴らしい青年。ラップと出会って変わっていく姿は、演じていて「いいな」と思いました。
自分の想いをなかなか言えないアトム。
その葛藤をどう思いましたか?
僕がアトムとは真逆で、何でも言っちゃうタイプなので「よく我慢してるね、頑張ってるね」と思いました。やっぱり言えないことってしんどいじゃないですか。
想いを言えないアトムから、
ラップと出会い自身を表現していくアトムへ。
成長が繊細に描かれていましたが、
撮影はどんな雰囲気でしたか?
ワイワイしていて、楽しい雰囲気でした。撮影が10日間しかなかったので、ダッシュで駆け抜けていった感じだったかな。
10日間!驚きです。
注目してほしいシーンはありますか?
やっぱり最後のラップシーンですかね。アトムが成長しきって、一人前の大人になって、人生を再スタートさせる大事なシーン。エキストラの方を入れて、実際にその場でラップをして。初めてのことだったので緊張しました。しかもANARCHYさんファンの方が多くて。みんな外見がいかついんですよ(笑)。「何か言われるんじゃないか」と怖かったんですが、大丈夫でした(笑)。
実際にラップをされてみていかがでしたか?
元からラップは好きだったので楽しかったです。撮影にANARCHYさんもいらっしゃったので、がやがやしながら撮影していました。
野村さんの渾身のラップも見どころですね。
最後に、映画を楽しみにしている皆さんに
メッセージをお願いします。
アトムはラップと出会って人生が変わっていきます。何か一つ、好きなことを見つける大切さをこの映画は教えてくれるんじゃないかな。ただのラップ映画ではなく、一人の青年が一人前の大人になっていく物語。アトムのように一つ好きなものを見つけて、それを追求していく素晴らしさが伝わればいいなと思います。
野村周平
のむら しゅうへい
1993年11月14日生まれ。
どんな役とも聯合する優れた演技力、“貫き続ける”勇猛な素顔に心を惹かれずにはいられない25歳。
映画『WALKING MAN』/ 佐巻アトム役
監督:ANARCHY 脚本:梶原阿貴
出演:野村周平・優希美青・柏原収史・伊藤ゆみ・冨樫真・星田英利・渡辺真紀子 / 石橋蓮司
10月11日(金)全国ロードショー https://walkingman-movie.com/
公式Twitter(https://twitter.com/walkingmanmovie)
公式Instagram(https://www.instagram.com/walkingman_movie)
※チームクレジット
カメラマン:鈴木寿教
ディレクション:町山博彦
インタビュー・編集:満斗りょう