柊太朗
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
僕はゆっくりマイペースなんです
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で犬塚翼/イヌブラザーを演じる柊太朗さん。逃亡者という役柄、そしてそのルックスからクールなイメージを持ったが、実際はゆったりと落ち着いた、そしてその中に独特な個性を感じさせるキャラクターだった。今回はある意味ミステリアスと言っても過言ではない柊太朗さんの魅力を、ドンブラザーズの魅力と共に紐解いていきたいと思う。
<あらすじ>
突如、ヒーローになる力を得た女子高生・鬼頭はるかが、謎の男・桃井陣に指令を受けることから世界が動き出す。
「君には仲間がいる。まずは“桃井タロウ”を探し出せ!そして忠誠を誓うのだ!」
桃井タロウはいったい誰でどこにあるのか……?そして仲間とは……?
2022年、《桃太郎》をモチーフとした、いまだかつて見たことのないヒーローが誕生!
桃太郎が、サル・イヌ・キジ・をお供に鬼退治したように、ドンモモタロウが、サルブラザー、イヌブラザー、キジブラザーさらにオニシスターとともに悪に立ち向かう。
その名も『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』!
柊太朗さんからみて、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』はどんな作品ですか?
名前の通り暴れているなという感じですね(笑)。オーディションが終わってメインヴィジュアルを見た時、衝撃を受けました(笑)。僕が演じるイヌブラザー/犬塚翼も、変身後の見た目に物凄くギャップがあったり、色々と謎の多いキャラで(笑)。
変身後のヴィジュアルは衝撃的ですよね。
子供の頃から戦隊シリーズはずっと見ていたので、自然と変身後は普通の等身を想像していたのですが、全然違いました(笑)。その分、作中で他の戦隊シリーズのブラックに変身するんですけど、その時の感動は他のみんなよりも強かったです。翼の決め台詞が「好きで犬やってんじゃねぇよ」なんですけど、そこに関しては僕も同意で、他の戦隊ブラックに変身した時はノリノリで戦っています(笑)。そこは僕と翼がかなりリンクしている箇所です。
実際の柊太朗さんはどんなキャラクターなのですか?
ごく普通の人です(笑)。一緒に『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に出演している樋口幸平とは同い年なんですが、幸平は子供心を忘れないタイプなので、比較されてよく歳上に見られたりします。落ち着いてるねと。でもどちらかというと、ゆっくりでマイペースなだけなんです(笑)。
趣味はありますか?
実はこう見えて結構アウトドア派なんです。といっても友達とワイワイというよりかは、少人数で釣りに行ったりとか、家族とキャンプに行くのが好きです。まったりと時間を過ごすのが好きで、でも家だと充実した感じがしなくて。なので、外に出てまったりする。これを話すとよくお爺ちゃんって言われます(笑)。
戦隊シリーズに対して思い入れはありましたか?
小さな頃からヒーロー物の中でも戦隊シリーズは一番観ていました。5歳下の弟がいて、その影響で中学生くらいまでは観ていました。なので、オーディションの時から、ブルーやブラックを狙っていました。結果、カッコいいイメージの強いブラックに選ばれて嬉しかったです。
イヌブラザーに選ばれた理由はなんだと思いますか?
犬顔だからじゃないですかね(笑)。現場でも周りからめちゃくちゃ言われるんですよ(笑)。でも個人的には、ドラマとか見ていく中で、バイプレーヤーさんたちがすごい好きだったので、ブラックというポジションは本当に嬉しく思っています。生瀬勝久さんだったり松重豊さんだったり、そういう名バイプレーヤーさんがすごく魅力的に見えて、将来的にはそうなりたいと思っています。主役も張れる実力を持っているけれど、脇役で主役を目立たせる、そういう縁の下の力持ちみたいな役割がすごくカッコいいなと。それに皆さんユーモアも持ち合わせていて、そういうところもすごい素敵だなと思って。僕が北海道出身なんで、同郷の大泉洋さんとかとてもかっこいいなって思います。
でも犬塚翼は物語においてかなり重要なキーパーソンの気配がしますよね!
そうですね。基本逃亡しているんで登場頻度はそこまで多くないんですけど、その分出てくると印象に残るし、謎も多いんで視聴者の方も気になる存在なのかな、とは思っています。今の段階だと僕も翼に関しては分からないことの方が多いので、今後の展開がすごく気になっています。そういうところを視聴者の方たちと一緒に楽しみつつ、大切に演じていきたいと思っています。
柊太朗
とうたろう
高身長でスタイル抜群。穏やかで落ち着いている柊太朗さんですが、インタビュー中や撮影中はとてもよく笑ってくださいました!マネージャーさん、スタイリストさん、ヘアメイクさんととても仲が良く、とっても良い雰囲気の中、取材をさせていただきました。取材終了後、最後まで残ってお礼を言ってにこにこしており、スタッフもほっこりしました!
※Item credit
Dress¥48,400
Shirt¥37,400
Pants¥41,800
すべて Ground Y/ヨウジヤマモトプレスルーム(03-5463-1500)
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:榎本愛子
スタイリスト:金野春奈(impiger)
ディレクション:半澤暁
インタビュー:山根将悟
記事:山根将悟/近谷奈生