高橋文哉
フジテレビ系月9ドラマ
『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』
1話で見せた“裏の顔”が話題となった
真中信太郎という役柄に迫る
2023年1月期フジテレビの月9ドラマ『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』にて、弁護士を目指す学生である真中信太郎役を演じる高橋文哉さん。その役柄について「人間臭さに好感が持てる」と語る高橋さんに、真中信太郎という人物について迫りました。
<真中信太郎とは?>
「弱者を救う弁護士」の理想を掲げるが、その裏で本当に弁護士になれるか焦りを見せる学生。オファーを受けた高橋さんは「爽やか全開の真中を出し切りたい」と語っていたが、第1話の終盤で描かれた真中の裏のありそうな“微笑み”には、視聴者の中でも「怖い」と話題になった。これから先、真中がどう変わっていき、どう描かれていくのか注目が集まる。
真中信太郎という役柄については、
どのような印象をもちましたか?
もう、めちゃくちゃ最高な役だなと思いました。人間味に溢れているというか、やっぱりこう裏表がある役で……。裏表がない人の方が世の中少ないじゃないですか? 真中の場合は学校生活で裏表があったりとかするけど、仕事とプライベートとか、家と家以外、恋人と恋人以外とかで立ち振る舞いが変わるような一面があって。人間の本質ってそういうところにあると僕は思っているので、良い役だなあ、って感じましたね。
人間臭い一面のある部分に好感を持てたと。
そうですね。“裏表”と一言でまとめられているけど、それは個々の想いがあるからこそ生じているだけで、故意に裏表を作ろうと思っている人はあんまり存在しない。自然にポロッと出てくるというか、隠そうとしているけど隠しきれない部分が出てしまうというか。めちゃくちゃ人間らしいというか、今まで演じた中で一番人間味のある役だなと思いますね。誰しもに当てはまる役というか、あそこまで口が悪い人は少ないと思いますけど(笑)、でも思っていても口に出さない人ってたくさんいるし、それを一人になったときにちゃんと吐ける人間なだけで。そういう一面が視聴者の方にリンクしていったらいいなあ、と思いながら演じています。
そういう意味でご自身と似ている部分もあると?
うーん、というより多分誰しもに共通している部分があると思うんです。表じゃニコニコしているけど女の子にはモテたいし、誰よりも一番でいたいという気持ちはわかるなと思います。僕はその気持ちがすごい分かるし、人間らしくていいなと思いますね。
1月30日放送の4話は
真中がメインとなるお話でしたね。
そうですね。4話ではその真中という人間が変わる瞬間が描かれたので、僕自身としてもとても印象に残っています。どういう想いで、どういう風に自分に向き合ってきたのかというか、そういった真中の人間性が明かされた、重要な回になりました。
真中信太郎のこれからについて、
注目して欲しいポイントを教えてください!
僕が演じる真中はこれからもどんどん変化していく人物になるのですが、真中の心の中で動き始めてきたものや、真中という概念がこれから先さらにどう変わっていくのか、その心情の変化にも注目していただければと思います。それがクラスメイトや先生との関係性にどう影響していくのか、楽しんでもらえれば嬉しいですね。
高橋文哉
たかはし ふみや
撮影中、口笛を吹いたり手や足でリズムをとったりと、終始楽しげだった高橋さん。自然光の中での撮影で、透明感が溢れすぎていました!インタビューでは、お仕事について真剣に語る姿に21歳とは思えない大人っぽさを感じたかと思えば、サッカーやカルボナーラについて話す姿には等身大な少年っぽさが垣間見え、高橋さんのギャップにやられたスタッフでした。
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:大木利保(CONTINUE)
スタイリスト:Shinya Tokita
ディレクション:半澤暁
インタビュー:小枝指優樹
記事:小枝指優樹/緒方百恵