鈴鹿央士
木曜ドラマ『六本木クラス』
僕は僕の思う長屋龍二を演じたい
韓国発の大ヒットドラマ『梨泰院クラス』の日本オリジナル版リメイク『六本木クラス』に出演される鈴鹿央士さん。作中では主人公の宿敵を父に持つ内気な青年・長屋龍二を演じる鈴鹿さんは、韓国ドラマ『梨泰院クラス』の大ファンとのこと。大好きな作品のリメイクに携わる喜び、そして日本でのリメイクでどんな演技を見せたいかの意気込み、さまざまな今の感情を語っていただきました。
<あらすじ>
主人公の宮部新はある日、日本最大規模の巨大外食産業「長屋ホールディングス」の跡継ぎ・長屋龍河が起こした事件によって、唯一の家族である父親を奪われる。更にその事件は、龍河の父親で「長屋ホールディングス」の会長・茂によってもみ消されてしまった。
絶望を味わされた新は、自分から全てを奪った親子への復讐を誓う。そのためにまずは六本木に「居酒屋みやべ」をオープンし、飲食業界でのし上がっていくことに。やがて新の周りには、そのまっすぐで熱い人柄を慕った仲間たちが集まってくる。信念を大切にひたすら前に進み続ける新。果たして彼と仲間たちは、目指す場所へとたどりつけるのか。

原作である『梨泰院クラス』は見られましたか?
実は2年くらい前に見ていたんです。それも何周も見返すくらいハマってしまうくらいに(笑)。きっかけは自粛期間で家にいる時間が増えたので、『梨泰院クラス』を見てみようとなりました。1話のお父さんのお葬式のシーンで心をグッと掴まれて、そこから一気に見ました。もちろん、その時はまさか自分がリメイク版に出演できるとは夢にも思っていませんでした。

今作への出演が決まった時は
どんな気持ちでしたか?
素直に嬉しかったです。あの『梨泰院クラス』のリメイク作品に僕が出られるんだ!と。

その分『六本木クラス』で
長屋龍二を演じる難しさはありましたか?
韓国と日本で環境が大きく違いますし、演じる人間も違うので、僕は僕の思う長屋龍二を演じようと思いました。逆にモノマネ大会にならないように気をつけました。このシーンの時、こんな反応していたなと、どうしても頭によぎってしまうので(笑)。

その時はどう対処されたんですか?
その場の雰囲気というか、自分の思う「日本の龍二」を大切にするようにしました。監督ともその辺は話し合いました。完コピするのが目的ではないので、キャラクターの芯がブレなければ大丈夫だろうと、自由にやらせていただきました。

演じられた長屋龍二は
どういったキャラクターですか?
店で一緒に働いている葵に対する淡い感情、店長である宮部さんへの信頼など、内気で静かな感じなんですけど、しっかりとした確かな気持ちを持っているんです。実際、実家から出て一人暮らしするなど、思い切りの良さも持ってます。

最後に作品の見どころをお願いします!
店が拡大していく過程のビジネス的な要素もすごい面白いですし、登場人物も本当に色々な個性を持っていて面白い。ビジネスと人間ドラマ、その両方を楽しめると思います。1話から見てずっと飽きずに見られる作品になっていると思いますので、是非たくさんの人に見ていただきたいです。

鈴鹿央士
すずか おうじ
メンズノンノモデル。撮影中、無邪気な表情を見せてくれた鈴鹿さん。六本木クラスポーズの手の向きが難しく、苦戦しながらも笑顔でキメてくれました!インタビューではひとつひとつ丁寧に答えてくれ、スタッフ一同、鈴鹿さんから放たれるマイナスイオンに癒されました。
木曜ドラマ『六本木クラス』
テレビ朝日系 毎週木曜 夜9:00〜放送
原作:チョ・グァンジン『六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~』(ウェブ漫画/電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」掲載中)、チョ・グァンジン/キム・ソンユン『梨泰院クラス』(テレビシリーズ/JTBC)
出演:竹内涼真、新木優子、平手友梨奈、早乙女太一、鈴鹿央士、香川照之
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ディレクション:半澤暁
インタビュー:山根将悟
記事:山根将悟/近谷奈生