【小西詠斗】ドラマL『恋に無駄口』無駄部といると学生に戻った気分だった

FEATURE

2022年6月17日

小西詠斗

ドラマL『恋に無駄口』
無駄部といると学生に戻った気分だった

男子高校生4人の青春を描いたラブコメディ漫画『恋に無駄口』。今回、同作がドラマ化され、その中で小悪魔系あざと男子、シロを演じた小西さん。同世代4名での撮影がとにかく楽しかったと語る小西さんに、作品の魅力や見どころを聞いてみた。さらに小西さんの青春時代も振り返っていただきました！

<あらすじ>

残念バカ男子4人の、青春無駄遣いラブコメ！
元女子校に入学してきた、顔だけはいい男子…仁科・マヤ・シロ・葵の4人。無形文化遺産代行保存部･･･通称「無駄部」の彼らは、日々くだらないテーマを検証しSNSにアップしたり、無駄口叩いてばかりいる。無駄イケメン男子4人の、じれったい恋と友情！

撮影に入るにあたって、原作は読まれましたか？

読みました。無駄部のメンバーってバカだな～と思いつつも、こういう学生時代に戻りたいなと思いました。すごく無駄なことをしている部活なんですけど、その時間が羨ましかったです(笑)。

無駄部のメンバーを演じる上で

気をつけた点はありますか？

無駄部の4人で集まっているシーンの時は、いい意味で力を入れずにやるようにしていました。無駄部のメンバーたちは絶対に恋はしないって言いつつ、作中で女の子が登場して、結局恋に落ちてしまうんです。その女の子と話す時は緊張して、無駄部でいる時とは違う話し方になったりするので、そういうところは演じる時に意識していました。

演じたシロについてどんな印象を持ちましたか？

かわいい。かわいいのに小悪魔的な要素がすごくあって、ちょっと毒舌だったりとか。そういう所がすごく好きでした。僕も結構ドライで毒舌と言われることがあるので (笑)。あと僕と甘いものが好きなところが似ているんですよ。作中でずっと甘いもの食べていて、撮影ではたくさん食べました。たい焼きを何個も食べたり(笑)。

今回出演に際して髪を染められましたね！

そうなんですよ！人生初で！でも染めた後、鏡を見ても全く違和感はなかったです（笑）。撮影期間は終わったのですが、まだ茶髪のままにしています。

今作は男子の青春が物語の軸にありますが、

小西さんはご自身の青春を振り返って、

何かエピソードはありますか？

僕は高校3年生の終わりぐらいにこの業界へ入ったのですが、それまでは普通の高校生でした。部活の弓道をやっていて、夢中でした。部活をするために学校へ行くみたいな感じで、学生生活は弓道に注いでた気がします。めちゃくちゃ楽しかったです。

部活ではどういう風に過ごされていたんですか？

和気藹々とやっていました。部室があって、土日も9時から12時まで練習なのですが、練習が終わっても帰らず、18時くらいまでだべったりして(笑)。みんなでマシュマロを焼いたりしていました(笑)。でも大会には物凄く真剣に取り組んでいて、大会前の練習はかなりキツかったです。そこの緊張感で心は強くなりました。

『恋に無駄口』のお話に戻りますが、

共演者の皆さんの印象は？

現場に入った初日からすごいスピードで仲良くなったので、周りから「本当に無駄部みたいだね」とか言われたりしました(笑)。みんなで一緒にいると、学生に戻った気分でした。でも現場に入る前のビジュアル撮影で初めて会った日は本当に気まずかったです(笑)。この現場、大丈夫かって思いましたもん。誰も喋らなくて。人見知りばかりで、地獄みたいな空気でした(笑)。やばいな～と思いながら現場に行ったら、意味分からないくらいのスピードで仲良くなりましたね(笑)。少し撮影の期間が空くと、早くみんなに会いたいと思っていました。

そこまで仲良くなったきっかけは何ですか？

現場の部室セットにギターが置いてあって。水沢林太郎がギターを弾けるんですよ。それに合わせて僕と奥野壮、藤岡真威人の3人で大合唱して(笑)。そこで仲良くなりましたね。

最後に作品の見どころをお願いします！

まず、クスッと笑える高校生のノリを見て楽しんでいただきたいです。あとは高校生ならではのちょっとウブな恋愛だったり、4人それぞれ違った面白い恋愛の仕方をするので、そこも見てもらえたらと思います。原作を忠実に再現しているところが多いので、ここはどうやって演出されているんだろうとか、原作と見比べたりするのも面白いと思います！