眞栄田郷敦
「(山﨑)賢人くんが主演だから頑張ろうと思える」
現在公開中の『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』で、キーパーソンの一人、尾形百之助を演じている眞栄田郷敦さん。インタビュー後編では、本作の主演を務める山﨑賢人さんや、憧れの舘ひろしさんについて、さらに眞栄田さんの素敵な一面が垣間見えるお話も!お聞きしました。

本作の主人公・杉元佐一を演じる山﨑賢人さんは、眞栄田さんから見てどんな俳優さんですか?
賢人くんは本当に唯一無二の俳優だと思います。これだけ人気があって、数々の大作の主演をやっているのに、肩の力が抜けているというか。すごく天然で、いい意味でちょっと抜けているところもあって、それが現場を和やかにするんです。人によっては「もうちょっと締めて行こうぜ」と思われる方もいると思うんですけど、賢人くんにはそうは思わないというか。みんなそこに和まされているし、賢人くんのためにと言ったらおこがましいですが、「賢人くんが主演だから頑張ろう」と思わせられるんです。そういう人を惹きつける魅力のある人だなと思います。
今作では、舘ひろしさん演じる土方歳三と、北村一輝さん演じる犬童四郎助との一騎打ちのシーンは胸にくるものがありました。眞栄田さんはあのシーンをご覧になって、どんな思いがありましたか?
旧幕府軍と新しい政府の代表対決のような、ちょっと忘れがちな時代背景をまた思い出させられるシーンでもあったなと思います。『ゴールデンカムイ』って、アクションやコメディ要素も多いので、ちょっと時代背景を忘れてしまう瞬間もあるのですが、あのシーンはその時代の両面の思いをすごく考えさせられる部分でした。何より舘さんと北村さんがめちゃくちゃかっこよかったです。

どっちがいいとか悪いというのではなく、土方と犬童、どちらの気持ちも分かりました。
この時代を描いた作品は他にもあると思うんですけど、本当にどっちの意見も間違っていないと思いますし、どちらの思いも強くあって。この作品における「土方歳三」は絶対に必要な存在だと思うし、本当にかっこいいと思います。でも、リアルで考えたら正直、ちょっと不器用だと僕は思います。やっぱり時代に乗っていかないといけないことも多いと思うし、簡単には抗えないくらい大きな変化があった時代だと思うので、ある意味ではかわいそうな時代だなとも思います。
前回『カラダ探し THE LAST NIGHT』でご取材した際、ずっと共演を願っていたという舘ひろしさんとは、映画『港のひかり』に続いての共演です。
僕は今回の撮影期間は割とみなさんとは別々だったんです。でも舘さんは今でもたまに食事に誘ってくださったり「またみんなで来ようね」と声をかけてくださったり。とにかく色気の塊って感じで相変わらず、超かっこいいです。舘さんから学んだことや「すごいな」と思う部分はたくさんあるのですが、存在感が違いすぎて「自分には真似できないな」ということが多すぎるんです。そこに立っているだけで画力があるし、見せ方もすごく考えていらっしゃるんだろうなと思います。ご本人は「全然芝居できないから」と仰るのですが、セリフ一個一個や時代背景も含めてすごく考えていらっしゃるし、監督とも相談されている姿をよく見ます。あれほどの大スターなのにすごく貪欲な感じがして、それがまたいいですよね。舘さんが手を抜いているところは見たことないです。

さて、本作の公開日翌日はホワイトデー(3/14)ですが、ご自身のホワイトデーの思い出はありますか?
僕は子供の頃アメリカに住んでいたんですけど、アメリカではホワイトデーという習慣がないんです。その代わり、バレンタインデーには全員にお菓子を配る時間があって、男性から渡す習慣もあったので、ケーキとかを買っていったことが多いかな。
そうなんですね!それでは春になるので、何か春にやってみたいことはありますか?
僕、春は花粉症で辛いんです……。でも、すごく憧れているのは、外でのお花見なんです。未成年のお花見って面白くないじゃないですか(笑)。きっとみんな、お花見を理由に集まって食べたり飲めたりするから楽しいと思うんです。レジャーシートを敷いて、鍋とか囲みながらお酒を飲んでいるのを見かけるといいなって思うし、社会人になってからなかなかそういうチャンスなかったので、いつかやりたいんです。お花見のためなら、花粉も我慢します!

そういう時って「飲み物担当」とか、一人一品もち寄りとかあると思いますが、もしやるとしたら、眞栄田さんは何を持っていきますか?
全部持っていきます。そういうの大好きなんで。
全部してくれるんですか!?
僕、バーベキューとかも前の晩からいろいろ仕込んで用意するんです。例えば、牛タンを何日か前から調味液に漬けておいたり、タレとかも用意したりして。話がヒートアップして長くなるのでこのぐらいにしておきます(笑)。
そのお話、ぜひ次回聞かせてください(笑)。でも、ちゃんと当日のために前々から準備されるんですね。
せっかくなら。誰かが喜んでいる顔っていいじゃないですか。別に僕の手料理で喜んでもらえるとは思っていないですけど、そういう時は自分で「絶対うまい」と思う料理を持っていきたいです。

眞栄田郷敦
まえだ ごうどん
2000年1月9日生まれ。
撮影では力強い目力とスラットした手足をたくさん動かして、いろんな表情を撮影させていただきました。撮影中にも眞栄田さんご本人で写真をチェックされていて、後編の写真の撮影時には「この背景がこんな感じになるんですね!」とおっしゃられていて、仕事に対する意欲や積極性は貪欲さは変わらずに流石だなと感じたスタッフでした。これからも作品に合わせて居方を変えられつつも、ご自身の軸となる、求められていることに対して全うしようとするブレない覚悟と情熱でたくさんの場所でのご活躍を応援しております。ご登場ありがとうございました。
最近の出演作に、テレビドラマでは、NHK総合『連続テレビ小説 「あんぱん」 』(‘25)、WOWOW『連続ドラマW ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-』(‘24)、フジテレビ『366日』(‘24)、映画では、『港のひかり』(‘25)、『カラダ探しTHE LAST NIGHT』(‘25)、『ババンババンバンバンパイア』(‘25)、『ブルーピリオド』(‘24)、『東京リベンジャーズ シリーズ』などがある。
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©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
タイトル表記: 『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』
公開表記: 2026 年3 月13 日(金)全国公開
コピーライト表記: ©野田サトル/集英社 ©2026 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
スタッフ・キャスト名表記:
原作: 野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
監督: 片桐健滋 ※片は旧字
脚本: 黒岩勉
音楽: やまだ豊 出羽良彰
主題歌: 10-FEET「壊れて消えるまで」(UNIVERSAL MUSIC / BADASS)
アイヌ語・文化監修: 中川裕 秋辺デボ
製作幹事: WOWOW・集英社
制作プロダクション: CREDEUS
配給: 東宝
出演:山﨑賢人
山田杏奈 眞栄田郷敦 工藤阿須加 栁俊太郎 塩野瑛久 稲葉友 / 矢本悠馬
大谷亮平 高橋メアリージュン / 桜井ユキ 勝矢
中川大志 ・ 北村一輝 ・ 國村隼
池内博之 木場勝己 和田聰宏 杉本哲太 / 井浦新
玉木宏 ・ 舘ひろし
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:MISU(Sanju)
スタイリスト:Masaya(Ply)
インタビュー:根津香菜子
記事:根津香菜子/有松駿
記事:林桃/緒方百恵
