堀海登
写真集『ひとたらし』
100点満点中120点。この1冊で、僕の人となりを感じてほしい
国内外で注目を集める俳優・堀海登さんの2nd写真集『ひとたらし』が、満を持して10月2日より発売されます。今回のインタビューでは、本作の撮影エピソードをはじめ、俳優としての転機となったドラマ『フェイクファクトリップス』への想いや、堀さんが考える「カッコいい人」についてまで、たっぷりとお伺いしました。数多くの資格を取得し、プロ雀士としても活動するなど、物事をとことん突き詰める彼の原動力とは――。
©堀海登 写真集『ひとたらし』撮影:Hiroki Asano/ワニブックス刊
<作品概要>
話題のBLドラマ『フェイクファクトリップス』で主人公・四ツ谷良役を演じ、注目度急上昇中の俳優・堀海登の最新写真集です。『虹とオオカミには騙されない』出演でも話題を集め、端正なルックスと人懐っこい笑顔で国内外のファンを魅了。さらにプロ雀士としても活躍するなど、多彩な才能を持つ注目株です。本作では、さまざまな衣裳やシチュエーションで撮り下ろしを敢行。爽やかな表情から大人っぽい一面まで、ここでしか見られない魅力を凝縮したファン待望の一冊です。
今回、このタイミングで写真集を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
僕自身、3年スパンで写真集を出したいなと考えていたんです。2023年に1st写真集を出させていただいたので、ちょうど今年か来年あたりに2冊目を出したいなと思っていました。そんなタイミングで、ちょうどワニブックスさんからお声がけいただいたので、「ぜひぜひ」ということで作ることが決まりました。
『ひとたらし』というタイトルは、すぐに決まったのですか?
撮影期間中、チームのみんなで本当にたくさん候補を出し合っていたんですけど、なかなかピンと来るものがなくて。ピンと来ても「いや、でもこれだったらあっちの方がよくない?」みたいになって、結局「タイトルは後で決めましょう」となりました。
すべての撮影が終わって、みんなでご飯を食べながら話しているときに、僕がぽろっと「『ひとたらし』はどうですか?」って提案したら、「いいね!」ってなって。実際に僕自身“ひとたらし”と言われることが多かったので、それを提案して採用していただきました。
“ひとたらし”は、たくさんの人から愛される堀さん自身をまさに体現した言葉だとお聞きしました。
そうですね。僕はこれまでの人生、先輩に囲まれることが多くて。アイドルをやっているときも最年少でしたし、学生時代サッカーをやっているときは、クラブチームでひとつ上の学年の試合に出たり、同年代よりも上の年代の方々と絡んでいたので、ありがたいことに「可愛い」と言ってもらえる立場でした。そういったことが、今の自分につながっているのかなと思います。
今、完成した写真集をご覧になってみていかがですか?
100点満点中120点です!
特にお気に入りのカットや、思い出深い撮影などは?
いろんな僕を演じさせてもらいましたが、サッカーのユニフォームを着ての撮影は新鮮でしたね。昔はサッカー選手を目指していて、今でもプレーするのも観るのも大好きなんです。なので、スタイリストさんがユニフォームに「KAITO」と名前を入れてくださったのは嬉しかったです。ちょうどワールドカップが開催されている時期に撮影していたので、自分も日本代表になれた気がしました。
©堀海登 写真集『ひとたらし』撮影:Hiroki Asano/ワニブックス刊
撮影チームの皆さんとの印象的なエピソードはありますか?
ありますよ~(ニヤリ)。撮影後にちょっとした打ち上げモードになって、みんなでバーベキューをしたんです。僕がお肉を焼いて、「食べて食べて」って配って回っていました。普段からキャンプが好きでよく行くんですけど、僕は焼きながらつまむタイプで。このときもみんなが焼かせてくれて、すごく楽しかったですね。
堀さんはファッション系の資格も取得されていますが、今回の衣装はご自身でもアイデアを出されたり?
ざっくりと「こういうイメージのものをやりたい」と注文はしましたが、本当にイメージ通りというか、すごく素敵な衣装をたくさん持ってきてくださって。その中でも何パターンかあったので、「この写真を撮るんだったらこっちがいいかな」という感じで、衣装合わせをしていきました。思い描いていた以上のスタイリングにしていただいたので、撮影もとても楽しかったです。
撮影のために、体を鍛えたりもされたのでしょうか。
実は、撮影と撮影の合間で1ヶ月くらい空いたりしたときもあったんです。最初に撮るときは少しだけ鍛えたんですけど、脱ぐタイミングがあまりなくて。実際に脱いだときは、ちょっとぽよんぽよんになっていました(笑)。でも、それが逆にありのままの僕の姿で良いかなと思っています。
ドラマ『フェイクファクトリップス』の反響は非常に大きく、放送が終わった今もすごい熱量ですよね。この作品との出会いは、堀さんの俳優人生においてどのようなものになりましたか?
人生を変えてくれたな、という気持ちでしかないです。これまで様々な作品に出演させていただいて、いろんな役を演じてきましたが、今までで一番、人として成長できたと思っています。国内外問わず、本当に多くの方々に知ってもらえる機会になりましたし、応援してくださる方々との向き合い方も変わりました。改めてファンの皆さんに感謝していかなきゃいけないなと感じさせてくれた作品です。
STARFOCUS主催の「2026 FAN CHOICE COUPLE AWARD」では、堂々の世界1位を獲得されましたね。
世界1位のカップルに選ばれたのも、僕らだけの力ではなくて、「リップス(『フェイクファクトリップス』のファンの名称)」のみんなのおかけです。ファンの方々がいるから、我々が輝かせていただけているんだなっていうのは本当に毎日感じているので、いろんな形で恩返ししていけたらと思っています。
堀さんはインタビューやテレビで「モテたい」「カッコよくいたい」とよくおっしゃっていますよね。「FAST」は「カッコいい人」を追い続けている媒体なのですが、堀さんにとって、「カッコいい人」とはどのような人ですか?
うーん……。これまでいろんな芸能人の方を見てきて、皆さん本当にカッコいいんですけど、僕は見た目以上に、中身がカッコいい人間になりたいと思っていて。それこそ僕のマネージャーは、中身がカッコいいんです。愛があって、真っ直ぐで、仕事に対しての熱量がすごい。どこに行っても僕より現場の人と仲良くなるんですよ。彼こそ、“ひとたらし”です(笑)。一番身近な人で言ったら、マネージャーのカッコよさに惹かれる瞬間が多いですね。
マネージャーさんとはお付き合いも長いのですか?
今、4年目くらいです。でも本当に「ずっとこの人と一緒にやりたい」と思っているので、たぶん一生付き合っていくことになるかな。
写真集に掲載されているインタビューもマネージャーさんを交えてという形ですが、それも堀さんの強い希望で?
そうです。あまり表に出たがらないんですが、僕が無理やり引き込んで(笑)。先日のファンミーティングにも、スペシャルゲストとして来てもらいました。
写真集を通して見せたかったご自身のカッコよさは、表現できましたか?
はい! 自分がイメージしていた以上のことがすべて叶いました。本当にこの1冊で、僕のことを応援して愛してくれているファンの皆さんには満足してもらえると思います。あとは、まだ僕のことを知らない方や、名前くらいは聞いたことがあるという方にも、この1冊を通して僕の人となりを感じていただけたら嬉しいです。
堀さんは資格も数多く取得されていて、物事を突き詰めるタイプとお見受けします。その原動力はどこにあるのでしょうか。
原動力は、“モテたいから”です(笑)。元をたどると、やっぱり何事も「モテたい」「目立ちたい」「人気者になりたい」から。たぶん根本からそういうタイプの人間なんですよね。
あとは自分の中で本当に好きになったものは、何でも喋れるようになっておきたいし、上を目指したい。例えば役者を始めたときは、トップに上り詰めるぞという気持ちでしたし、ファッション系の資格も、ファッションデザイナーの役を演じたのがきっかけで取得したんです。
役作りでも、資格まで取る方はなかなかいらっしゃらないですよね。
麻雀プロの役を演じたときも、実際にプロ資格を取得しました。それくらい突き詰めて、覚悟を決めて作品に臨んでいます。資格は演じるうえでの大きな説得力になりますし、何より自分の中で、嘘偽りのない役を演じたいという思いがあります。
同世代の俳優さんもたくさんいらっしゃる中で、役に対する覚悟こそが、堀さんの一番の強みなのではないでしょうか。
僕は誰よりも台本を読み込んでいる自信がありますし、作品や自分が演じる役の良さについては、永遠に語れるくらいまで知り尽くせていると思います。とことん突き詰められる力は、他の俳優さんには負けません!
今回の写真集は人生の一つの節目だと思います。今後、新たに挑戦していきたいことはありますか?
昔からキャンプや料理が好きなので、キャンプ・料理系の何かを狙おうかなと……。
それは資格などですか?
資格でも、「自分ってこういう人間だよ」と分かってもらえるように、何か形にしたいですね。僕は麻雀が大好きなんですけど、「麻雀プロです」って言うだけで、別に熱を語らなくても「麻雀が好きなんだな」って思ってもらえるじゃないですか。ファッションデザイナーの資格もそうで、持っていると言えば、服のことを語らなくても分かってもらえる。そんなふうに、僕の人となりが伝わるものを増やしていけたら面白いなと思っています。
とてもお忙しいかと思いますが、勉強法などは?
僕は、やると決めたら短期間でひたすらやるタイプです。例えば夜10時くらいに家に帰ったら、深夜3時まで毎日机と向き合って勉強します。麻雀プロの試験のときは、歴代の過去問を解きまくっていました。苦手な部分を反復して、知識として知らないことをまずなくすというのを意識していましたね。自分の苦手なところをとことんなくしていくという作業が、たぶん一番の近道だと思います。
ものすごい努力家ですね。
やっている最中はすごくしんどいんですけど、それ以上にやるって決めたことができなかったときが一番しんどいなと。やると決めたら、僕は絶対にやり遂げる。納得のいく形になるまではやり続けたいですね。
お話は変わりますが、実は「FAST」のお問い合わせフォームに「堀さんをぜひ取材してください!」という声がたくさん届いていたんですよ。
えー!そうなんですか!
そういったファンの皆さんの声はいかがですか?
ファンの方々が本当にエネルギッシュで、いろんなところで僕を宣伝してくださっているので頭が上がらないですし、しっかり恩返ししていきたいと思っています。もちろん、新しく知ってくださった方にも「俺ってこういう人間だよ」と伝えられる機会をどんどん増やしていきたいですね。こうしたインタビューも、僕を知っていただく良いきっかけになると思うので、ありがたいです。
では最後に、写真集を心待ちにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
いつも応援してくださっている方々、そして『ひとたらし』を手に取ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。この1冊には、12年間の芸能生活で得たたくさんの経験をふまえて、いろんな姿の僕が投影されています。たくさん眺めて、たくさん飾ってもらえたら、僕も写真たちも喜ぶと思いますので、ぜひぜひ愛してやってください。よろしくお願いします!
堀海登
ほり かいと
1999年5月30日生まれ。
2021年、ABEMAの恋愛リアリティーショー『虹とオオカミには騙されない』で注目を集め、以降『佐原先生と土岐くん』『最高のオバハン 中島ハルコ』など話題作へ次々と出演。2026年放送のBLドラマ『フェイクファクトリップス』では主演・四ツ谷良役で、大きな話題を呼んだ。2025年にはプロ雀士となり、俳優業と両立しながら活動の幅を広げている。ファッションデザイナーや服飾インストラクターの資格を持つなど、その多才さも大きな魅力。端正なルックスと確かな演技力で、今後のさらなる飛躍が期待される。
取材前にすれ違ったときから、笑顔で挨拶をしてくださった堀さん。写真集のタイトル「ひとたらし」は、誰からも愛される堀さんをそのまま体現しているような言葉だと、短い時間ではありましたが、お話させていただいたなかで感じました。撮影では、カメラに向けるキメ顔が超絶カッコよく、周りで見ていたスタッフさん方からは「ビジュ神」との声が続出。「カッコよさ」を常に追い求め続け、やると決めたことは達成するまでやり抜く、そんな漢気あふれる堀さんの今後ますますのご活躍を応援しております!ファンの皆さんの熱い要望から実現した今回の取材。FASTへの初登場ありがとうございました。
©堀海登 写真集『ひとたらし』撮影:Hiroki Asano/ワニブックス刊
〈書誌情報〉
堀海登 写真集『ひとたらし』
撮影:Hiroki Asano
ワニブックス刊
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:HIYORI AIKAWA
スタイリスト:RENA KAMISASA
インタビュー・記事:相澤花菜