“家族”がメインテーマになっていたり、主人公が銭湯で働いていたり、一人で二人のライダーに変身して合体するなど、とても個性的な内容となっている『仮面ライダーリバイス』。その個性があふれる中で心優しく、真っ直ぐな主人公・五十嵐一輝を演じる前田拳太郎さん。仮面ライダー生誕50周年記念作品の主人公という大役をになう彼は、どのように作品を受け止め、役と向き合っているのだろうか。“家族”というテーマから現場の雰囲気まで、細かく伺ってきました。

『仮面ライダーリバイス』

<あらすじ>

不思議なスタンプ、ギフスタンプが発見されて50年。悪魔を崇拝する組織デッドマンズは、遺跡から発見されたギフを復活させようと、信者たちに体内の悪魔を解き放てと華々しく訴えかける。

そのデッドマンズから人々の平和を守るために組織された政府特務機関フェニックスでは、研究員のジョージ・狩崎（濱尾ノリタカ）によるリバイスシステムの開発が進行していた。

そんな戦いをよそに、銭湯しあわせ湯では長男の五十嵐一輝（前田拳太郎）が大忙し。常連客の世話などをしているが、自分にしか見えない悪魔の暴走に悩まされる。弟の大二（日向亘）がフェニックスの隊長に就任する大切な日だというのに…。やがて一輝は、大二の就任式でとんでもない騒動に巻き込まれることになる。自分にしか見えぬ悪魔とともに…！