【水沢林太郎】ドラマL『恋に無駄口』もともと原作ファンだったので出演は衝撃的でした

FEATURE

2022年6月14日

水沢林太郎

ドラマL『恋に無駄口』
もともと原作ファンだったので

出演は衝撃的でした

高校生男子4名からなる『無駄部』の日々をコミカルに描いた学園コミック『恋に無駄口』がドラマ化。その中で変人ナルシストとして数々の奇行を見せるマヤを演じた水沢さん。意外にもハイテンションな役を演じるのは初めての水沢さんは、どのように今回の役、作品と向き合ったのか。現場でのほのぼのエピソードや裏話など、盛りだくさんな内容をお届けします。

<あらすじ>

残念バカ男子4人の、青春無駄遣いラブコメ！
元女子校に入学してきた、顔だけはいい男子…仁科・マヤ・シロ・葵の4人。無形文化遺産代行保存部･･･通称「無駄部」の彼らは、日々くだらないテーマを検証しSNSにアップしたり、無駄口叩いてばかりいる。無駄イケメン男子4人の、じれったい恋と友情！

原作は読まれましたか？

読みました！もともと原作の福山リョウコ先生のファンで電子版を読んでいました。まさか自分実写化作品に携わるとは思ってもいなくて、出演が決まった時は衝撃を受けましたね。すぐに単行本も買って読み返しました！

以前から原作を読まれていたとのことですが、

自分は何役になると予想されていたんですか？

最初は僕のこれまでのイメージもあって、葵かな？と思っていました。そしたらまさかのマヤでした(笑)。マヤとの共通点がメガネくらいしかなかったので驚きました。これまで演じてきた役と比べると、キャラクターやテンションが真逆だったので、僕にとってかなり挑戦的な役になりました。そこは無駄部メンバーたちに協力してもらって、客観的な意見をもらいながら、作り上げていきました。みんなには本当に感謝しています。

役作りに際して無駄部メンバーで

ディスカッションはされたんですか？

かなりしました。常にみんなで相談ながら、リハーサルや本番などで、演技を変えたりしてました。全シーン、全カットで細かく変えて、シロちゃん(小西詠斗)に相談して。こうしたら面白い、これはやり過ぎとか。そういう試行錯誤の繰り返しだったので正直、初日は不安だったんですが、リハーサルでとにかくやってみたらスタッフさんが笑ってくれたので、そこでちょっと安心して。そこからもう、自由にやらせてもらいました(笑)。

無駄部メンバーの皆さんは

仲が良いと思うのですが、

初対面はどういった感じでしたか？

初めて全員と会ったのが情報解禁用のビジュアル撮影だったんですが、全員揃って挨拶もそこそこに2秒で撮影入ったんです(笑)。最初がそんな感じだったので、その後、待機室でお互いが無言で佇む時間があって(笑)。流石に気まずくて、色々喋らないとと思っていたら、仁科役の(奥野)壮ちゃんも同じこと考えてたみたいで。僕のトークに反応してくれたんです。シロちゃん役の小西（詠斗）くんに関しては無でした(笑)。その後、ワークショップなど交流の時間があって、短時間で一気に仲良くなりました！

水沢さんが現場でギターを弾かれていて、

そこから仲良くなったとか！

現場に入って無駄部のセットを見た時、マヤのスペースはモテるためのものしかなくて(笑)。その中にギターがあったんです。お、と思って弾いてました。そしたら仁科がきて、歌い出したんです。この時間、何かいいなと思いました。そしたらシロちゃんもきて歌い出して。最終的に葵も加わって大合唱になりました(笑)。休憩中はずっと歌ってましたね。僕も家からカポタスト持ってきて本格的に弾いたりして。休憩中は遊びまくってましたね笑。

今回、初の金髪を披露されていましたが

感想はいかがでしょうか？

あれ、実はカツラだったんですよ。約1ヶ月以上、雨降っても風強くてもどんな時もカツラでした(笑)。小西くんもよくカツラを被るので、禿げるよと言われてました(笑)。カツラを被りやすくするために頭にネット被っていたんですけど、カツラとってその姿になると「黒豆だ！」って笑ってくるんです。そんなに感じでめちゃくちゃ笑っている現場でした(笑)。

最後に作品の見どころをお願いします！

『恋に無駄口』は監督やスタッフさんたちが熱意を持って、愛を持って制作していますが、その中で僕たちにも自由にやっていいと言っていただきました。そのおかげか、割とみんな素の部分が出ていたりします。普通に笑ってしまったシーンが使われていたりもします。そういうところを見ていただけたらいいなと思うし、僕に関しては本当に好き勝手やってるのでそこも見ていただけたらなと思います！特に動きに関しては全部自由にやっているので(笑)。お話自体はとても面白いコメディーになっているので、とにかく笑って見ていただきたいですね！