森山瑛
街頭インタビューから放たれた異彩
奇跡の美少年の素顔とは―
「凛」を絵に描いたような顔立ちと瞳の表情。
どこか切なく、どこか儚い。
そんな印象を撮影中に受けた…のもつかの間!
インタビューになると、
不安そうに「話せるかな~」と
ハニかむシャイな笑顔に
17歳の少年らしさが
ギュッと詰まっていました。
(まさにキラキラの濃縮還元)
緊張しながらもしっかりとした軸が
言葉の節々に現れていた
森山さんの“イマ”しか
見れない素顔をお届けします。
自分を色で表すと?
なんだろう…青ですかね。僕、海や空がすごく好きなんです。小さい頃は父の持っていたボディーボードで遊んだり、最近だと友達と釣りに行ったり、海にはけっこう行く機会が多くて。あと、波の音ってヒーリング効果があるじゃないですか。「僕と話すことでほんの少しでも落ち着くような効果が声に宿る男になれたらいいな」という願いも込めて青にしました。
森山さんは車もお好きなんですよね?
プラモデルやラジコン、ミニ四駆が好きですね。毎年オートサロンには父と一緒に行く決まりがあるんです。その日だけは男2人の休日というか(笑)。今年18歳になるので、早く免許を取りに行きたいな~。「シルビア」って車に乗るのが目標なんです。もともと『ワイルドスピード』が大好きで、劇中のアクションで使用されるような車を調べていた時に、たまたま「これいいじゃん!」と思ったのがシルビアで。形がかっこいいんですよ~!
愛用シルビアで撮影現場に
いらっしゃるのを楽しみにしています!
そんな森山さん、芸能界に入った
キッカケはなんですか?
うちの事務所だと初めてのパターンだったらしいんですが、TBSの『CDTV ハロウィン音楽祭2017』の街頭インタビューを受けている僕を、当時事務所にいらっしゃったマネージャーさんが見つけてくれて、TBSさんから僕の家に「(事務所に)連絡先を教えてもいいですか?」と連絡がきたのがキッカケです。その後直接事務所の方にお会いして所属することになりました。
そんなミラクルがあるんですね!
芸能界に入ろうと決めた想いや
理由は何だったんですか?
僕、姉と妹と弟の4人兄弟なんですけど、ずっと自分がスポーツをしていたこともあって下の子たちをそれに付き合わせてばかりだったんです。迷惑をかけちゃっていると思う部分もあって…。「長男として下の子たちに少しでも誇りに思ってもらえるようなお兄ちゃんになりたい!」という決意がこの世界に足を踏み入れる一番大きな理由でした。あとは、僕も弟も『仮面ライダー』が大好きなんです。「『仮面ライダー』になれる一歩だ!」と思ったのも一つの理由ですね。一番下の弟とは10個年齢が離れているんですけど、とにかくやんちゃで可愛いんです(笑)。
兄弟想いの優しいお兄ちゃんですね。
感動です!
では、『仮面ライダー』の他に
今後やってみたい役はありますか?
自分で言うのもなんですけど…僕、けっこう優しいんですよ(笑)。なので、ヤンキーや不良の役がやってみたいです。やんちゃなんだけど、実は心がいい奴!みたいな(笑)。あとは映画作品をメインにやりたい思いもありますね。ドラマの撮影現場ももちろん楽しかったんですが、長期間共演者の方やチームの方と一緒にいるので、撮影が終わった後に寂しくなっちゃって…(笑)。
森山さんが出会っていく役が楽しみです。
これからどんな俳優さんに
なっていきたいですか?
いい意味でファンの方たちと近い存在でいられる俳優さんになりたいです。僕自身この業界に入った今でも、俳優さんや女優さんって遠い存在ですごく高嶺の生活をしているイメージがあって。でも「本当はそんなことないんだよ、実は近い存在なんだよ」というのを発信していきたい。“森山瑛”がごくごく普通の家庭で育ったのを知って頂きたいし、Instagramも始めたのでそういった親近感のある投稿もしていきたいと思っています。演技の面としては佐藤健さんのような俳優さんになりたいです。佐藤さんが『仮面ライダー電王』で多くの人格に入れ替わってしまう主人公の役の一つ一つの人格を完璧に演じ分けていたのを観て「僕も一個の役に向き合って切り替えがきちんとできる俳優になりたい」と思いました。
映画『テイクオーバーゾーン』
<あらすじ>
沙里が11歳のとき、両親は離婚し、母親は大好きな弟を連れて出て行った。それから3年。
だらしのない父親と部費も払えないギリギリの生活を送るなか、陸上部エースながらも傍若無人に過ごしていた沙里は、久々にスーパーで弟と再会する。しかし傍にいたのは沙里の母親と、沙里とは水と油のような関係の陸上部部長・雪菜…。かたまる沙里に母は告げる。「あの人から聞いてないの?再婚の話。雪菜ちゃんのお父さんと、って……。」行き場の失った少女はどこへ向かうのか、逃げ続けた少女の行方はー。
全てに牙剥く日々から
新たに走り出すラスト2分22秒のワンカット
光星 × 森山瑛
初映画作品だったので緊張しました。読み合わせも初めて、現場に入るのも初めて、とにかくいろんなことが初めてで。加えてメインキャストの3人のうち僕意外の2人がどちらも女の子だったので「これ、やっていけるのかな…」と不安もありつつ…。でも一か月のロケで2人ともと仲良くなれて、僕自身は満足のいくシーンになったんじゃないかと思っています。初出演映画、温かい目で見守っていただけると嬉しいです!
一か月のロケ、
印象的だったシーンはありますか?
撮影最終日に奈良県と大阪府の県境の山で撮ったシーンかな。昼前くらいに出発して暗くなるまで撮影したんですが、大阪の街の灯りがとにかく綺麗で。星も見えていたので、本当に絵に描いたような場所だったんです。「今自分はこんな素敵な場所で全く知らなかった人たちと一つの作品を作ってるんだ。すごいな。」と感じたのを覚えています。事務所に入って3カ月、最初は現場に入った時の挨拶が「おはようございます」なのか「こんにちは」なのかすら分からなかったのに、気づけばちゃんと一つの作品を最後までやり遂げられていて。その感動が込みあげてきたんだと思います。共演者の方たちも優しく色んなことを教えてくれる方ばかりだったので、初めての映画作品の現場が本当にここでよかったです。
森山瑛’s Highlight
「中学生の恋愛のリアルさを観て欲しい」
物語の主体は中学生。中学生ならではの葛藤や不安な気持ちが全部映画に組み込まれています。作品の見どころは…正直ありすぎて分からないです(笑)!僕の演じている光星は陸上部にも関わらず部活にも参加しないようなヤツなんですけど、彼女の沙里(吉名莉瑠)のためならしっかりとした発言できるような男の子。沙里を想うがあまりに空回りしちゃう中学男子の恋模様が光星の見どころだと思います。彼女と彼女の父親が家で揉めるシーンがあるんですが、揉めているところにずかずかと上がり込んでいくんですよ(笑)。「こんなに他人の家の親子関係に付け入る彼氏っているのかな?」と(笑)。でもそんなところも含めて「彼女想いのいいヤツだな」と思いながら演じさせていただきました。
映画『テイクオーバーゾーン』
6月12日~イオンシネマ高の原 / イオンシネマ西大和 にて公開予定
脚本:岩島朋未 監督・編集:山嵜晋平
出演:吉名莉瑠 糸瀬七葉 森山瑛 川瀬陽太 内田慈 合田雅吏
詳細は公式HPにて(https://toz-movie.com/)
森山瑛
もりやま あき
2002年6月12日生まれ。
仕留めるような躍動的な目力とは裏腹に、こぼれてしまうほどの優しさが最高の裏切りとして輝く17歳。
出演作:日本テレビ系『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(立野寛人役)
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:金田紗世子(MAKE ON)
スタイリング:町山博彦
ディレクション:半澤暁
インタビュー・記事:満斗りょう
※Item Credit
Outer:チェックシャツJK/グレー/¥29,000+tax(KHONOROGICA)
Tops:PERVEMENTロンTEE/WHT/¥4,500+tax(WHO’S WHO gallery)
Pants:チェックスラックス/グレー/¥28,000+tax(KHONOROGICA)
Shose:Uチップシューズ/BLK/¥20,000+tax(REUAL)
Belt:ウエスタナーベルト/BLK/¥3,500+tax(WHO’S WHO gallery)
お問い合わせ先
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