松岡広大
15周年を迎える『ハンサム』の舞台に立つ、
ハンサムメンバーそれぞれの想い―
2005年から歴史を重ねるアミューズの若手俳優による恒例のファン感謝祭、通称『ハンサム』。歌、ダンス、ミュージカル、フィルムなど俳優ならではのエンターテインメントでファンを魅了してきた『ハンサム』が15周年を迎え、「ハンサム15周年プロジェクト」の立ち上げを発表!佐藤健、三浦春馬、賀来賢人など数々の人気俳優が出演し歴史を重ね、ファンを魅了してきた本イベントを受け継ぐ、今年のハンサムメンバーの想いに迫りました。
ハンサム×松岡広大
僕たち俳優が芝居をするためには必ず誰か支えてくれる人がいなければいけない。それがファンの方たちなんです。『ハンサム』は、そのファンの方たちに僕たちの一年分の感謝を伝える場所です。
15周年を迎え、新たなメンバーも加わってのMV撮影。
どんな現場でしたか?
新メンバーの最年少が高校1年生なんです。そんなニューエイジが『ハンサム』に加入するなんて思ってもいませんでした(笑)。でも、みんなすごく落ち着いていて地に足がついている印象でしたね。撮影現場でも、和気あいあいとしつつも本番になったら目の色が変わるような人たちばかりだったので、安心できるメンバー揃いで『ハンサム』に向けての期間が楽しみになりました。
“後輩”から“引っ張っていく世代”へ。
その変化の中で見方や居方は変わりましたか?
非常に変化しました。これまで先輩方がやってきたものを今度は自分たちがやっていかなきゃいけない。その責任感を持ちつつ、先輩方がいた時の感覚を思い出しています。「僕がしてもらってきたことを後輩たちに出来るかな?」という不安もまだあって…。今の『ハンサム』での自分の居方や立ち位置、「どんな風に伝えれば各々に刺さりやすいのか」などを考えるようになりました。
それぞれの“人”を理解するといった作業ですね。
みんなに同じように同じ言葉を言っても噛み砕き方が違うと思うんです。その人が噛み砕きやすいように言葉を伝えないと、たった一つの言葉で悩ませ傷つけてしまうことがあるかもしれない。先輩として引っ張っていく立場になったからにはお互いの信頼をきちんと築いていきたいです。
そんな新旧『ハンサム』メンバーが揃っての
CDアルバム。
どんなアルバムになっていますか?
新曲も追加されて、どの曲も毛色が違うので新しい『ハンサム』の時代の訪れを感じられるアルバムになっています。いち早く楽しんでいただきたいのはもちろん、アルバムを聴いてその足でライブ会場に来ていただければさらに一体となってライブを楽しんでいただけると思います。
ライブで生まれる一体感も楽しみですね!
松岡さんの好きな『ハンサム』の曲はなんですか?
『DEAR MY GIRL』です。
「ありがとう 大好きだよ!ココロから感謝してる!」という歌詞から始まる、ファンの方への感謝を最大限に伝えている曲。何よりこの曲を歌うとファンの皆様が一緒に踊って歌ってくれるんです。「一緒にライブを作っている」と感じることの出来るなんとも言えない幸福感が好きなんですよね。聴くとその光景がフラッシュバックする僕の一番好きな曲です。
ライブのステージから見る景色は最高ですか?
すごく気持ち良いです。
ライブは舞台と違って自分の気持ちを開放していい場所。僕自身としてステージに立つことが出来るので楽でもあり、“松岡広大”に対してのファンの方たちの声が届くのが楽しい瞬間です。
松岡さん自身のテンションもMAXですね!
ずっとハイテンションで、終わった瞬間一気に脱力して余韻に浸ります(笑)。「もう終わっちゃった!」とあっという間に時間が経ってしまうんです。ハイテンションでの高揚感プラス、極度の緊張も相まって本番中はすごいテンションになるんですよね (笑)。100のテンションがあれば80%は緊張で占めてしまうタイプなので、緊張した時は会場に神棚があれば手を合わせるようにしています。それでも取れない時は、最終手段として自分の頬を叩いて緊張を痛覚でごまかしています…(笑)。
頬を叩く!その場面に遭遇した人は
びっくりですね(笑)。
では最後に『ハンサム』に対する
意気込みをお願いします。
小さい頃からの自分のライフワークであり、武器でもあるダンスを十二分に発揮できる今回の『ハンサム』。歌も大好きなので“自分”という人間を知ってもらえる最高の機会だと思っています。身体をしっかり使って声が枯れて立てなくなるんじゃないかと思うほどおもいっきりやるつもりです。ぜひ、その姿を観に来てください!
松岡広大
まつおか こうだい
1997年8月9日生まれ。
穏やかで無邪気な笑顔の中に、冷静かつリアリスティックな審美眼が織り込まれた22歳。
舞台『ねじまき鳥クロニクル』
原作:村上春樹
演出・振付・美術:インバル・ピント 脚本・演出:アミール・クリガー
出演:成河、渡辺大知、門脇麦、大貫勇輔、徳永えり、松岡広大、成田亜佑美、さとうこうじ、吹越満、銀粉蝶
2020年2月11日(火・祝)~3月1日(日) 東京芸術劇場プレイハウス
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:金田紗世子(MAKE ON)
スタイリング&ディレクション:町山博彦
インタビュー・編集:満斗りょう
Outer:SWING TOP(CHECK)/BEIGE/¥49,000(JUHA)
Tops:”VIBES” or particular feeling H/S TEE/WHT/13,000(COMMUSE)
Pants:DRESS TWO TUCK WIDE PT/CML/¥18,000(COMMUSE)