【八木勇征】自分の人生を仲間と一緒に切り拓いていくのがホントに楽しみ

INTERVIEW

2025年6月6日

八木勇征

自分の人生を仲間と一緒に切り拓いていくのがホントに楽しみ

2017年、「VOCAL BATTLE AUDITION 5」に合格し、FANTASTICSに加入。儚さ×力強さの伸びやかな歌声で多くの人を魅了し続ける八木勇征さん。2020年の俳優デビュー後、2021年放送のドラマ『美しい彼』で一気に注目を集め、その後はドラマに映画に引っ張りだこの八木さんに、出演中のドラマ『あやしいパートナー』にちなんだお話や自身についてなど、今の思いを素直に語っていただきました。

オープニング主題歌はFANTASTICSの「運命なんて」ですが、特に好きなフレーズがあったら教えてください。

『あやしいパートナー』という作品は、春斗とさくらの運命的な出会いから始まるので、ホントにドラマにぴったりな楽曲だと思いますし、この曲を聞くと、ドラマを撮影していた日々を思い出します。なかでも、すごく好きな言葉が並んでいるのは、やっぱりサビです。「運命なんてものはきっと見つからなくて見つからないものさ」という歌詞があるんですけど。運命というのは、探したからといって見つかるものではないですし、かといって、探さなければ見つかる可能性なんてない。自分が望んでいても望んでいなくても……うーん、言葉で説明するのは難しいですけど。

難しいですね。

だから、奇跡と言い換えられるのかなって。春斗とさくらの出会いは、僕たちが生きているなかで1回あるかないかというレベルの出来事だと思うんです。僕自身のことでいえば、オーディション（「VOCAL BATTLE AUDITION 5」）を受けにいってFANTASTICSのメンバーになれたことは運命だから。すでに人生で1回あるかないかレベルの奇跡が起きちゃった。でも、そのときに奇跡が起きていなかったら、きっと僕はここにはいないんだろうなって思います。

今のお仕事は、天職だと思いますか？

思います。

その理由は？

自分の好きなことができているからです。でも、一人でやれることには限界があるんだなと、この世界に入ってからものすごく感じるんです。でも、僕にはグループの仲間がいて、家族のような存在であるファンの人たちがいて。そういう人たちと人生を共に歩んでいけるからこそ、もっともっと世界は広がっていくと思うし。自分の人生を、自分だけじゃなく仲間と一緒に切り拓いていくことが、ホントに楽しみなんです。そういう職業に就けたこと、そういう仲間や応援してくれてるファンの人たちと出会えたことが、すごく幸せなので。僕はもうこの仕事以外あまり考えられないです。

では、ご自身の役者としての強みはどこだと思いますか？

今までの人生で感じたことのない感情って、まだまだたくさんあると思うんです。それが、役として行動したり言葉を発したりすることによって、八木勇征のなかに一つずつ付け足されていくような……いろんな役を演じるたびに自分がカスタマイズされるし、自分の引き出しが増えていく感覚があるんです。それは、役者としての自分の旨味なのかなと思うし。いろんな人と関わりながら、“作品”という世に残るものを作ることができて、替えのきかない仕事ができていることが幸せです。

『あやしい～』のストーリーにちなんで……最初は何気ない出会いだったのが、いつのまにか離れられなくなってしまった人やモノはありますか？

離れられなくなってしまった……カード系です！昔、カードゲームが好きで、いろんなジャンルのカードゲームを持っていたんですけど、いまだに実家にあります。母に「捨てていい？」と聞かれるんですけど、「いや、とっておいて」と毎回言っています。なんか、手放せないんですよね。それで遊んだときの思い出もいっぱいあるし。それに今、昔のものが流行っていたりするじゃないですか。なのでいつかまた流行りがくるだろうと。そのための保険でもあります（笑）。

ちなみに、先日出演された「王様のブランチ」の「買い物の達人」のコーナー内で高価な炊飯器をゲットされましたが、それもある種、運命的というか……。

あれは運命的でしたねー！家にまだ届いていないんですけど、すでに愛着がめっちゃ湧いています（笑）。

あっ、まだ届いていないのですね！ご飯を炊く以外に、挑戦してみたいレシピはありますか？

まずは、白いご飯を炊く！そこから、いろんなアレンジとかもできると思うんですけど……なにしろ僕自炊しない人間なので、今は、とりあえず白米を炊くことしか脳にないです（笑）。

八木勇征

やぎ　ゆうせい

1997年5月6日生まれ。FANTASTICSのメンバー。

撮影では映画館を生かして撮影をしました。ヘアメイクさん、スタイルリストさんが撮影の間で「ビジュいいね！」という言葉に、普段から言われていても、ついつい照れてしまう八木さんの表情はとても可愛らしく、終始和やかに楽しい空気感で撮影をすることができました。チェキを撮る際は、廊下にお連れしたのですが、場所や体勢が難しいながらも、構わずに「大丈夫です！」とこちらにまで配慮をしてくださいました。

これからもたくさんのメディアに引っ張りだこな中でも、かっこよく素敵で、周りを気遣う強く優しい八木さんのご活躍を応援しております。

初登場ありがとうございました！

最近の出演作に、テレビドラマでは、テレビ朝日『南くんが恋人⁉』(‘24)、フジテレビ『婚活1000本ノック』(‘24)、映画では、『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』(‘25)、『矢野くんの普通の日々』(‘24)『劇場版　美しい彼～eternal~』(‘23)などがあり、８月22日より『隣のステラ』が控えている。

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