奥野壮
『ONE PIECE』は僕のバイブル。
サンジのような男に憧れます
現在放送中のドラマ『女子高生、僧になる。』で、主人公・麦の幼なじみで麦の祖父が遺した寺で住職として寺の再建に協力する柊を演じている奥野壮さん。インタビュー後編では、学校生活の思い出や好きな漫画についてなど、奥野さんの気になる素顔に迫ります。
©「女子高生、僧になる」製作委員会・MBS
学校生活で
印象に残っている思い出を教えてください。
一番楽しかった思い出は体育祭ですね。僕が通っていた高校は、赤、青、黄色に分かれたチーム戦で、僕は青組だったんです。組ごとにダンスをする競技があったのですが、曲に合わせて踊ったことはよく覚えています。
地元の大阪で
友達とよく行っていたスポットはありますか?
中・高校生のころはあまり地元から出ずに、市内で遊ぶことが多かったです。学生の頃はお金もあまりないので、ちょっと大きめの公園にみんなで集まってボールを蹴って遊んだり、学校帰りにコンビニに寄って買い食いしたりしていました。そんなことくらいしかしていなかったと思います(笑)。
趣味は漫画を読むことだそうですね!
特に好きな作品を教えてください。
たくさんあって悩みますが、皆さんご存じの『ONE PIECE』はやっぱり譲れないですね。僕が物心ついた頃にはすでに有名な作品でしたし、アニメも見ていたので、僕は『ONE PIECE』と共に生きてきたと言っても過言ではないんです! 今もリアルタイムで読んでいますが、10年以上も継続していることって、僕にとってはワンピースを読む以外にないんです。そう考えると、僕の今の性格や考え方を形成するのに大きな部分を担っているのが『ONE PIECE』なんじゃないかと思うんです。
特に感化されたキャラクターはいますか?
僕はずっとサンジになりたいと思っていて、原作で「俺は死んでも女は蹴らん」と言うシーンがあるのですが、そういうちょっと男心をくすぐる感じが大好きなんです。
8月で23歳を迎えました。
早速ですが、どんな年にしたいですか?
23歳は「変化の年」にしたいなと思っています。デビューしてからこれまで、割とコンスタントにお仕事をさせていただいて、今が6年目になるのですが、1番変化があったのが、1年目と2年目だったんです。1年目は『仮面ライダージオウ』という、初めての、しかも主演の仕事が決まったこともあって、その1年間は環境もガラッと変わって、まさに怒涛の日々でした。1年間ずっと同じ作品をやっていたので、一つの作品にその年を懸ける、というような気持ちでしたが、2年目からは、一つの作品が終わった3ヶ月後とかにまた別の作品に入る、という環境の変化に戸惑ったこともあったんです。
1年の間に次々と違う役を演じるのは
頭や心がついていかなそうですね。
それからの4年くらいは2年目と同じようなルーティーンで、一つの仕事が終わったらまた別の仕事に入っていくということを繰り返しながらやっていたので慣れてはきましたが、そろそろ自分にも新しい風を入れたいので、今年はこれまでとはまた違った変化のある年にできたらなと思っています。
奥野壮
おくの そう
取材をさせていただいたのは、よく晴れたとても暑い日。外ロケでの撮影でしたが、眩しい日差しに時々目を細めながらも様々な表情を見せてくださった奥野さん。色気のある表情と、少しあどけなさの残る笑顔のギャップにスタッフは釘付けでした。FAST初登場、ありがとうございました!
2000年8月21日生まれ。
最近の出演作に、映画『Gメン』(‘23)、KBC『福岡恋愛白書18 春のおとなりさん』(‘23)、Hulu『ココロノナカ』(‘22) 、LINEVISION『可愛くなったらさようなら』(‘22)、ABC/EX『恋に無駄口』(‘22)、映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』(‘22)、『灰色の壁―大宮ノトーリアス―』(‘22)、『私がモテてどうすんだ』(‘20)などがある。
©「女子高生、僧になる」製作委員会・MBS
ドラマ『女子高生、僧になる。』
〈放送〉
MBS 毎週日曜24:50~
テレビ神奈川 9/22スタート 毎週金曜24:00~
チバテレ 毎週火曜23:30~
テレ玉 9/23スタート 毎週木曜25:30~
とちテレ 毎週水曜25:30~
NBC長崎放送 9/25スタート 毎週月曜24:55~
群馬テレビ 10/2スタート 毎週月曜22:30~
<配信>見逃し配信1週間あり
出演:畑芽育 奥野壮 他
監督:横尾初喜
脚本:森ハヤシ
制作プロダクション:ソケット
製作:「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS
※Team Credit
カメラマン:涌井光
ヘアメイク:牧野裕大(vierge)
スタイリスト:三宅剛
インタビュー:根津香菜子
記事:根津香菜子/緒方百恵