草川拓弥
「やりたい」だけが叶う世界じゃないから
触れるチャンスの全てから「大切」を見つける―
フリーマガジンを経て3度目のタクヤさんは「草川拓弥」として現れた。「人見知り」と自身を評する彼からはいつだって「謙虚さ」が透過している。誰もが「放っておけない、放っておきたくない」と思う“人間的引力”はソロの撮影中にも放たれ続けていた。遊び心溢れるスタッフさんに囲まれ「何してんだよ~」と綻ぶ彼の笑顔は呼吸をするかのように気持ちよく自然体。人が空気を求めるように、ごく当たり前に彼を求める。底知れない妙味に今日も私たちは魅了されてしまうのだ。
欠かせないもの
“ゲーム”
本当にゲームが好きなんです(笑)。「どうして好きなんだろう?」と思った時に、もちろんゲームの世界観やクオリティの高さも好きなんですけど「友達とやれること」が一番の理由なんだと気づきました。仲間と1位を目指して作戦を練って…そういったコミュニケーションって日常でも大事じゃないですか。その大事さに気づけて、1位を取った時の喜びを友達と共有できるのって「なんか嬉しいな」と。僕にとっては「仲間とのコミュニケーション」を保つために割と大切なツールなんだと思います。それこそ2対2で戦っていて、自分の味方がやられた時に「攻めに行くか」それとも「味方を先に蘇生するか」その駆け引きが結構大事なんですよ!…って、熱くなっちゃいました(笑)。
人生の選択をする際の草川拓弥の軸
“無駄に見えることをどれだけ大切に出来るか”
出来ることなら「自分が楽しいことだけをしたい」と思うけれど、人生そう簡単にはいかないじゃないですか。「あ、苦手だな」と思う仕事って多分この世界は多い方だと思うんです。決まったルーティンがないからこそやることが本当にバラバラで。特に僕はグループ活動もやっているのでいろんなジャンルの仕事をすることが多く…。もちろんたまに「ちょっと自分には苦手な分野かな」と思う時もあるんですけど、その中に逆に自分の糧になるものが潜んでいたりするんですよね。そう考えると「一見無駄に見えることをどれだけ大切に出来るか」というのが僕の軸になっている気がします。だからこそ自分が「やる意味」を理解できない時は人に聞くようにしていますね。事務所の目指している方向性や考え方もありますし、発信したいことを、しっかり言葉を選んで発信しなくてはいけないので、意見の食い違いがあった時にはちゃんと聞くようにして。そうすることで「あ、だからこうするんだ」というのも理解できますしね。とは言えノリでやっちゃう時もあるんですけど(笑)。
好きな言葉
“ありがとう”
簡単なんですけど「ありがとう」ってすごく大切な言葉だと思うんです。どんなに関係値が高くても言うべき言葉だし「親しき中にも礼儀あり」だと思いますし。何気ないところで感謝の気持ちが伝えられる人は素敵だな、と思うので「ありがとう」という言葉がすごく好きです。今日はありがとうございました(笑)!
草川拓弥
くさかわ たくや
1994年11月24日生まれ。
「現状」を客観視する静かな審美眼を持つ傍ら、放埒な情熱を連れて誠実に道を踏みしめてゆく26歳。
木ドラ25『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
出演:赤楚衛二 浅香航大 ゆうたろう 草川拓弥(超特急) 佐藤玲 鈴之助/町田啓太
テレビ東京ほか:毎週木曜深夜1時~1時30分
BSテレ東/BSテレ東4K:毎週火曜深夜0時~0時30分
TV放送終了後より「TSUTAYAプレミアム」にて独占配信開始!
※他社見逃し配信を除く
詳細は公式HPにて
※item Credit
衣装協力
・LAD MUSICIAN(LAD MUSICIAN HARAJUKU 03-3470-6760)
・Paraboot(パラブーツ青山店 03-5766-6688)
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
スタイリスト:東正晃
ディレクション:町山博彦
インタビュー・記事:満斗りょう