松本大輝
『ウルトラマンデッカー』のオーディションで
「やれることは全部やった」
7月9日より放送中の『ウルトラマンデッカー』で主人公・アスミ_カナタ役に抜擢された松本大輝さん。182センチの長身に、爽やかな笑顔が目を引く23歳です。俳優デビューから約3年。本作がテレビドラマ初主演である松本さんに、作品の見どころや現場の様子を語っていただきました。
これまでウルトラシリーズの作品に触れたことは
ありましたか?
子どもの頃に『ウルトラマンコスモス』を観ていました。昔の自分がヒーローに「かっこいい!」と夢中になったように、今の子どもたちにも「ウルトラマンデッカーってかっこいい!」と感じてもらえたらうれしいです。
アスミ_カナタ役が決まったときの気持ちを
教えてください。
テレビドラマ初主演、しかもウルトラマンの主人公ですから。「これまで頑張ってきてよかった」という気持ちでいっぱいでした。
オーディションで手応えは感じましたか?
手応えとは少し違いますけど、「やれることは全部やった」という感覚はありました。これでダメならもう仕方ない、と。
オーディション中に見せた笑顔が
決め手になったとか。
武居正能監督の中で、僕の笑顔がカナタとリンクしたそうです。カナタは、お調子者なところもあるけど、すごく真っ直ぐな青年です。僕自身も簡単には諦められない性格というか、「とりあえずやってみる」みたいなところがあるので、そこは役と似ているかもしれません。
現場はどんな雰囲気ですか?
すごく明るいです! 特に雅哉さん(黄川田雅哉)と佐江さん(宮澤佐江)です。笑い声が聞こえてきて、「あ、雅哉さん今いるな」「佐江さんもいるな」とわかります(笑)。おふたりがいつも元気なおかげで、僕もパワーを引き出してもらっています。
松本さんは座長として
どんなことを意識していますか?
スタッフさんに「ゲストの方々は他のキャストやスタッフとの関係が築かれていないから、輪に入りやすいようにしてあげてね」と言われて、ゲストの方には自分から声をかけるように意識しています。作品に関わる皆さんに「ここは楽しい現場だ」と感じてもらいたいです。
「将来こんなふうになりたい」というイメージはありますか?
今後も謙虚さを忘れず、いろんな方の気持ちを考えられる人でありたいです。
最後に『ウルトラマンデッカー』の見どころを
教えてください。
CGもアクションも撮影技術も、僕が昔見ていたウルトラ作品からすごく進化していて驚きました。これが初めてのウルトラシリーズという方はもちろん、ずっとシリーズから離れていた方にも久々に観ていただいて、「今のウルトラマンはこうなのか!」とびっくりしてもらいたいです。
松本大輝
まつもと ひろき
身長が高く、顔が小さい!衣装のブルーがとてもお似合いで爽やかさが爆発しており、松本さんを見ていると夏を満喫した気分になりました!取材をさせていただいて、ウルトラマンになるために生まれてきたような方だと感じました。とても気さくで明るい松本さん。北海道出身のスタッフと地元トークで盛り上がっていました!
『ウルトラマンデッカー』
テレビ東京系にて毎週土曜あさ9時から好評放送中。
出演:松本大輝・村山優香・大地伸永・宮澤佐江・小柳友・黄川田雅哉・寺坂頼我 ほか
声の出演:土田大 ほか
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:花房みなみ
スタイリスト:カワセ136
ディレクション:半澤暁
インタビュー:原田イチボ
記事:原田イチボ、近谷奈生