渡邊圭祐
『仮面ライダー』を経て、
新たな一歩を踏み出した彼自身の魅力に迫る――
仮面ライダー×渡邊圭祐
今回の映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファーストジェネレーション』は、テレビ版での『仮面ライダー ジオウ』が終了して、スピンオフの撮影や全国でのイベントを終えての撮影でした。言うなれば締めくくり的な存在。やっぱり寂しいものがありましたね。一年間試行錯誤しながらやってきたものが終わるっていうのは感慨深くて。「ようやくヒーローが終わった…」といった感じでした。
そんなヒーローを卒業し、
新たな門出としてのドラマ出演。
意気込みをお願いします。
これまではデビュー作ということもあって、インタビューや視聴者の方も『ウォズ』役として見てくださっている方が多かったんですが、今度は初めて人間の役(笑)。“渡邊圭祐”という一人の人間のことも知ってもらいつつ、同時にいい作品に出来たらいいな、と思います。
これからやってみたい役はありますか?
人間味あふれる役がやってみたいですね。『仮面ライダー』ではけっこう浮世離れしたヒーロー役だったので、感情が揺れ動くような役がやってみたいです。喜びだったり、怒りだったり、感情のすべてに深く触れる役に挑戦したいかな。
欠かせないもの
“お風呂”
僕、長風呂は出来ないんですけど、銭湯が大好きなんです。台本がそばにあると常に仕事のことを考えてしまうので、そんな時は手ぶらで何も持たずに銭湯へ行ってすべてをオフにするようにしています。よく行く銭湯に縁側みたいな場所があって、お風呂に入った後にそこで服を着て涼むのが僕のリフレッシュ法です。
渡邊圭祐の軸
“楽しめそうなことか”
何かを選択する時は「自分自身が楽しめそうなこと」を必ず選ぶようにしています。何をやっていても自分が楽しんでいないと良いものは作れないと思うんです。楽しむことで自分の中に入って来るものや、反対に出すことが出来るものもあると思うので、「楽しめるか」を重視していますね。
好きな言葉
“勝手に生きろ!”
(著:チャールズ・ブコウスキー)
僕の好きな本のタイトルです。本当にダメ人間を描いている物語なんですが、それがかっこよくて。自分のやりたいように生きたいように生きる。そんな風に自分の欲だけに忠実な生き方ってすごくかっこいいし羨ましい。僕も、自分できちんと拭えるレベルのことであれば自由に生きていきたいですね。
渡邊圭祐
わたなべ けいすけ
1993年11月21日生まれ。
鋭く鮮麗な顔立ちと抜群のスタイルを持つ一方で、穏やかに紡ぐ言葉が印象的な26歳。
映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファーストジェネレーション』/ ウォズ役
2019年12月21日(土) 全国ロードショー
(http://kamenrider-winter.com/)
2020年1月期TBS火曜ドラマ
『恋はつづくよどこまでも』
レギュラー出演決定!
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:金田紗世子(MAKE ON)
スタイリング&ディレクション:町山博彦
インタビュー・記事:満斗りょう