9人での初舞台、
聞いた時はどんな気持ちでしたか?
「やっと全員で舞台を出来る日が来たな」とワクワクしたと同時に、「どうなるんだろう」と不安にもなりました。個性豊かなメンバーなので、ワクワクと不安、いろんな意味で楽しみですね。
9人が揃うとどんな雰囲気なんですか?
かなり自由です。個々で話している感じかな。スマホを触っている人、ワイワイやっている人、本を読んでいる人もいますし…いい意味でまとまりがないです(笑)。
本当に自由ですね!
打ち合わせもかなり自由だとか…(笑)。
みんなで試行錯誤して意見交換をしているんですが、「この意見がどうまとまるんだろう」と僕ら自身も未知数なんです。打ち合わせの司会は基本的に秋山さん(秋山慎太郎)。他のメンバーが言いたいことをどんどん言って、その意見を集めて形にしてくれています。みんなバンバン意見を出す中で、翔くん(青柳翔)はワンポイントで「なるほど!」という意見を出すタイプ。なので、劇団 EXILEの母親が秋山さんで父親が翔くんって感じですね。で、他のメンバーががやがやした子供たちって感じかな(笑)。
仲の良さとチームのまとまりが伝わってきます。
八木さんにとって“劇団 EXILE”ってどんな存在ですか?
この世界に居させていただいている“家”のようなものですね。一人で活動している時に学んだものや経験値を最終的に還元する場というか…。帰って来る場所でもあり、このままじゃいけないという危機感も与えてくれる唯一無二の存在です。劇団のメンバーもみんなだんだんと成長して頑張っているので「自分も頑張らなきゃ」と刺激を受けますね。各々が個々で活躍すればするほど、“劇団 EXILE”の名前が大きくなるじゃないですか。そうすれば、「“劇団 EXILE”を大きくしよう」とみんなで掲げている一つの目標に近づくことが出来る。だからこそ一人で活動している時も、“劇団 EXILE”という看板を背負っている責任を持ち続けるようにしています。
各々が持ち寄るエッセンスがどう混ざっていくのか、
楽しみですね!では舞台の意気込みをお願いします。
個人的には、ワンポイントで笑わせることができる「飛び道具」のような存在になりたいです。僕にしか出来ないようないいスパイスを舞台に加えられたらいいな。全体としては、観てくださるお客様を楽しませるのはもちろん、僕たち“劇団 EXILE”としても次のステージに向かって良いスタートをきれるような舞台にしたいですね。
最後に楽しみに待っているファンの皆さんに
メッセージをいただけますか?
劇団 EXILE全員でやる舞台は初めてで、僕ら自身どうなるか分からないんですが、本当に面白いものを作ろうと頑張っています。本番は皆さんは大きな船に乗ったような気持ちで安心して観ていただいて、心から楽しんでいただけたら嬉しいです!
劇団 EXILE
『勇者のために鐘は鳴る』
〈あらすじ〉
気がつくとゲームの中の世界に入っていた 9 人の男達。元の世界に戻ろうと、勇者になってモンスターを倒しなが らゴールを目指す。現実ではそれぞれ悩みを抱えていた彼らだったが、冒険の中で大切な事に気づいていく…。そしていよいよゴールが目前に迫った時、まさかの事実が判明!9 人の運命は大きく揺れ動いてしまう。
■劇団 EXILE
EXILE パフォーマーを中心に 2007 年に旗揚げをし、数々の舞台を上演していく中で、2009 年から4回に及ぶ「劇団 EXILE」オーディションを経て、現在の 9 名のメンバーで構成に至る。2015 年の劇団 EXILE 公演以降は、個人 活動が活発になり、それぞれが映画、ドラマ、舞台、作家活動等、活躍の場を広げている。
公式Twitter(https://twitter.com/gekidanexile)
EXILE TRIBE mobile(m.tribe-m.jp/)
八木将康
やぎ まさやす
1987年8月28日生まれ。
笑顔を運ぶ明るさと筋の通った真摯さに「一緒に居たい」と思わせる魅力を持った32歳。
劇団EXILE公式Twitter(https://twitter.com/gekidanexile)
EXILE TRIBE mobile(m.tribe-m.jp/)
劇団 EXILE『勇者のために鐘は鳴る』
原案プロデュース:劇団EXILE 脚本:畑雅文
演出:川本成(時速246億)/ ゼネラルプロデューサー:HIRO
出演:劇団 EXILE
劇場:2020年1月24日(金)~2月2日(日) TBS赤坂ACTシアター
2020年2月13日(木)~2月16日(日) 梅田芸術劇場メインホール
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
撮影ディレクション:町山博彦
インタビュー・記事:満斗りょう