西銘駿
ドラマ『Re:フォロワー』、映画『ダウト 嘘つき男は誰』
演じた彼が読み解く、何層にも折り重なるキャラクターたち―
映画『Re:フォロワー』
<あらすじ>
とある図書館に集う4人の美しい男たち。実は世間で話題のSNS「クレシダ」を運営するメンバーだった。「クレシダ」に悩みや不満をぶつけると、選ばれた者だけに「言葉」が与えられ、解決してくれる。そんな噂で、「クレシダ」は圧倒的フォロワー数を誇る巨大インフルエンサーとなった。しかし、誰もその「クレシダ」を運営しているのが、この4人だとは知らない4人がそれぞれの能力を生かして、SNSの「裏アカ」を使い、依頼者の悩みを解決しているのだ。しかし、その結果、依頼者が幸せになるかどうかは本人次第。中には過激な仕置きを受けて社会的に抹殺される人間も…。そんな「クレシダ」を追うゴロツキ記者の五島は、「クレシダ」というアカウント名が11年前に世間を騒がせた小学生殺人事件、通称「クレシダ事件」と関連があるのではないかと追い続けている。次第に明らかになる「クレシダ」の目的と、登場人物たちの本当の姿とは…。
映画『Re:フォロワー』
池永一十三×西銘駿
すごく明るくて優しい青年。ですが、時折意味深な発言をする謎な一面もある人です。
気鋭の演出家・西田大輔さんの台本。
初めて読んだ時、いかがでしたか?
題材がSNSという馴染みのあるツールだったので読みやすかったですね。
序盤の段階でSNSメインだった物語が、後半で人間ドラマメインに作品の色が変わっていくんです。後半に向けて一話から五話くらいまで伏線が所々張られているんですが、結末を知った上で二回目を観ていくと、より楽しめるような作品になっていると思います。
西田さんの伏線演出にも注目ですね!
はい!
『クレシダ』の4人は皆それぞれに謎を持っていて、「何でこの人こんな表情をしたんだろう?」とか「何でこんなこと言ったの?」とか、前半に感じた少しの違和感が後半にきいてくるので、その辺も是非楽しんでいただきたいです。とにかく西田さんの伏線の張り方が細かくて(笑)!僕らも現場で「そういうことか!」「ここにあの伏線がきいてくるのか!」と驚くことばかりでした。だからと言って、伏線に気づかないと置いて行かれるような作品ではなく、気づけなくても十分に楽しめる作品になっていると思います。
一か月の撮影期間、どんな現場でしたか?
ドラマ自体はシリアスな部分も多い作品ですが、現場は和気あいあいとしていました。役者、スタッフさんの本番になった時のスイッチの切り替えがハッキリしている現場でしたね。
チームが一丸となっている様子が伝わってきます!
では、作品を楽しみにしている方々へ
見どころをお願いします。
まず、一十三の見どころとしては、過去の回想シーンが時折入ってくるのですが、過去と現在とじゃ一十三のテンションが全然違うんです。そのテンションの差への疑問をずっと持ち続けて見ていただけると、より池永一十三に入り込んで楽しめると思います。作品としては、映像・カメラアングル・BGM、全てが今までにないような作りになっているので、その新感覚の部分に注目してほしいです!「かっこよく見せようとか、綺麗に見せようってのはダサい。見ている人をいかに引き込むか、違ったアングルで勝負するか、それが俺のポリシー。」と、仰っていた西田さんの言葉の真意を是非味わっていただきたいですね。チーム皆が、この作品は絶対に素晴らしくなるから、自分たちの100%を持って撮り終えようという覚悟を胸に挑んだ作品。シリアスなシーンから、ちょっぴり奇抜なポップなシーンまで、色んな楽しみ方ができる作品になったと思うので、是非一話だけでも観て欲しい!きっと次を見ずにはいられなくなると思います。僕は『Re:フォロワー』が大好きです!
玄野梓×西銘駿
すごくやりやすい役でした。「西銘くんのままでいいよ、西銘くんの人たらしな部分をどんどん出して!」と、言っていただいてスタートしました。僕としては初めての役どころ。演じていて新感覚でしたね。ただ、梓って見た目がどう見ても“騙しそうなヤツ”(笑)。なので、演じる時は素直に「自分はいい人だ」と思いながら芝居をしていました。
梓はマダム・キラーな小悪魔男子の設定ですが、
西銘さん自身と通ずるところって…?
楽しんでいる、というところ。梓は純粋に恋愛を楽しんでいるんです。僕も何事も楽しむようにしているので、その部分に関しては通ずるものがあったかな。
西銘さんの小悪魔役、楽しみです!
ゲームのファンも多い作品、
見どころを教えてください。
物語はもちろん、どのキャラを好きになるかもこの映画の楽しみ方の一つ。映画では語りつくせないほど、どのキャラクターもキャラが立っているので、推しキャラを見つけて何度も映画を観ていただけたら嬉しいですね。僕も見ているうちに色んなキャラを好きになっちゃっていました。
では最後に、西銘さんの推しキャラは?
志賀先生!
いい人なのに、とあることで香菜さん(堀田茜)にめっちゃくちゃに言われるんですよ。本当、すごい可哀想で(笑)。でもどこか、憎めない可愛さがあって好きなんですよね~。
西銘駿
にしめ しゅん
ドラマ『Re:フォロワー』/ 池永一十三役
ABCテレビ(関西):10月6日(日)スタート 毎週日曜よる11時35分~
テレビ朝日(関東):10月5日(土)スタート 毎週土曜深夜2時30分~
https://www.asahi.co.jp/refollower/
映画『ダウト 嘘つき男は誰』/ 玄野梓役
監督:永江二朗 脚本:鹿目けい子
出演:堀田茜・稲葉友・西銘駿・岩永徹也・久保田悠来 ほか
10月4日(金)全国ロードショー http://doubt-movie.com/
※衣装クレジット
Jacket:Black / ¥56,000(CK カルバン・クライン)
Tops:White / ¥14,000(CK カルバン・クライン)
Pants:Black / ¥23,000(CK カルバン・クライン)
他スタイリスト私物
(お問い合わせ先)
CK カルバン・クライン
電話番号:03-5476-5811(株)オンワード樫山 お客様相談室
住所:東京都港区海岸3.14.21 オンワード芝浦第4ビル
※チームクレジット
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:金田紗世子(MAKE ON)
ディレクション・スタイリング:半澤暁
インタビュー・編集:満斗りょう