山時聡真
優しさにふれた時、自然と出てくる言葉は「ありがとう」と「ごめんね」
FAST初登場の山時聡真さん。どんなタイプなのかを自己分析をしていただきながら紹介いたします。事務所の先輩とのつながりや尊敬ポイントも語っていただきましたので、20歳のフレッシュな素顔をお楽しみください。
W主演を務める映画『90メートル』の中川駿監督は、「素直で明るい人間性」と山時さんのことを表現されていらっしゃいました。ご自身で自己分析すると自分はどんなタイプだと思いますか?
「僕は素直で明るくて……」と、自分で言ってしまうぐらい明るい人だと思います(笑)。MBTI診断は「エンターテイナー」でした。もしその場がシラけてしまったとしても、それすらもおいしいと感じるくらい、へこまずにいられるタイプです。
結構、ポジティブなんですか?
そう思われがちなんですが、意外とそうではない時もあります。真面目に捉えすぎて、逆にいろいろ考えてしまいネガティブになる時もあります。仕事とプライベートの切り替えをしっかりしようと意識しているのも、作品の中に自分が入り込んでいると芝居ができないかもしれないと感じているからです。器用なタイプではないと思います。
だからこそ、仕事での自分とプライベートでの自分を分けることを大事にしているんですね。そんな山時さんの“強いもの”と“弱いもの”を教えてください。
夜に強く、朝に弱いです(笑)。
夜更かしをしちゃうんですか?
そうなんです。YouTubeは1回見始めてしまうと3時間ぐらい見ちゃいます。おすすめに出てきたものを見たり、ショート動画も永遠に見てしまいます。そのせいか、朝が本当に弱くて。対策になればと思い、最近アラームをもう一個増やしました!デジタル時計の目覚ましです。さらに、起きた時に計算式を解いて脳を働かせるタイプのアラームアプリをセット。絶対に起きて計算しないとアラームが鳴り止まないんです。それが結構難しくて「40足す80かける80……」という感じで。デジタル時計と計算アラームアプリを使ってなんとか頑張れています。
課題は、早寝早起きですね。
そうですね、それともう一つ。寒さに弱いです。
『90メートル』は寒い中での撮影だったそうですが、大丈夫でしたか?
なんとか乗り越えられました。現場にカイロを置いてくださったり、豚汁を作ってくださったりしたので温まりながら撮影をすることができました。外気を感じやすいというか、敏感なんです。冬は6枚くらい着込みますし、ひどい時はヒートテックを2枚重ね着しています(笑)。
今回出演した『90メートル』では困難な学生生活を送る高校生を演じましたが、山時さんが改めて失いたくないなと思ったものはなんですか?
家族と友達です。僕は一人で何でもできるタイプではなくて、本当にまわりの人たちに助けてもらいながら生きていると思います。一人で過ごすのも苦手で、休日は友達と遊んだり、家族と旅行に行ったりするので、やっぱり不可欠な存在です。悩みも全部友達と家族に聞いてもらうので、『90メートル』を通してより大切にしていこう、感謝を伝えていこうと思いました。
まわりの方に相談をするとのことですが、人生の岐路に立った時はどう決めていきますか?
自分の行動や発言を後悔しないかどうかを考えます。最近でいうと、大学に進学するかどうかで悩みましたが、進学しないのは後悔しそうだなと思い進学を決めました。やはり仕事との両立が難しい時もあるので、まわりの人たちと相談していきながら、自分で決めた道を頑張っていこうと思っています。
仕事と大学の両立。山時さんの場合、どう乗り越えているのですか?
「気合いと根性です!」と言いたいですが、高校のときから友達がノートを貸してくれたり、家族もできる限りのサポートや手助けをしてくれていたので、自分一人だけでは両立できなかったと思います。まわりの人たちへの感謝は、年齢を重ねるにつれてより実感がわいてきていますが、支えてくれている方への「ありがとう」と「ごめんね」は絶対に大切にしたい言葉です。どんなに仲がよくて近い存在だとしても、感謝と謝罪の気持ちは日頃からちゃんと言葉で伝えたいですし、僕も言われたら嬉しいので。自然と出てくる言葉でありたいなと思っています。
同じ事務所の先輩方の中で特に尊敬している方、共演したい方はどなたですか?
本当に皆さん尊敬しているんですが、特に尊敬しているのは、菅田将暉さんです。最近ライブにも行かせていただきました。たまに後輩に服をくれる会を開いてくださるんです。みんなでじゃんけんをして好きな服をもらっているんですが、後輩思いなところも素敵だなと思います。共演したい方で言うと中村倫也さんです。まだご一緒したことがないので、共演できるように頑張りたいです。中村さんのお芝居はもちろんですが、普段接してくださる時の言葉のチョイスがすごく面白いんです。どうすればセンスある喋り方ができるんだろうと、学びたい気持ちがあるので、お仕事でご一緒できたら休憩時間にお話を聞いてみたいなと思っています。後輩が出ている作品もよく見てくださっているので、『90メートル』も観ていただけるんじゃないかと期待しています!
今後はどのように活動していきたいですか?
お芝居を楽しいと思いながら、自分らしくこのお仕事をしていきたいです。尊敬する方はたくさんいるので、その方たちから学んだ部分を自分の引き出しに入れながら、自分の道を進んでいきたいと考えています。経験してみたいことはたくさんあって、それがお芝居だけなのかと言うとそんなことはないですし、いろいろなことに挑戦したいと思っています。
いろいろなことというと?
美容が好きなので、いつか商品開発みたいなことができたら楽しいだろうなと思います。歌も好きなのでボイストレーニングをして上手くなりたいという気持ちもあります。これからも表現の幅を広げていきたいです!
山時聡真
さんとき そうま
2005年6月6日生まれ。
撮影では、インタビューとはガラリと変わってすごく大人っぽい魅力を表現してくださった山時さん。カメラマンの要望もほとんどなしで、自分の中でポージングを考えて出してくださる姿に圧巻のスタッフでした。撮影中スタッフが少しよろけると心配しながら、場を和ませてくださるなど大人な対応もしてくださいました。(笑)撮影終了後にはスタッフに丁寧に挨拶をしつつ、撮れた写真のモニターを見るなど、礼儀正しく、仕事に対する意識や真面目さがしっかりとある方だなと感じました。これからもどんな場所でもムードメーカー的存在を発揮しつつも、求められている役に対して、しっかりと準備をして臨まれる山時さんのご活躍を応援しております。初登場ありがとうございました。
最近の出演作に、テレビドラマでは、日本テレビ『ちはやふる-めぐり-』(‘25)、テレビ朝日『民王R』(‘24)、『マルス-ゼロの革命-』(‘24)、映画では、『蔵のある街』(‘25)、『アンダーニンジャ』(‘25)、『あのコはだぁれ?』(‘24)などがある。2026年4月クールのTBS火曜ドラマ『時すでにおスシ⁉』も控えている。
©2026映画『90メートル』製作委員会製作委員会
タイトル:映画『90メートル
キャスト:山時聡真 菅野美穂
南琴奈 田中偉登 / 西野七瀬
荻野みかん 朝井大智 藤本沙紀 オラキオ 金澤美穂 市原茉莉 少路勇介
監督・脚本 : 中川駿
主題歌:大森元貴「0.2mm」(ユニバーサル ミュージック / EMI Records)
プロデューサー:辻本珠子 藤本款 宇田川寧 田口雄介
製作:映画「90メートル」製作委員会 製作プロダクション : ダブ 配給:クロックワークス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
©2026映画『90メートル』製作委員会製作委員会
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:髙橋幸一(Nestation)
スタイリスト:西村咲喜
インタビュー:相原郁美
記事:相原郁美/有松駿