永田崇人
デビュー5周年を迎えて、いま彼が想うこと
そして視線の先の未来―
柔らかい雰囲気を纏いながらも、しっかりと芯の通った瞳が印象的な永田さん。舞台、映像、そして歌手…幅広い活動を続け、芸能生活5周年を迎えた永田さんにデビュー当時のお話から、この先の未来のことまでいろいろとお聞きしました。
俳優になったきっかけ
大学生当時、パワーがみなぎっていたんです(笑)。そのパワーが抑えきれず、いろんなことをやってみたんですが何かしっくりこなくて…。就職時期になり「このまま一般企業に勤めるのは違うなあ」と思っていた矢先、熊本のタウン情報誌のカメラマンさんに「高良健吾くんみたいに俳優さんやったらいいじゃん」と言われて。そこから健吾さんの作品を観始めて、「俳優ってかっこいいし、楽しそうだな」と思って上京しました。最初はそのくらい軽い気持ちでした(笑)。
初めての仕事で印象深い記憶って…?
養成所に通っていたこともあって、エキストラなど色んな仕事をしたので何を最初とするかなんですけど…印象深い最初の仕事でいうとLittle Glee MonsterさんのPVの撮影かな。僕は後ろの方で踊っていて、「Little Glee Monsterさん、キラキラしているなぁ。僕も頑張ろう。」と思ったのを覚えています。
映像作品現場での思い出
お芝居ではないんですけど、「すごいセット!」と思ったのは『ワンピース』のシネアド(映画の前に流れるCM)撮影。映画館でそのCMを観た時ももちろん驚いたし嬉しかったんですが、ロケ地が本当にすごくて(笑)。まだあまり映像作品をやっていなかった時だったこともあり、特別な想いのある撮影になりました。
舞台作品現場での思い出
舞台デビューの『ワンピース』のショー。僕にとっては初めての舞台、作品的にも初めての試みでみんな右も左も分からない状態だったんですけど、だからこそ「やってやろう!」という強い想いがチームにあったのを鮮明に覚えています。すごく緊張していたんですが、いざ始まったらお客さんがすごくあたたかくてありがたかったです。「楽しい時はあっという間」というように、気づいたらもう終わっていて(笑)。今はもうあの時ほど舞台では緊張しなくなりました。舞台って“チーム戦”だと思えるので心強さがあるんですよね。
これからやってみたい役
ん~何だろうな…あ、侍役とか!時代劇がやりたいです。ちょんまげで、バリバリ殺陣やって…みたいな。あとは、今までのドラマでは比較的明るくて元気な役が多かったので、もう少し物静かな役もやってみたいですね。
Dear, 5年後の永田崇人へ
この仕事を続けていて欲しいな。5年後には10周年。僕自身も30代に突入するのか…。
誰かが「何でも10年やって初めて本当の意味でプロになる」と言っていたので、10周年になるまでにもっといろんな挑戦をして、失敗して、本当の意味でのプロになっていたいです。今よりも極めていたいと思います。あとは周りの先輩から「30代は中身だからな!そこからが男だ!」とよく言われるので、ちゃんと内面も磨いていきたいです。いろんなところに足を運んで、いろんなものを吸収し続けて、かっこいい30代になれるよう頑張ります。
Dear, ファンの皆さん
まず、いつも本当にありがとうございます。ファンの皆さんの支えなしでは出来なかったことがたくさんあります。そして、この5年でファンになってくれた方もいれば、ファンじゃなくなってしまった方もきっといらっしゃるはず。今この記事を読んでくれて僕についてきてくれているファンの方に伝えたいのは、「もっと皆さんと素敵な景色を見たい」ということ。僕、ファンの方のことを『タカトモ』と呼んでいるんですが、ファンの皆さんとは友達のように一緒に歩いているようなイメージがあるんです。そう言ってくださる方もありがたいことに多くて。だからこそ僕自身もっと頑張らなきゃと思わせてもらえています。
5周年を迎えて楽曲配信決定!
やっと皆さんのお手元に届くのが嬉しいです。他のアーティストさんの曲も素敵だと思いますが、とりあえず配信される2曲はずっとリピートで聴いていただいて…(笑)。2曲とも全く違う雰囲気なので楽しんでいただければと思います。舞台やイベント以外の会えない期間にも、「僕と過ごしてもらえる時間が増えたらいいな」とずっと思っていたんです。ぜひ生活の一部に永田崇人を取り込んでください!
欠かせないもの
“睡眠”
僕、本気出したらすごいですよ。二か月くらい寝れそうです(笑)。睡眠時間が短いと頭がまわらないんですよね…。
永田崇人の軸
“未来の自分のために出来ることを選ぶ”
何かをする時は、未来の自分がいい俳優やいい人間であるための選択をします。それが楽しいことであっても、苦しいことであっても。ただ、けっこう楽しいことにいきがちとも言われるんですけど…(笑)。僕は苦しんで成長したこともあれば、楽しくて成長できた部分もあるので両方をいい塩梅で経験していきたいんですよ。苦しいことばかりだと修行みたいになっちゃうじゃないですか(笑)。
座右の銘
“ない”
よくインタビューなどでも聞かれるんですが、そのたびに「特にないな…」と(笑)。こういうのって、きっと無理に探すのも違うと思うので。とは言え、いろんな人と話したり聞いたりした言葉やその時に感じたものはきちんと自分の中に残っています。それが言葉じゃないだけで、僕の中に“大切なもの”としてきちんと存在していますね。
詳しくはFAST公式Twitterにて
<5years Aniversary 「タカトーク2020」>
8月16日(日)大阪・朝日生命ホール
8月23日(日)東京・有楽町朝日ホール
永田崇人
ながた たかと
1993年8月23日生まれ。
揺らぐことのない独自のリズムと世界観をナチュラルに構築しつつ、冷静な感性で道を選んでいく26歳。
※Item Credit
Outer:B/Cシャツ/グレージュ¥27,000+tax(WRAPINKNOT)
Tops:BATTLE P.T2 TEE/BLK/¥11,000+tax(VOTE MAKE NEW CLOTHES)
Pants:R/Sカーブ/BEG/¥17,800+tax(BARNSTORMER)
Shoes:LORY/WHT/¥33,000+tax(YOAK)
(お問い合わせ先)
HEMT PR
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前2-31-8 FKビル3F
Tell:03-6721-0882
※Team Credit
カメラマン:YURIE PEPE
スタイリング・ディレクション:町山博彦
インタビュー・記事:満斗りょう