『Never Mine』by 2号車/カイ
カイ:僕は以前から「水を使った演出をしたい」と言っていて。今回「できるよ」と言ってくださったので「じゃあやりましょう!」と。構成を考えている時点で『Hey Hey Hey』のそれぞれの盤に入っていた『Before Dawn』をパフォーマンスで使いたいと思っていたんです。全然披露できていない曲でしたし、聴き方によってポジティブにもネガティブにも捉えられる曲だったので『Never Mine』とくっつけてパフォーマンスをすれば面白い演出ができるんじゃないか、と思ってやらせていただきました。衣装もタカシと相談して。タカシの狙い通りだったらしいです(笑)。
FAST:真っ白なお衣装ですよね。
カイ:そう、イイ感じに透けてて(笑)。「水の演出をやりたい」と言ったら、タカシが「じゃあこういうのがいいんじゃない?」って。
タカシ:「あ、良かった。イイ感じに透けてる!」と満足でした(笑)。それぞれのイメージや個性に合った衣装を考えたいと思っていたので、いろんな角度からのアイデアがあったんですが、『Never Mine』に関しては直接的じゃない色気を出したいと思って。出来を観た時に「これいいな」と思わず自画自賛しちゃいました(笑)。嬉しかったです(笑)。
FAST:ファンの皆さんも大感謝だと思います(笑)。
カイ:タカシに言ってください(笑)。
『So Crazy』by 3号車/リョウガ
リョウガ:僕は「おまかせ」というプロデュースをさせていただきました。以上ですね(笑)。
カイ:いや、やめなさいよ(笑)。
リョウガ:何でしょう。曲の通りなんですよ。単純に曲の世界観として「光」と「闇」というか、「陽」と「陰」というか、二面性を出すようなものだったので、それに沿ったダンスなどを提案いただきつつ、お客さんを入れていない会場だからこそ出来るレーザーの演出もさせていただいて。レーザーに関しては、今までの全てのライブのレーザー演出を上回る激しいレーザーで興奮しましたね。お客さんがいると「目に入ったらダメ」などの制限が設けられているんですよ。それを全く気にせずにできるからこそ、相当派手なことをやらせていただいて。映像で観ても圧巻だったので、すごく満足しています。
FAST:映像もすごく綺麗でした。それこそゲームの世界に入っていらっしゃるような。
リョウガ:そう。唯一僕がプロデュースした部分は、映像部分の上下グレーのスウェット衣装(笑)。僕が「これがいい」と言わせていただいたので、そこはこだわりの演出です。
『凱歌』by 4号車/タクヤ
FAST:以前のインタビューで「『凱歌』のパフォーマンスでは炎を使いたい」と仰っていましたが、実際に炎を使われていらっしゃいましたよね。
タクヤ:そうですね。今回、家からなかなか出れない今の日常から「解放されて暴れたい」という気持ちを表現したくて。ライブができないこともそうですし、仕事や学校など、皆さんの当たり前だったプライベートがいきなり崩れて、且つ、何かに縛られたような感覚を覚えた期間だと思うんです。そういったものから解き放たれるイメージで演出させていただきました。本当は前半部分の歌い出しからサビまでも踊る予定だったんですが、やっていくうちに「何もしないでただ階段を降りて表情で魅せたほうが、よりその後の演出が引き立つかな」と思って。とにかく「日常が崩されたことへの怒り」をぶつけました。鎖から放たれる瞬間に「打ち勝ったぞ」と。そこのリンクが伝わっていたら嬉しいです。
『Jasper』by 5号車/ユーキ
ユーキ:『Jasper』の演出は、曲を聴いた時に僕の中に一番に浮かんだ「砂漠を彷徨っている」というイメージから考えました。スナイパー感というか、何か一点をずっと狙っている感じというか。僕はそういった「ちょっとソワソワする」ような雰囲気を感じていたんです。衣装を考えてくれたタカシには「『北斗の拳』のようにマントを被りたい」と伝えて (笑)。パフォーマンスに関しては、後半に向かってだんだんと盛り上がるイメージで踊らせていただきました。
『My Answer』by 7号車/タカシ
タカシ:『My Answer』は曲調的にも明るく、メッセージ性もしっかりしているので、映像に青空を広げたりして「どこまでも突き抜ける明るさ」を意識しました。ラップパートではメンバーのみんなが合流してラップをしてくれている場面があったりと、今までとは少し違ったパフォーマンスの形になっています。僕自身、メンバーに背中を押されているような気持ちになりました(笑)。「みんなで一緒に上がっていくぞ!」という決意を表現した『My Answer』になったんじゃないかな、と思います。
FAST:お衣装もツナギのような衣装に変わっていましたよね。
タカシ:そうですね。実は衣装自体にも「これからも突き進んでいくぞ!」といったメッセージを込めているんです。
サプライズ&ハプニングについて語ります。
タカシ:本当に確認しきれないほどメッセージ量があるライブになりました。
FAST:かっこいいだけでなく、面白いシーンもたくさんありますよね。タカシさんがメンバーのジッパーを一人ずつ開けていくくだりなど…
ユーキ:『SAY NO』のところかな?お好きですか(笑)?
FAST:素晴らしいサプライズでした(笑)。
ユーキ:素晴らしい(笑)。あれ、本当に唐突にやってきたんです。
タカシ:唐突にやったのに、まさかの『Asayake』の伏線になっていたという…(笑)。
リョウガ:何が連動してたんだよ(笑)。
ユーキ:『SAY NO』でみんなの上の衣装のジッパーをタカシが開けていくところあるじゃん。あれが俺だけ下だったの。実際には下げられてないんだけどね(笑)。
タクヤ:ユーキだけが下で(笑)。
ユーキ:下を狙われたから「やめろよ」って言ってたら、見事に『Asayake』で伏線回収されてた(笑)。
リョウガ:じゃあタカシのせいじゃん。やってんなあ(笑)。
ユーキ:いやいや、タカシのせいって(笑)。見事に奇跡が起きてしまった。変なスーパースターが出来ちゃったみたいな。
タクヤ:いらねえよ(笑)。
ホワイトデーの今日。
8号車の皆様に愛のこもったメッセージをお願いします。
カイ:好きです。
リョウガ:え?いやいやいやいや(笑)。許されないよ?
ユーキ:普段から8号車の皆さんにはチョコよりも甘い気持ちをいっぱい貰っているので、本当に感謝しきれないんですけど…。ホワイトデーということで言わせていただくとすれば、「これから先も僕たちはチョコ以上の愛情をいっぱい伝えていきたい」と思っています。その気持ちを是非受け取っていただきたいのと、ついでに『Superstar』を観ていただけたら…どう持っていこう(笑)。
リョウガ:「と思っています」で終われば良かったじゃん(笑)。
ユーキ:いや、それだと整ってないじゃん。一応ブルーレイにかけないと、と思って。
リョウガ:何で固まってないのに喋ったんだよ(笑)。
ユーキ:「誰も喋らないかな」と思って(笑)。
リョウガ:いいんだよ、間を埋めようとしなくて(笑)。
ユーキ:見切り発車しちゃったんですけど(笑)。「チョコの甘さ」というところにかけると、『Superstar』の特に3日目は「観ている人を翻弄させる」ような内容になっているので、是非とも僕らのライブを観て翻弄されながらチョコを食べていただければ、と(笑)。
タクヤ:どういうことだよ(笑)。
ユーキ:どうにか頑張ってみた(笑)。ホワイトデーなんでね、クッキーでもいいですし。じゃあ、次、タカシ。
タカシ:最近は直接会える機会が本当に少なくなってしまったけれど、「8号車に対する想い」は全く揺るがないですし、むしろさらに大きくなっていく気しかしないです。本当にささやかなお返しになってしまうかもしれないけれど、8号車の皆さんに愛を頂いている分、僕たちもこの『Superstar』を通してお返し出来たらいいな、と思います。いつも本当にありがとうございます。(ニコ)
FAST:最後の「ニコッ」を皆さんにお見せできないのがもどかしいです…!では、タクヤさんお願いします。
タクヤ:ユーキが言ってくれたように普段から8号車の皆さんには、応援や愛をたくさん頂いていますし、日々感謝もしているんですけども…今回、この記事がホワイトデーに出るということでね、ホワイトデーの3月14日の数字を足したらちょうど「8」になるんですよ。
一同:おお!!
リョウガ:都市伝説かよ(笑)。なになに(笑)。
タクヤ:いや、たまたまだったんですけど(笑)。でもなんかそういうのに運命を感じちゃう自分がいるので、ホワイトデーはFASTの記事を読みながら8号車のことをずっと考えて一日終わりたいな、と。
ユーキ:わぁ~!素敵じゃない!
カイ:急にオネエみたいな(笑)。
FAST:さすがです!いい流れがきてますね(笑)。では、そのまま、カイさん。
カイ:今回ね、この記事がホワイトデーに出るということで。知ってるか分からないんですけど、3月14日を足したら「8」になるんですよ。
タクヤ:もう喋る前から顔に出てるんだよ(笑)。
カイ:「8」になるの。
タクヤ:もう聞いたよ(笑)。
カイ:僕は8号車の「8」、パチパチという気持ちで「8号車の皆さんがとにかく明るく過ごせる年にしたい」と思っているので、少し値段は張るんですけど、内容的には3公演とメイキングとCDが入っているお値段以上のブルーレイを是非、手に取って笑顔になっていただきたいと思います。「お値段以上、○トリ」くらい満足させるからな、ということでよろしくお願いします(笑)。
ユーキ:セールスが上手いな(笑)。最後じゃあビシッとリョウガ。
リョウガ:え~何ですかね。バレンタインデーからホワイトデーって2つ繋がるイベントじゃないですか。8号車の皆さんの中には、僕たちに「バレンタインのプレゼントを渡したい」と思ってくださっていた方もいらっしゃると思うんです。ある種、そのプレゼントを2ペーパーにしていただいて、おつりと一緒に僕らからのホワイトデーギフトである『Superstar』ブルーレイを受け取ってくださったら、バレンタインデーもホワイトデーもさらには超特急までも楽しんでいただけると思います(笑)。本来であれば無料で渡したいところなんですが、ちょっとね、この状況下なので多少のお支払いをしていただく形となりました。よろしくお願いします(笑)!
FAST:ありがとうございます。しっかりとセールスもしていただいて(笑)。
カイ:俺らカットだよ、多分…。
リョウガ:やっぱり…?
カイ:記事見たらタクヤまでの3人しか話してないことになってるかもしれない。あ、僕とリョウガはTwitterで大丈夫です(笑)。
リョウガ:コメントだけ(笑)。
カイ:Twitterで、カイ・リョウガ「好きだよ」だけで大丈夫です(笑)。