鈴木康介
「シャフ~浅草の秘宝~」「赤ひげ2」
初出演ドラマに主演舞台など
勢いが止まらない彼をフューチャー
俳優デビューからわずか10カ月で映画・ドラマ・舞台・モデルに連続ドラマ初出演、舞台出演も控える若手俳優の素顔とは。
■舞台「シャフ~浅草の秘宝~」
浅草軽演劇集団・ウズイチ×鈴木康介
芝居はもちろん、お笑いやダンスなど色んなジャンルが楽しめる劇団です。僕たち俳優陣にとっては、これから長くお芝居をやっていく中で必要なものが全て入っているので、この劇団の活動が学びの場にもなっています。
— 劇団としては5回目、
鈴木さんとしては3回目の今回の公演。
どんな舞台にしたいですか?
第3回公演『シャフ~Vol,3~』で初めてお芝居に挑戦させていただいて、次の第4回公演『シャフ~えびす屋と浅草六芸神~』ではありがたいことに主演をさせていただきました。その中で課題もたくさん見えてきて…。今回の第5回公演『シャフ~浅草の秘宝~』は、初のドラマ撮影なども経ての公演になるので今の自分の集大成を皆さんにお見せしたいですね。前回に比べて驚くほどの成長を見せられたらいいな。レベルアップした舞台を作っていくつもりです!
— 劇団のファンとして舞台を観てきた皆さん、
鈴木さんを見続けてきた方たち、
色んな方が楽しみにしている舞台だと思います。
ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
一番に伝えたいのは、ファンの皆さんの存在が僕たちのモチベーションになるということ。そして、皆さんが思っている以上に僕らのエネルギーになってくれているということです。配信だったり、舞台だったり、見に来てくれる方が沢山いて、そのたびに沢山の方が応援してくれていることを毎回再認識しています。そうやって応援してくれる方たちに“いいもの”を届けたい。次は僕が芝居で恩返しをします!
■ドラマ「赤ひげ2」
田山真一郎×鈴木康介
田山を見つけるのはすごく難しかった…。現代劇だと、「この人この友達に似てるな。」って想像がつきやすいんですが、実際に存在しない時代劇の人物なので模索しました。結果、田山は純粋で生意気な新人医者ってところにたどり着きました。(笑)いいとこ育ちがゆえに、自分を過信していて周囲をイラっとさせるような発言を悪気なくしてしまう。その一方で医者としての志はすごく高く、師匠の赤ひげ先生(船越英一郎)を純粋に慕っている、そんな少し天然で真っすぐな青年です。
初めてのドラマ出演とお聞きしましたが、
大変だったことはありますか?
大変だったのは、アクションとセリフの同時進行ですね。時代劇だったので聞いたことのない言葉や言ったことのない言い回しも沢山出てきましたし、医療シーンの包帯の巻き方や、糸を針に通したりする一つ一つの仕草とセリフの時間配分がきちっと決まっていて、かなり緊張しました。
舞台とはまた違った緊張感が?
監督に「舞台は長距離走、映像は短距離走」という言葉をいただいて。サッカーで例えると一試合の長い間の緊張感と、PK戦の一瞬の緊張感という感じ。まったく違う種類の緊張感がありました。
鈴木さんの初出演ドラマ、
楽しみにしている方に
一言メッセージをお願いします。
僕の演じた田山は最初は本当にダメダメな男の子です。その田山が、赤ひげ先生のもとで様々な光景と出会ってどんどん成長していく、そんな部分も楽しんでいただけたら嬉しいです。きっと、少しずつ成長していく田山を好きになってもらえると思います。どんなに周りに言われても決して諦めない。彼の医者への揺るぎない想いに、是非注目していただきたいです。
鈴木康介
すずき こうすけ
1997年12月29日生まれ。浅草軽演劇集団・ウズイチのメンバー。俳優デビューからわずか10カ月で映画・ドラマ・舞台に出演。モデルとしても活躍する今大注目の若手俳優。
浅草軽演劇集団・ウズイチ第5回公演
『シャフ~浅草の秘宝~』
2019年8月29日(木)-9月8日(日) 浅草九劇
脚本・演出:正安寺悠造(DACTparty)
振付:塩野拓矢(梅棒)
NHK BS時代劇『赤ひげ2』/田山真一郎役
2019年11月1日(金)スタート
BSプレミアム 毎週金曜よる8時~8時43分
※衣装クレジット
全てスタイリスト私物
※チームクレジット
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:金田紗世子(AXY)
スタイリング・ディレクション:町山博彦
インタビュー・編集:満斗りょう