野村康太
“ぼっち”行動はどこまででもできるけど好きではない
昨年7月のFAST初登場時、順風満帆ながらも冷静に自身を見つめる様子が印象的だった野村康太さん。以降も、ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』や、現在放送中のドラマ『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』など、話題作への出演が続く野村さんに、現在公開中の主演映画『6人ぼっち』にちなんだ質問のほか、この一年で感じる周囲の変化についてもお聞きしました。

『6人ぼっち』は初の単独主演映画となりますが、座長として心がけていたことはありますか?
最初は“座長としてみんなをまとめなきゃ!”とか“自分が引っ張らなきゃ!”とか思っていたのですが、結局、そんなに引っ張ることもできず……役者として先輩の方が多いこともあり、周りの方々の力をものすごくお借りしながら、助けていただきながら臨んでいました。
これまでたくさんの主演俳優をご覧になってきたと思いますが、座長としての姿が印象的だった方は?
ドラマ『夫の家庭を壊すまで』でご一緒した松本まりかさんは、作品に対して本当にいろんなことを考えていて、熱量が半端じゃないなと感じました。「俳優というのは、いい意味でも悪い意味でも周囲に影響を及ぼしてしまう職業だから。セリフ一つにしても、言い方をちょっと変えるだけで、イメージがガラッと変わるんだよ」とおっしゃっていたのが印象的で、僕もかなり影響を受けました。

糸は、修学旅行の班長としてメンバーをまとめることに悩み、ビジネス書を読んだりしていましたが、ご自身が悩んだときにはどうやって解決しますか?
僕は、誰かに話します。家族や友達に話を聞いてもらっただけで悩みがなくなることもありますし、アドバイスをいただいて参考にすることもあります。
相談するのに決まった方はいらっしゃるのですか?
友達だと、ホントになんでも話せる人が一人います。友達といっても10歳ぐらい年上なんですけど、びっくりするくらいマインドがポジティブなんです。悩みを相談すると、いつもすごくステキな言葉をくれたり、「気にしなくていいよ」と言ってくれたりして、僕の心の支えになっています。

タイトルにちなんで……“ぼっち”行動は、どこまで大丈夫ですか?
筋トレと……というか、やろうと思えばどこまででもできるんですけど、好きではないです。筋トレも、基本的には誰かと一緒にしたいですし、サウナも誰かと入りたいですし、ごはんも絶対に誰かと食べたいですし。逆に、絶対に一人じゃないとイヤなのは、洋服を買いにいくこと。僕は悩んで悩んで(服を)買うので、毎回かなり時間がかかっちゃうんです。(同行者を)待たせちゃってるなーと思いながら買い物をするのが苦手なんですよね。
前回FASTにご登場くださったのが2024年7月で、その際には「最近は料理が趣味で、ハンバーグや生姜焼きを作ってみたい」とおっしゃっていました。
えっとぉ~、たぶん、その次の週ぐらいには(料理を)しなくなりました(笑)。それ以来、料理はいっさいしていません……。

そうなのですね(笑)。では、最近ハマっていることはありますか?
一日200グラムを目安に、たんぱく質を摂ることにハマっています。
それは、ご自身で計算しながら?
はい。コンビニとかでごはんを買うときも、全部、商品裏の成分表示を見て計算します。

そうすることによって、どういった効果が得られるのですか?
筋肉が落ちにくくなるのと。筋トレしたときにたんぱく質を適切に摂ると、筋肉がより成長しやすいらしいんです。
同じくそのときのインタビューで、SNSのフォロワー数を増やしたいともおっしゃっていましたが、現在、Instagramのフォロワーが40万人……。
いきました!!
この一年で、ご自身に対する世間の反応や認知度に変化を感じますか?
めちゃくちゃ感じます。街で「ドラマ観てました」などと声をかけていただくことがすごく増えました。TikTokでも、ファンの方々が僕の動画を作ってくれているんですけど、それに対してたくさんの「いいね」がついていたりして。すごくうれしいです!

それは、昨年7月期のドラマ『夫の家庭を壊すままで』への出演も大きく影響しているのでしょうか。
大きいと思います。あのドラマに出ているときは、友達から「観たよ」と言われることも、それまでで一番多かったです。
主演の松本まりかさんからは、芝居のアドバイスもいただきましたか?
はい。「(芝居をしている)相手の目を見るだけで、お芝居の視野が全然変わる」と言われて。今もお芝居をするときにすごく意識しているんですが、ホントにびっくりするぐらい変わるんですよ。その言葉は、ずっと心に留めています。

野村康太
のむら こうた
2003年11月30日生まれ。メンズノンノ専属モデル。
撮影が始まると、カメラマンにも丁寧に挨拶をされていた野村さん。FASTの撮影だけでなくその日は何度も階段を登り降りされていた野村さん。FASTの撮影でも階段の登り降りをお願いしてしまいしたが、疲れた様子一切見せず笑顔の表情で、快く引き受けてくださいました。やはりスタイルもさることながら手足も長く存在感は圧倒的でした。近くで拝見した時の犬のような表情も可愛らしく、今回もギャップにやられたスタッフでした。これからも素直でピュアな一面もありつつも決める時はかっこよく決めるギャップでこれからのご活躍も応援しております!
約1年ぶりのご出演ありがとうございました!
最近の出演作に、テレビドラマでは、テレビ東京『ディアマイベイビー〜私があなたを支配するまで〜』(‘25)、カンテレ・フジテレビ『パラレル夫婦 死んだ”僕と妻”の真実』(‘25)、TBS『クジャクのダンス、誰が見た?』(‘25)、MBS・TBS『その着せ替え人形は恋をする』(‘24)、テレビ東京『夫の家庭を壊すまで』(‘24)映画では、『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』(‘24)、『ただ、あなたを理解したい』(‘24)などがある。

©2025『6人ぼっち』製作委員会
タイトル:『6人ぼっち』
キャスト:野村康太、吉田晴登、三原羽衣、松尾潤、鈴木美羽、中山ひなの
小西詠斗、賀屋壮也(かが屋)
監督:宗綱弟
企画・脚本:政池洋佑
エグゼクティブプロデューサー:野田爽介
プロデューサー:熊田泰祐
音楽:坂本秀一
編集:上野聡一
製作幹事:FOR YOU
製作プロダクション:isai
配給:ギグリーボックス
配給協力:フューレック
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:SUGA NAKATA(GLEAM)
スタイリスト:能城匠(TakumiNoshiro)
インタビュー:林桃
記事:林桃/有松駿