甲斐翔真
「その笑顔を見るために」
そう言い切る彼の純真な“ステージ愛”
Time Capsule of FAST
FASTへ甲斐さんが初めて出演してくださったのは
2019年の12月、初ミュージカルの舞台を踏む前のこと。
初出演時のインタビューの答えと
現在の甲斐さんの答えに変化はあるのか?
是非、初出演記事と比べてご覧ください。
初出演:2019年12月
欠かせないもの
“炭酸飲料”(2019年12月)
今の僕の欠かせないものはリップクリームです。これは成長なのかな(笑)?ただ、一つ言うと今楽屋に炭酸飲料があります(笑)。最近は唇が乾くとダメなんです…。(2021年現在)
甲斐翔真の軸
“空気を読んで出しゃばらないこと”(2019年12月)
軸か…カッコイイことを言うと、お客さんの幸せそうな顔、それをもう一度見たくて稽古している日々ですね。シンプルに人の心を動かしたいんです。笑顔だけじゃなく涙も同じ。本番中に鼻をすすっている音だけで「あ、心が動いている」と思って嬉しくなっちゃいます。人の心を動かすことってすごく難しいことじゃないですか。涙が出るほど誰かの心を動かせたんだと思うと、めちゃくちゃ嬉しいんです。
好きな言葉
“型にこだわるな!”(2019年12月)
へ~!何でそう思ったんだろう(笑)。でも、スマホに手書きで言葉を残すのは変わってないな。ちょっとスマホを確認しますね。お、「その場所にあるべき姿でいること」って書いてある…。これはですね、ミュージカルをやっていると「若手だ」「新人だ」と言われることがあるんですが、任されている役は当たり前に「新人」ではないわけで。例えば『マリー・アントワネット』だったら、お客さんは「新人の演じるフェルセン」ではなく、「フェルセン」という青年を観に来るわけじゃないですか。もちろん「頑張っているね」と応援していただけることはとても嬉しいんですが、僕自身経歴を気にせずに「フェルセン」でいるべきだと思ったんです。何か挑戦しなければならない局面が来た時に「その場所にあるべき姿でいること」という言葉を意識すれば堂々といられる気がします。(2021年現在)
甲斐翔真
かい しょうま
1997年11月14日生まれ。
真の通った一翼に魅せられ、誠実に天翔ける彼の姿を「見つめ続けたい」と願ってしまうほどの引力を持つ23歳。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
TBS赤坂ACTシアター(東京):
2021年5月21日(金)~6月13日(日)
梅田芸術劇場メインホール(大阪):
2021年7月3日(土)~7月11日(日)
愛知県芸術劇場大ホール(愛知):
2021年7月17日(土)~7月18日(日)
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
出演:黒羽麻璃央/甲斐翔真(Wキャスト)
伊原六花/天翔愛(Wキャスト)
味方良介/前田公輝(Wキャスト)
新里宏太/大久保祥太郎(Wキャスト)
立石俊樹/吉田広大(Wキャスト)
小㞍健太/堀内將平(Wキャスト) ほか
※Item Credit
ジャケット¥78,100 シャツ¥26,400、
パンツ¥29,700
(全て ラッド ミュージシャン/
ラッド ミュージシャン 原宿 03-3470-6760)
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:木内真奈美(Otie)
スタイリスト:吉本知嗣
インタビュー・記事:満斗りょう