芸能界入りのキッカケ

キッカケはスカウトです。僕、小学6年生まで水泳一筋で「中学校に入ったら水泳をやめてバスケ部に入ろうかな～」なんて思っていたんです。でも、小学校卒業間近の時に行った地元のお祭りでスカウトされて。僕からすれば知らない女の方が近づいてくるんですよ。もう恐怖でしかなくて「お母さーん！！」と叫んだのを覚えています（笑）。で、母に対応してもらったら「芸能事務所の人だよ」と言われて。元々、芸能界には興味がなかったんですが「とりあえず一回行ってみるか」という話になって今にいたります。

事務所に所属してから今までの活動の中で

悔しかったことは？

“悔しい”に入るかは分からないんですが、中学2年生か3年生の時にEBiDAN研究生のプロジェクトで歌割りのオーディションで選ばれて、そこからはどの楽曲にも必ず僕に歌割りが周ってきていたんです。「なんだ、この曲も？」みたいに思っている自分もいて…。でも新しい子がEBiDANに入ってきてからは僕の歌割りがパタッとなくなったんです。そりゃそうなんですよね。僕は「自分が上だ」と自分の力を過剰評価していたので、それ以上の向上がなかったんですよ。ずっとその場で止まっているだけだから新しい子にどんどん抜かされていって…。その時に初めて「悔しい」と思いました。そこからBATTLE BOYSという企画が始まったんですが、当時の僕はランキングがかなり下のほうで。でもそれが突き付けられた現実。そこで「人気で選ばれるところを僕は技術で選ばれるようにしよう」と決めました。そこからはダンスと歌を頑張ったかな。今ではそれが一番のバネになっていたと思います。

では、一番嬉しかったことを教えてください。

『原因は自分である。』の改名前のグループ、『BATTLE STREET』のメンバーに選ばれた時は嬉しかったですね。選ばれたのが高校1年生の時だったんですが、それまでずっと頑張ってはいるつもりでもランキングは下の方で、正直諦めている自分もいたんです。「この企画で選ばれなかったらEBiDANは辞めよう」と思っていたので、選ばれた時は本当に嬉しかったですね。初めて「頑張ってよかった」と思えた瞬間でした。

現在の大倉空人の強み

メンバーの良いところや楽しいところをブログに書ける！この自粛期間中いつもよりブログの更新を頑張っていたんですが、その時に他のメンバーのことについても書くようにしていました。僕と他のメンバーとの更新率に差が出てしまうと「どうして空人は更新しているのに××くんは更新しないの？」といったような意見に変わってきてしまうと思って。だったら僕がブログの更新時に他のメンバーのことも書いていれば、大倉空人というフィルターを一個挟んでいたとしても各々のメンバーのファンに向けてそのメンバーのことを届けられるじゃないですか。例えば「今日××と電話でこんな話をしたよ」と書くだけで「××くん本当可愛い！」となるんですよ。僕はブログのコメントもYouTubeのコメントも全部読ませていただいているので、皆さんからの「ありがとう」の言葉がとても嬉しかったです。「多くの人が喜んでくれている」と実感させてもらえました。ブログの更新を続けることができたのも皆さんのおかげ。感謝しています。