柊太朗
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
色々な刺激を受けて、
よりこの仕事に熱中している
歴代戦隊シリーズの中でも異彩を放つ作品である『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』。個性的なキャラクターが溢れる同作において、ハードボイルドでミステリアスな逃亡者・イヌブラザー/犬塚翼を演じている柊太朗さん。今回は物語が大きく動くこととなるイヌブラザー/犬塚翼がメインとなる回のお話をお聞きしつつ、柊太朗さんの作品への想いや今後の目標など、パーソナルな内容も語っていただいた。
<あらすじ>
突如、ヒーローになる力を得た女子高生・鬼頭はるかが、謎の男・桃井陣に指令を受けることから世界が動き出す。
「君には仲間がいる。まずは“桃井タロウ”を探し出せ!そして忠誠を誓うのだ!」
桃井タロウはいったい誰でどこにあるのか……?そして仲間とは……?
2022年、《桃太郎》をモチーフとした、いまだかつて見たことのないヒーローが誕生!
桃太郎が、サル・イヌ・キジ・をお供に鬼退治したように、ドンモモタロウが、サルブラザー、イヌブラザー、キジブラザーさらにオニシスターとともに悪に立ち向かう。
その名も『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』!
柊太朗さんが演じる犬塚翼がメインの回では、毎回ドンブラザーズのメンバーが集まっているのですが、11話もそうなんでしょうか?
そうですね。僕が演じる翼をきっかけにドンブラザーズのメンバーが集合します。5話では全員と初めましてだったので、自己紹介的な雰囲気でしたが、今回は一度会っていることもあり、クラス替えして数ヶ月経ったくらいの関係性になっています(笑)。普通の戦隊シリーズなら、仲間との人間関係って真っ先に作られると思うんですけど、ドンブラザーズは11話にして、ちょっと話し始めた感じです(笑)。
本当に今までにない個性的な作品ですよね!
演じている僕らやスタッフさんたちはもう“ドンブラ中毒”に侵されていて、普通だと思っちゃってます(笑)。どれだけ個性的な内容でも、「まぁ、ドンブラザーズだし」と(笑)。作中であまりにも全員集合がないので、王道の戦隊シリーズの集合から変身までの流れをスピンオフで配信しています。でもコメントで「ドンブラザーズっぽくない」とあって、僕たちも何か違うなと。完全に“ドンブラ中毒”です(笑)。
演じられている犬塚翼は馴染んできましたか?
まだまだ謎が多いんですが、周りとの関係性や過去もぼんやりと見えてきて、やっと大枠が固まってきたという感じです。僕もいまだに視聴者の方が知っている情報以上のことは何も知らないんです。逃亡者なんで何かと一人のシーンも多くて、戦隊メンバーよりも警察や刑事役の方と現場が一緒になることの方が多いんですよね(笑)。
戦隊シリーズの現場で特に印象に残っていることはありますか?
11話で派手なアクションシーンがあるのですが、その時に初めてワイヤーを取り入れたアクションがありました。それまでは壁を乗り越えたり走って逃げたりなど、逃亡者的な動きが多かったので、戦隊シリーズならではの動きができて楽しかったです。こういった新しい刺激もあって、もっともっと役者を頑張っていきたいと思いました。
そもそも役者の道に進まれたきっかけは何ですか?
:『恋する♡週末ホームステイ』という恋愛リアリティーショーに出演させていただいたことがきっかけです。そこで色々な方に見てもらえて、芸能界に興味を持ち、自分で事務所に応募しました。最初はモデル志望だったのですが、自分が出演する立場になって映画や舞台を見た時、今までと見方や捉え方が変わって、奥深くて面白いと思うようになりました。これまでの人生で本気で夢中になった経験がなかったのですが、役者の仕事はすごく熱中できて、好きになれたんです。なので、頑張っていきたいと思っています。
戦隊シリーズへの出演など順調にステップアップされていますね!
ありがとうございます。レッスンや現場を通して自分のできること、逆にできないところが明確にわかるようになり、そこからどんどん現場でも成長を感じられるようになってきました。ここがダメなんだというのをちゃんと考えられる、それくらいの熱量をこの仕事に対して持てているのが、僕としては大きいです。
今後の目標はありますか?
今出演させていただいている戦隊シリーズをスタートに、自分の俳優活動が本格的に始まってくると思っています。色々な役を経験していきたいです。個人的にやってみたいのは、武士とか武将だったり、普通なら今の時代では絶対にできない役ですね。大河ドラマや朝ドラで明治、江戸時代を舞台にした作品など、今この時代ではできない役をどんどんやっていきたいです。
柊太朗
とうたろう
高身長でスタイル抜群。穏やかで落ち着いている柊太朗さんですが、インタビュー中や撮影中はとてもよく笑ってくださいました!マネージャーさん、スタイリストさん、ヘアメイクさんととても仲が良く、とっても良い雰囲気の中、取材をさせていただきました。取材終了後、最後まで残ってお礼を言ってにこにこしており、スタッフもほっこりしました!
※Item credit
Dress¥48,400
Shirt¥37,400
Pants¥41,800
すべて Ground Y/ヨウジヤマモトプレスルーム(03-5463-1500)
※Team Credit
カメラマン:鈴木寿教
ヘアメイク:榎本愛子
スタイリスト:金野春奈(impiger)
ディレクション:半澤暁
インタビュー:山根将悟
記事:山根将悟/近谷奈生